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食べたいものは作る

昨日の夜、パンを作ったら盛大に失敗した。

これで2回目だ。

生地は膨らまずボソボソして、出来損ないのホットケーキみたいなパンが出来上がった。

何が悪かったのか原因探索、思い当たる節はある。

 


そもそもうちには何かを計るものがない。

計量スプーンもないし、もちろん量りもない、あるのはタッパにメモリが刻んである容器だけだ。

多分、割と適当に「このスプーン1杯を10gくらいとして、砂糖を2杯」とか、イースト小袋11g入りなので3等分したらいっか。

塩はひとつまみが3gって何かに書いてあったような?

油は…こんなもん。

この辺りの計測がうまくいってない可能性は大いにある。

料理はアドリブを効かせてもいいが、パンとお菓子は計測が命だと家庭科の先生が言ってた。

 


しかし、計るものがないんだからあるものでやるしかない。

昨日は生地がどろどろすぎて、ちっとも固まってくれなかったから粉の量を増やしてみよう。

発酵がイマイチだったのか、はたまた生地を練りすぎたのか、そもそも新しく買ってきたこの粉が強力粉かどうかすら怪しい。

料理というか科学の実験に近いものを感じながらパンを作る。

 


ないものは作るしかない。

アフリカに住んで、海外生活しているいろんな人のブログやSNSを読み漁って気がついた境地。

みんな日本料理が恋しくなったら作っている、納豆、味噌、うどん、豆腐。

あれもないこれもないと嘆くより、あるもので作る。

努力を怠らない海外生活の先輩たちを見習って、私もふわふわのちぎりパンを作るのだ!

 


レシピはばくばクックさんを参考にした。

彼のレシピは洗い物が少なくて良い、節水。

フライパンに牛乳を入れ人肌に温める、そこに砂糖を入れ粉を半分くらい入れ油も入れて混ぜ合わせる。

そこに塩とイースト、残りの粉を入れて練り10分おく。

今日は混ぜた時点でまとまりがあり、動画に近い質感になったのでちょっと期待。

10分後、パンチするためにフライパンを開けるとしっかり膨らんでいる。

おお!求めていた質感がここにある!

30回ほど生地を下から持ち上げるように中央に寄せてまた10分置く。

ここで気を抜いてはいけない、しかし明らかに昨日より良い仕上がりだ。

もう一度10分置いてパンチ。

しかし、形成の段階でやはり柔らかすぎる。

グルテンが足りないのか???

とりあえず30分発酵させるとそれなりの形になったのでそのまま焼くことにした。

 


超弱火で10分、ひっくり返して10分。

前回よりはマシな仕上がり、でも思ってたんと違う。

ふわふわ感はなく、どっしりとして身が詰まった感じのパンになってしまった。

パンはパン、ということでロマは喜んで食べてくれた。

日本にいるときはどんなに時間があってもやりたくなかった料理が、今楽しいと思える。

それは食べてくれる人がいるからなのかもしれない。

次こそは成功させたいパン作り。

 

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