こんにちは!シーズンお疲れ様でした。
今回はS38~S40で使用した構築を紹介します!
並びは↓です!

それでは構築を紹介します!
コンセプト
・パワーが高いポケモンによる、確度の高いメタ
構築経緯
5シーズン目となったレギュIでは強力な構築系統が複数定着しており、それぞれの視点から考えた結果、すべての構築に対して全対応することは不可能であると結論付けた。ただ、その一方で環境が固まっていること自体は間違いないため、"対策しやすい構築"への勝率を安定させた上で、対策しにくい構築にも不利を取らないことを目標とした。
環境に多い中で比較的対策しやすい構築は「ホウオウ」軸と仮定した。「ホウオウ」はレギュIの3,4シーズンで結果を残したために増加したが、詰ませ性能が高い反面火力が高いわけではないため、後出しじゃんけんで対応しやすい。
そこで、まずはホウオウの最強技「聖なる炎」に後出しすることができ、安定した負荷をかけられるキョジオーンから組み始めた。このポケモンを使う上で、ホウオウ側の最もメジャーな対策である「眠るディンルー」を克服することが必須であったため、最も強く出られる「ボディプレス」を採用することにした。
さらに、このキョジオーンと、「格闘等倍以下テラスのホウオウ」「格闘等倍以下テラスのテラスディンルー」を崩せるポケモンを合わせることで詰ませられる試合が格段に少なくなるため、この条件を満たす汎用性の高いポケモンとして、「ゴーストテラスで草結び持ちの襷黒バドレックス」を採用。
あと1枠で満たしたいのは、「黒バドをはじめとした様々なアタッカーの処理」「テラスディンルー+ホウオウへのテラス無しでの崩し(相手のアタッカー押し付け(ウーラオス等)=キョジオーンがテラスするパターンに勝ちたい)」であったため、イナズマドライブでホウオウをワンパンでき、スカーフ以外の黒バドに上から処理を狙えるスカーフミライドンを採用した。
次に、ミライドン+ホウオウに勝つために、キョジオーン+黒バドレックスorミライドンと組み合わせていなしながら崩せると考え、ディンルーを採用。
残り2枠では、剣舞パオジアンを採用しつつ補完を行うことで、環境に対する勝率を高められると考え、枠圧縮のためにザシアン・コライドンへのクッションとなるHBランドロスを採用。
パオジアンは、受けにくい黒バド・コライ・ディンルーの並びに構築単位で最も強くなるよう、AD溶けない氷で採用。
対戦や机上での思考を行いながら、環境に存在する構築全体への勝率期待値が最大となるように、テラス・配分・技を調整。
構築が完成した。

個体紹介
※採用順

キョジオーン@食べ残し 清めの塩
テラスタイプ:水
腕白207(252)-120-188(164)-*-122(92)-48(個体値16)
塩漬け 守る ボディプレス 自己再生
HB-特化コライドン、特化カイリューのスケイルショット及び特化白バドレックスのタネマシンガンがずれる
HD-残飯2回込み、特化ミライドンのテラスシャインを86.9%で2耐え
臆病黒バドレックスの眼鏡アストラルビットを残飯1回込み確定2耐え
S-最遅白バドレックス抜かれ
9世代の怪物。
清めの塩×塩漬けで「相手の受けポケモンの状態異常を無効化して、安定した負荷をかけて詰ませていく」のが最強のポケモン。今回は、「聖なる炎への後出しが安定する」「ホウオウに対して塩漬けが4倍弱点で、裏にまで塩漬けが有効に働きやすい」ことで「対策が難しすぎず、対策する価値がある」ホウオウ絡みに有利を取れることを評価して、この怪物を軸として構築を組み始めた。
塩漬け守る自己再生で最低限の性能を担保することが出来るため、余った1枠でホウオウ軸にさらに有利を取ることが出来ると思い、「ボディプレス」を採用。これにより、「ホウオウ軸のキョジオーン対策筆頭の、眠る×設置技×吹き飛ばしで塩漬けにテンポを取ってくるディンルーに対して、相手がテラスを切らなければ、塩漬け×ボディプレスで押し込める」という強みを獲得。ここで、相手のディンルーがHBに厚い残飯だとギリギリ眠るで受けられてしまうが、それさえも"ミライドンのエレキフィールド"で崩しを行える。これにより、ホウオウ側の対策を貫通する真の怪物となり、確実に有利展開に持ち込みやすくなった。
テラスタイプを水にすることで、ボディプレスでの崩しを行うためのB振りと合わせて、「パオジアン、ウーラオス」等の受けにくい物理アタッカーに自然に役割を持てるようにした。これに伴い、最遅白バド抜かれ調整にすることで、トリックルーム白バドレックスへの役割を安定させることが出来る。

バドレックス@気合いの襷 人馬一体
テラスタイプ:ゴースト
臆病175-81(個体値0)-101(4)-217(252)-120-222(252)
アストラルビット 草結び アンコール 守る(S38,40)⇔サイコショック(S39)
B-ウーラオスの水流連打がずれる
C-ぶっぱ
D4ホウオウにテラスアストラルビット×2が224~
S-最速
最強格の禁止伝説。
今回は、「格闘等倍以下テラスホウオウ+ディンルー」「ホウオウ+格闘等倍以下テラスディンルー」を崩せる高速アタッカーとして採用。ボディプレスキョジオーンと組み合わせることで、「ゴーストテラスアストラルビット」と「草結び」でいかなる状況でもホウオウ・ディンルーを能動的に押し込むことが出来るため、これらを自然に打ち分けで押し付けられる、「ゴーストテラス×襷」が強力であった。
また、襷型で自然に採用出来る「アンコール」が非常に強く、「塩漬けに耐性を持つ身代わり耐性」「自己再生連打へのPP枯らし」「吹き飛ばしをずらす」ことで、勝ち筋をつくり負け筋を減らす強い立ち回りを行える。もちろん、有象無象への詰めとしても非常に万能である。
アストラルビット・草結び・アンコールは確定であったが、今回の構築では物理×特殊のアタッカーを重ねて崩す黒バド+コライのような動きをすることが少なく、悪巧みの必要性は低いと考えていたため、そのスペースに少し珍しい「守る」を採用している。
これにより、釣り交換や高速アタッカーへの様子見や、安定した詰めが可能となり、圧力をかけている状態でのテラス択を緩和することが出来た。特に、ミライドン相手では、「ボルトチェンジならディンルー(等の地面)に引きたい」「テラスシャインならアストラルビットを押したい」という択が初手から発生しがちだが、守るで一度技を見ることで嚙み合いをかなり減らすことが出来た。
S39では瞑想テラパゴスやチョッキ持ちを強く意識して守る→サイコショックで使用して、テラパゴスには比較的余裕を持ってほとんど勝つことができたが、守るが無いことで多くの高速アタッカー(特に、ミライドン)に安定しなくなり、レートを上げ切ることが出来なかったため、S40では守るを再び採用することとなった。

ミライドン@拘りスカーフ ハドロンエンジン
テラスタイプ:フェアリー
控えめ188(100)-90(個体値20)-121(4)-203(244)-137(12)-175(148)
イナズマドライブ 流星群 マジカルシャイン ボルトチェンジ
HD-臆病黒バドレックスの+1アストラルビット最高乱数切り耐え
C-出来るだけ高く
ステルスロック+イナズマドライブで、191-122(特化イナズマドライブ最高乱数切り)の黒バドレックスを落とせる確率が最大
無振りコライドンにイナズマドライブが78.9%の乱数二発
S-最速テツノワダチ+2
(スカーフミライドン、意地スケショコライドンを抜くことを意識)
最強格の禁止伝説2。
極めてバランスの良い種族値に加えて、「特性での催眠耐性」「スカーフ×ボルトチェンジによる高火力のずらした殴り」が強いポケモン。今回は、「スカーフ枠でありながら、軸でメタ対象としていないコライ+ゴーストに抗いやすい性能」「眠り無効による、ディンルー・ヘイラッシャの崩し」の2点に重きを置いて、採用に至った。これにより、「対処の難しい様々な黒バドレックスやスカーフルナアーラに安定する」「キョジオーンやパオジアンでのディンルー・ヘイラッシャの崩しをサポート出来る」と、構築の対応範囲を広げることが出来た。
フェアリーテラスがシンプルだが非常に強力であり、ミラー・パオジアン・コライドンへの優秀な耐性でありながら、「フェアリー黒バドレックス+地面に一致技が一貫しない」「地面テラス黒バドレックスに電気技が一貫せず、眼鏡テラバーストで倒される」問題を解決しながら、一貫しやすい技で殴ることが出来る。
今回、ミライドンを使う上で特に意識したことは、"受けにいかに勝率を上げられるか"ということである。その理由として、電気・ドラゴンが無効化される点や、「流星群」の命中不安といった性質上、殴り合いではどうしても考慮しきれない負け筋が生じやすい一方で、相手の火力がそれほど高くない場合には、「ボルトチェンジを軸に、地面タイプや地面テラスに後出しじゃんけんをしながら、構築単位で崩す」という安定した試合運びが可能であるためだ。したがって、ここでの勝率を高めることが構築の強さに直結すると考えた。実際に、ホウオウをはじめとして受けにはかなり強くすることができ、3シーズンを通してレートが高速で上昇する要因となった。
雑多環境においては、毎回環境トップからメタを行うのではなく、自分が使いたいポケモンの性質に合わせて、どの構築にどれくらい勝つかを理論的にコントロールすることも勝率期待値を高める上では大切なことであると考える。

ディンルー@オボンの実 災いの器
テラスタイプ:鋼(S38,40)⇔毒(S40)
腕白261(244)-130-165(36)-*-129(228)-62(個体値25)
地震 カタストロフィ ステルスロック 吹き飛ばし
HB-陽気パオジアンの氷柱落とし確定2耐え(オボン込み)
陽気コライドンのスケイルショット5発++2スケイルショット4発の瀕死率0.4%
HD-特化ミライドンの抜群テラバーストを83.6%で2耐え
臆病黒バドレックスの草結びを88.6%で2耐え
S-最遅ママンボウ抜かれ
レギュI最強格の一般枠。
高耐久で行動回数を稼ぎ、カタストロフィ・設置技・吹き飛ばしの定数で安定した削りを入れて、地震で殴るのがシンプルに強力。ことレギュIにおいては、一見弱く見える地面・悪タイプが最強格のミライドン・黒バドレックスの一致技に強いため、タイプまで優秀なポケモンとなった。特に、スカーフミライドンと合わせることで、「フェアリーテラス×地面」「ドラゴン×悪」の補完になるため、テラスの無いミライドン・黒バドレックスを全対応しやすいのが素晴らしい。
テラスタイプは鋼で、「風船キラフロル」「ミライドン+ザシアン」に対して強くすることを意識。鋼×スカーフミライドンでのミライドン・ザシアンをサイクルで処理したり、鋼×ステルスロックで風船キラフロルの裏のブーツでないホウオウを崩すことが出来る。
また、ミラーを意識したS振りが必要無かったため、個体値はママンボウに抜かれることで明確な有利を増やせると考え、ママンボウ抜かれとしている。

ランドロス@ゴツゴツメット 威嚇
テラスタイプ:水
吞気196(252)-166(4)-156(252)-*-100-95(個体値20)
地震 蜻蛉帰り 挑発 ステルスロック
HB-ザシアン、コライドン意識で特化
陽気コライドンの+1スケイルショット5発を89.6%耐え
特化ザシアンの巨獣斬を確定2耐え
A-地震+B-1状態への地震で、B4コライドンを確定
S-S下降ホウオウ抜かれ条件で、ボックスにいたもの
便利すぎおじさん。
禁止伝説2体環境において、パオジアンやウーラオスをこちらの禁止伝説で十分に見ることが出来るため、物理禁止伝説筆頭であるコライドン・ザシアンに基本的に抜群を突かれずに、挑発ステルスロックで崩しまで行える性能が非常に強力であった。ただし、何も工夫をしないでコライドン・ザシアンに後投げすると、「剣舞スケイルショットで落とされる」「巨獣斬+氷の牙で落とされる」といった事故が発生する上、ランドロスが物理受けであることは共通認識であったことから、すべての試合で再現出来るわけではないが、これらの事故を起こさせない工夫を出来るだけ行うことを強く意識した。
具体的に、「陽気+1スケショはほぼ耐える」「ミライドン+ザシアンの氷の牙採用はあるが、黒バドレックス+ザシアンの氷の牙採用はほとんど存在しない」という事実から逆算して、控えめの中で早めなスカーフミライドン+ミライドン+ザシアンに強く出られる鋼ディンルーを採用することで、解決を試みた。結果、事故が起きることはほとんどなく、受けと崩しを両立する破壊的な強さを存分に発揮し、黒バドレックス+ミライドンの弱点になりやすいコライドンやザシアンへの勝率を大幅に高めることが出来た。
テラスタイプは、ザシアン・コライドン・パオジアン・ウーラオスに切れる水。
S個体値を下げることで、チョッキ草テラギガドレイン等のS下降ホウオウに対しても役割が崩れないようにしたところ、実際に活きた上試合にも勝つことが出来て良かった。

パオジアン@溶けない氷 災いの剣
テラスタイプ:炎(S38,39)→毒(S40)
意地163(60)-188(244)-101(4)-*-110(244)-156(4) (S38)
意地169(148)-189(252)-100-*-104(148)-155 (S39,40)
氷柱落とし 不意打ち 氷の礫 剣の舞
HB-無振りディンルーの地震を70.3%で2耐え→A4ディンルーの地震を84.4%で2耐え
HD-臆病黒バドレックスのアストラルビット+草結び93.7%耐え→82.4%耐え
A-出来るだけ高く
+2氷柱落としで特化キラフロルを14/16で落とせる
+2氷の礫でH252B4コライドンを12/16で落とせる→13/16で落とせる
レギュI最強の一般ポケモン。
先制技を覚えない多くの禁止伝説を上から縛ることができ、その中でも高速高火力禁止伝説であるコライドン・ミライドン・黒バドレックスにS135×先制技で上から一致抜群押し付ける動きが可能な上、剣舞や絶対零度で崩しまで行える怪物。命中不安以外の本質的な弱点が最後まで何も分からなかった。
今回は、バドミライが特殊禁止伝説2枚ということで、これを対策してくるスカーフ×特殊受けの並びに対して「剣舞×先制技」が強く出られる要素で押し付けの相性が非常に良いため、迷うことなく採用した。
アイテムや技構成については、ここまでの5体のウェポンで、氷半減の水・炎・鋼・氷のうち
水→イナズマドライブ、草結び、塩漬け
炎→地震、ステルスロック
鋼→地震、塩漬け、ボディプレス
氷→全部等倍以上
で裏目をつけることが出来ていたため、氷技の火力を高める「溶けない氷×最強技氷柱落とし」で採用したところ、机上論通りのおかしい強さを得ることができた。この構築に限ったことではなく、相手のポケモンがこちらのウェポンの通るテラスタイプであることを対戦中に願望するのではなく、机上の段階で相手のテラスに対して両縛りを複数掛け合わせることで、安定感を持たせることがかなり重要な要素であった。
そんなパオジアンだが、今回は、なんだかんだ環境にいまだほとんど存在しなかったAD振りで採用。これは、「黒バドレックスにスカーフテラスシャインを打つと、スカーフアストラルビット・妖半減テラス以外に打ち勝てる」というスカーフミライドンの性質上、スカーフアストラルビットに後投げが効くポケモンが多いほど、黒バドレックスを安定して処理出来るパターンが増えるためである。特に、黒バドレックス×コライドンに対しては、スカーフケアのためだけにディンルー・キョジオーンを投げるスペースが無いことも多く、この調整のおかげで飛躍的に勝率を高めることができた。他にも、ミライドンのボルトチェンジやルナアーラ(特化ムンフォ)に強く出ることが出来る。
また、S38,S39を経て、2つの改善を施している。
1つ目は努力値の微調整。S38ではアストラルビット×草結びへの後投げが安定するようにDを高めていたが、その場面は想定より少なく、それ以上に「A4振りディンルーが思ったより多く、2発でやられることがある」のが問題だと感じたため、Dを少しHに回している。
2つ目は、テラスタイプ。S38,S39を経て、「瞑想テラパゴスやルナアーラが面倒」「サイコショックを入れるとテラパゴスに強くなるが、守るが無いとミライドンがきつくなる」ということが分かっていながらも、解決方法が机上では中々見つからず困っていた。そこで、解決策を無理矢理思いつくまで対戦を忠実に振り返ってみたところ、前者は負け試合の多くが毒びしを撒かれて詰まされていることが分かった。そこで、「剣舞持ちのADパオジアンを毒テラスで採用することで、毒びし×瞑想に強く出れる」ことに気づき、さらに聖なる炎や鬼火を無効化して勝つ試合は意外にも少なかったため、S40では毒テラスで採用。結果、毒びしに対しての選出や立ち回りがさらに安定して、勝ちパターンを増やすことに成功した。
同じ構築を使う場合でも、細かい部分を改善することで少なからず勝率期待値を高めることに繋がるため、チャンピオンズで環境が全く違っていたとしても、このような細部まで煮詰める姿勢は忘れないようにしたい。
要点
思考の刷新 

ポケットモンスターというゲームは、環境トップのパワーを押し付けるか、環境トップへの解答を考えるところから構築を組むのが普通であるが、"環境トップ以外も環境が固まっている"状態ではTier2構築に勝つことが勝率期待値を高める確実な要因となるため、"対策のしにくいTier1構築は後回しにして、Tier2構築の対策"から組み始めるという新たな視点から思考を開始した。結果、メタ対象の構築への勝率期待値を十分に確保し、どのシーズンでも安定してレートを高めることが出来た。
○○が強い弱いといったシンプルなものだけでなく、対戦の根幹的な部分も含め、固定観念を捻じ曲げてでも勝ちにいくのが大切だと考えている。
強いポケモンを強く使う





環境トップ以外のメタから始めたところで、環境トップに負けまくるようでは本末転倒である。加えて、組み始めのTier2のメタでも、相手のずらしや再戦等を考えると、絶対的な強さを高めることが間違いなく重要である。そのため、Tier1とTier2の両方に対して構築単位で強く出れる、出来るだけパワーの高いポケモンの組み合わせを目指すことで、勝率期待値を高めることを強く意識した。その結果、使用率10位以内が5体で20位以下は1体もいないという強力な並びを形成することができた。SVは数値ゲーなので、技・種族値・特性が絶対的に強力なポケモンを強い組み合わせで使うのが40シーズン通してずっと強かったと思っている。
すべてを煮詰め切る 
テラスタイプ・技・努力値・個体値を少し変えるだけでも対応範囲が全く変わってくるのがポケットモンスターというゲームである。決められたリソースの中で出来るだけ無駄を省き、極限まで無理な並びを減らすことが平均勝率期待値を高めることに繋がるため、一度採用を決めたものに固執するのではなく、いかに勝てるかを考えて柔軟に変更していくことを徹底した。
もっと広く言えば、命中不安や一撃技といったリスクのあるものを採用する際には、技スペースを失うことも含めたリスクリターンの釣り合いが平均勝率期待値を高めるかどうかを総合的に判断すること以外、すべて感情論でしかなく対戦で本質的な意味をなさないため、勝つことだけを考えるのならば、リスクリターンの釣り合いを考えることを徹底すべきだと考えている。が、相手のハイリスクハイリターンが理不尽であることは間違いないため、そういう意味で末期環境はかなりメンタルゲーである側面も持ち合わせていたと思う。
選出
コライドン系→ミライドン・ランドロス・パオジアン・バドレックスから3体が基本
ホウオウ・ルギア系→黒バドレックス+キョジオーン@1が基本
ザシアン系→ミライドンorバドレックス+ランドロスorディンルー@1
ミライ白バド→黒バドレックス+ディンルー+キョジオーンがかなり多い
カイオーガ→ミライドンorバドレックス@2
テラパゴス系→毒びし系ならパオジアンかキョジオーンで、そうでないなら相手の並びを見て判断する。
受けループ→全部出せるので柔軟に
ドーブルバトン→EF下のボルトチェンジ+礫パオジアン
重いポケモン
スカーフルナアーラ+コライドン+ディンルー+ヘイラッシャ+グライオン+パオジアン
①ルナアーラに殴り勝つためのミライドンの電気技は相手のディンルーで止まり、設置技を撒こうとしてもディンルーは相手のコライドンにワンパンされる可能性がある。
②電気技が止まった後にパオジアンで崩そうとしても相手のヘイラッシャで止まる。
③受けとコライドンに強く出られる黒バドレックスとランドロスは、相手のパオジアンに弱い。
の3つの点から、相手の禁止伝説と一般枠のすべてに対応する選出が存在せず、不利な選出択になってしまうため。
結果
S38
TNバイオレット 最終3位 120-63

TNスカーレット 最終16位 141-83

S39
TNスカーレット 最終74位 108-64

S40
TNひとつ 最終3位 87-38

最後に
シーズン40お疲れ様でした!最後をしっかりやり切りたいと思い、S38から継続してモチベーションを高く保つことができました。難しい環境の中で構築やプレイングを考え続けられて良かったです。最後は1位寸前の状況で勝ち切れず、悔しい気持ちも強く残っています。この気持ちを忘れずに、チャンピオンズでもまた挑戦していきたいと思います。
40シーズンも続いたSVの戦いがついに終わり、感慨深いです。はじめはダイマックスからの移行で、テラスタルや補助技を学び、準伝説・禁止伝説の凄まじいパワーを体感したゲームでした。末期にかけて理不尽な要素も増えていきましたが、「修行」をコンセプトに、「強くなって自然に勝てる状態をつくる」ことを目標にすることで、ほとんどストレスはありませんでした。
まず楽しまなければ勝つことはできないし、そもそも好きでやっているゲームなので、これからも前向きに楽しみながら勝っていきたいと思います。
テラスタル最狂のゲーム、また、勝ちにいく、余裕で。
最終日対戦動画
S38,S40は最終日の限定配信(視聴者0)もしていたので、配信アーカイブか動画を出していく予定です!
SVはもう終わってしまいましたが、かなり強さが発揮されていて気持ちいいので、是非みて見てください!!