こんにちは!シーズンお疲れ様でした。
今回はS33で使用した構築を紹介します!
並びは↓です!

それでは構築を紹介します!
コンセプト
・環境メタ
・身代わり×吹き飛ばし展開の成功の確率を上げる
構築経緯
S33はレギュレーションI最終シーズンであったため、パワーの高さに適応出来るよう、改めて構築の思考・実践を行った。しかし、高速高火力・詰ませ・状態異常・一撃技などの要素に対しては、軸レベルで合わせない限りまともな対戦にならない確率が高いことを確信した。
そこで、S32の軸が消去法的ではあるが、S33においても最適解だと考え、使用することにした。
ただ、2シーズン連続で使ったこともあり、型の一点読みが致命的に感じたことに加え、毒地震グライオンを押し付ける考え方が環境から減少していたため、「ルギアのテラス」の変更を軸に、構築のパワーが極端に落ちないように変更することにした。最終的に、S32に最初に使用した襷キラフロル+炎コライドン+ノーマルルギアに戻すことにした。
ここで
①ルギアが毒テラスでないため、ムゲンダイナがきつくなる
②ミライドンにオーバーヒートや流星群を押される(コライドンにオーバーヒート、テツノワダチに流星群など)ことが明らかに増え、ケアが効かなくなった
の2点が問題に感じたため、テツノワダチを眠るディンルーに変更。
パオジアンとハバタクカミの役割は依然として構築に合っていると考え、ここに落ち着いた。
個体紹介

ルギア@食べ残し マルチスケイル
テラスタイプ:ノーマル
図太い211(236)-85(個体値0)-200(252)-110-174-133(20)
サイコノイズ 身代わり 吹き飛ばし 自己再生
H-4n+3
HB-A4ホウオウの聖なる炎を身代わりが最高乱数切り耐え
特化コライドンの鉢巻テラスフレアドライブを受けて、75%で再生+食べ残しで満タンまで回復
S-準速カイリュー抜き
耐久概念ポケモン。
様々な強い要素があったが、最終日に2シーズン使った身として
①マルチスケイル×数値の高さによるテラスタルの強さ
②プレイング込みの誤魔化し性能
③ヘイラッシャへの圧倒的な安定感
の3点が特に強い点だと考えている。詳しく話すと
①→マルチスケイルの性能的に「等倍技が受かりやすい」ため、「テラスタルをしたせいで耐性を失う」ことによる不安定感が低いのが良かった
②→TOD拒否の削りであるサイコノイズ+吹き飛ばしによって「完璧に詰まされる」ことが滅多になく、身代わり・自己再生の押し方で自我を出すことが出来るのが良かった
③→ヘイラッシャはおかしいポケモンであるが、簡単な対策である高火力特殊禁止伝説はレギュIを通してしっくり来なかった。そこに対して、高火力の押し付けが共通認識となった3,4シーズン目でもコライドンをストレスフリーに運用出来るというのが、かなり良かった
といったところである。総じて、3,4シーズン目の確率引っ掛けの流行に自然に対応することが行えるポケモンという評価である。
ポケットモンスターでは、メタをすることも重要であるが、その代償に絶対的な強さを損なっていては「全体への勝率を底上げする」ことは到底敵わない。レギュI末期においては、「最もパワーの出せる型」で環境メタを行えるルギアの使いやすさは抜きん出ていた。

コライドン@拘りスカーフ 古代活性
テラスタイプ:炎
陽気175-187(252)-136(4)-*-120-205(252)
A-ぶっぱ
S-最速
レギュI最強禁止伝説。
なんと、レギュIの4シーズン中、3シーズンも最終日にスカーフコライドンを使ってしまっていた。「通りの良い高速高火力」「タイプの優秀さ」「晴れによる単体及び並び単位での対応範囲の拡大」は、いついかなるときでも素晴らしい強さを発揮した。
対応する側の構築においては、ウーラオスとカイオーガの圧倒的な火力の水技に対して、「晴れ+半減」でダメージをかなり抑えられることを評価していた。水流連打の守る無効連続技と、雨しおふきの超火力は、ただ半減にするだけでは足りないとレギュI初期から考えていたが、その考え方は今でも変わらない。
無効の無いフレアドライブに加え、一貫しやすいインファイト・逆鱗が全て命中安定かつ連打しやすいのが最強。高速高火力としてミライドン・黒バドレックスも評価がかなり高かったが、レギュIのスカーフ枠としてはコライドンを最も評価している。
最速なのは、コライドン・ミライドン・ハバタクカミ意識だ。初手にコライドンを出す場合がかなり限定的であり、耐久不足や火力不足が本質的な敗因になることがほとんどなかったため、「同速を勝ちにいくために採用する」のではなく「同速を出来ないようにする理由が無い」という採用意図である。9割の試合で全く活きないが、1割のきつい展開を強引に解決する手段として「同速を仕掛ける(そもそも同速でないこともある)」のが強力であった。
不毛なじゃんけんの数を増やすことは、基本的に嚙み合いを助長するが、構築の状態によって、「相手に不毛なじゃんけんを相手に仕掛けさせるために採用する」という受け取り方をすることが出来る。「全てを諦めて嚙み合いを仕掛ける」ことと、「全てを諦めずに嚙み合いを発生させる」ことは、構築上は部分的に見た目が同じであるが、実際には採用意図が正反対であり、これが同じ確率引っ掛けでも順位に大きく差が出来る根本的な要因であると考える。

キラフロル@気合いの襷 毒化粧
テラスタイプ:ノーマル
臆病175(132)-67-126(124)-150-101-151(252)
キラースピン マッドショット 毒菱 撒き菱
HB-特化コライドンの鼓動スケイルショット5発を88.7%で耐える
HD-臆病黒バドレックスのアストラルビット確定耐え
臆病ハバタクカミの眼鏡ムーンフォース確定2耐え
S-最速
設置技のプロ。
ルギアが毒テラスでないとグライオンがきつくなるが、2シーズン連続で同じ軸を使う場合は並びを変えることの方が重要であると思い、ノーマルテラスに変更した。これにより、ハリーマンのvs黒バドレックス性能の意味が薄れたため、設置技はプロに任せることにした。
このポケモンはなんといっても毒化粧で1ターンに2つのことが出来るのが強力。これにより、コライドンをはじめとして相手の物理アタッカーに強くすることが出来た。一方で特殊アタッカーが課題になるが、そこは「毒びし」を技として採用しつつ裏でサイクルを回せる(黒バドレックスにノーマルルギア、カイオーガにコライドン等)形にすることで十分解決出来たと思う。ルギアを使うにあたって、挑発アンコールトリックをどれだけケア出来るかを重要視しており、その点でみると「身代わりを押すことが強くなる」「相手が挑発を打つターン自体にリスクをつける」ことが可能な毒びしは設置技の中でも高く評価していた。
キラースピン×マッドショットの起点回避性能の高さは、展開と詰めを安定させるのに非常に強力であった。毒びし以外の設置技には、「まきびし」を採用している。これは、「相手を均等に削ることで、ラス1の積みに安定してTODが出来る」「相手が受け特化選出をしてきた際にも、吹き飛ばしで崩しが十分に行える」ことを考えての採用。ステルスロックはかなり強力な技だが、全ての状況でステルスロック>まきびしな訳ではないため、ここでもしっかり吟味することが大切だと考える。
相手のバドレックスがアストラルビットを打ってきたときに、襷までいくと火力アップが確定するため、テラスタイプをノーマルにすることで「ルギアのタイプを残しながら、眼鏡アストラルビットの一貫を切る」ことが可能。このおかげで、「眼鏡黒バドレックス+鉢巻コライドン」のような、火力を最も重視した形にも十分対応が可能となる。

ディンルー@オボンの実 災いの器
テラスタイプ:鋼
腕白261(244)-130-178(132)-*-117(132)-62(個体値25)
ヘビーボンバー 撒き菱 吹き飛ばし 眠る
HD-臆病ミライドンの眼鏡テラスマジカルシャイン確定耐え
S-最遅ママンボウ抜かれ
設置サイクルの王。
ルギアが失った毒耐性でのムゲンダイナの重さ及びミライドンがコライドンに素でオーバーヒートを何度も押してくるようになったことでの構築破綻を防いでくれた神。まきびし+眠る+吹き飛ばしで毒を拒否してムゲンダイナにサイクルを回すことが出来、ミライドンがオーバーヒートを常備するようになった世界でも後出しが可能なタイプと数値がある。設置技を撒けないことと、ルギアに毒が入ることは致命的な場合が多いが、このポケモンの存在が、2シーズン目の構築バレがある程度した状態でもそれらの解決を可能としてくれた。
「眠る」はムゲンダイナ等の状態異常への詰ませとしてももちろん、普通の殴り合いでも耐久の数値を活かした詰ませを行える強力な技であった。
鋼テラスは、テツノワダチが担っていたvsキラフロルのキラースピンを一番に意識して採用。これとヘビーボンバーを合わせて採用することで、毒挑発グライオンやパオジアン・フェアリーテラスなど本来見れない範囲かつ、コライドン+ルギアの弱点となる要素を補完出来るのがとても強かった。

パオジアン@命の珠 災いの剣
テラスタイプ:ステラ
意地155-189(252)-101(4)-*-85-187(252)
氷柱落とし 不意打ち 氷の礫 剣の舞
A-特化
213(252)-154(236)ホウオウを+2氷柱落としで75%
S-ぶっぱ
破壊の剣。
ブーツ黒バドレックスやテラパゴスは減少傾向にあるが、「設置技に依存しない崩し」を構築に採用することが重要だと考えていたので、続投した。
命の珠も合わさり、選出する試合では火力の高さが常に光るが、その中でも剣舞→氷柱落としでHBホウオウを落とせるのが特に強力であった。これは、ホウオウが炎水鋼といった氷半減テラスになることがほぼ無いことが起因している。
このポケモンは、パワーの高い禁止伝説に強く、それらを2体使えるレギュIでは4シーズンを通して非常に強力で、結果的に自分は全てのシーズンで氷柱落としを押し付けることになった。全対応しない状況を仮定すると、自分が期待値の高い確率引っ掛けを行うことが相手の不安定を作ることに繋がり、結果的に勝率の期待値が高まることを改めて学ぶことが出来た。
色違いがかっこいい。

ハバタクカミ@ラムの実 古代活性
テラスタイプ:フェアリー
控えめ143(100)-54(個体値0)-89(108)-202(228)-156(4)-164(68)
ムーンフォース パワージェム 瞑想 挑発
C-+1パワージェムでH252ホウオウを最高乱数以外落とせる
HB-陽気パオジアンの氷柱落とし13/16耐え
HD-特化ミライドンのイナズマドライブ10/16耐え
S-最速97族抜き
タイプが神のポケモン。
ゴースト・フェアリーで古代活性という要素でコライドンに圧力をかけることが出来る他、コライドンとの相性が良いため、「コライドン+ハバタクカミ」の押し付けを相手に切らせない事を評価して2シーズン連続で採用。
その上で、型は構築の穴を埋めるものならなんでも良かったので、今回も、明確な解答が無かった受けループ及びドーブルバトンに強いラムで採用。
毒と胞子無効となるため、「ムゲンダイナを瞑想挑発で崩す」「アローラベトベトンの後出しを崩しやすい」「ドーブルに対して、後出しから挑発が安定する」と、従来のハバタクカミとは違う方向性の強さで、今期も勝率を高めてくれたと思う。
初手鉢巻逆鱗のような行動をされることもほとんどなく、キラフロル+ルギアで鉢巻コライドンにも十分に対応出来た等、選出画面での無効タイプの圧力は間違いなく勝利に貢献してくれていた。
要点
確率引っ掛けの拒否 



確率引っ掛けが流行している環境だったので、その拒否が理論的に可能な軸から構築を作ることで、勝率を安定させることを目指した。
受け⇔攻めの切り返し 

詰ませと高速高火力の両立によって、「相手のポケモンを削って、攻めを通す」「相手の崩しを潰して、詰ませる」といった多様な勝ち筋を狙うことが出来、これがプレイングの柔軟性の高さに繋がった。
勝率を高める補完枠 

選出画面での圧力の良さと、勝てない部分に勝てるようになる要素を併せ持つポケモンで軸の補完を行うことで、「選出してもしなくても勝率を高める」ことが可能である。
選出
重いポケモン
ケア不能な挑発持ちの悪タイプ
本構築はルギアのサイコノイズと、悪に強いコライドンが軸になっているので、コライドンでケア出来ない悪タイプが挑発を持っているパターンが非常に厳しくなっている。具体的に、少ないながら環境に存在していた挑発パオジアンは、裏から出されると多くの場合不利な試合になっていた。
見えにくい設置技×吹き飛ばしの拒否
キラフロルやテラパゴス等の見えやすい設置技×吹き飛ばしは楽ではないものの、「設置技×吹き飛ばしを出さない」ことで選出を合わせることが可能である。しかし、「霧払いハッサム」のような環境に存在しないような設置技×吹き飛ばし拒否の手段に対しては、「選出が変えれずに、1ターンのびっくり技で負ける」ことがあった。
結果
TNスカーレット 2078-最終16位 128-73

最後に
前期はレギュI最終シーズンでしたが、結局最後までS32の使用感と理論を超える構築は作ることが出来ず、最低限型バレをケアしてパワーが落ちすぎないように並びを変更して潜るまでに落ち着きました。ただ、やはり1シーズン目と比べて共通認識の外側でポケモンをしている感覚もなく、以前と比べると厳しく感じました。
最近の最終シーズンは苦手意識が高く、構築を考える時間に割きすぎてレート上げも間に合わずのどっちつかずで、今回もそうですがレギュG最終シーズンに絶対零度を打たなかったことなど、構築選択段階での割り切りや選択に課題があると感じます。
自分は構築で勝つ拘りが強く、それが良い結果に結びつくことを確信していますが、無理なものは無理なときもあるので、ある程度のラインで妥協することもときには大切なのかなと思いました。
これからも頑張っていきます!ここまでで閲覧ありがとうございました!
最終日対戦集
是非見てみてください!!