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【S27最終7位】アーラカイリュー極

こんにちは!シーズンお疲れ様でした。

今回はS27で使用した構築を紹介します!

並びは↓です!

それでは構築を紹介します!

 

 

 

 

ンセプト

・禁伝を自然に絡めたじゃんけん解消で、噛み合いを減らして、しっかり勝つ

・全体への勝率の最適化

構築経緯

シーズンが明けてからミライドン・コライドン・黒バドレックス・ザシアン・テラパゴス・ムゲンダイナ・カイオーガは考察を行い、たまに実際に使用もしてみたが、ルナアーラを超えて安定感と超パワーの両立を出来ている禁止伝説は存在しないと感じたので、自身のルナアーラ構築をブラッシュアップする形で最終日を臨むことにした。

【S26最終6位】月花アーラカイリュー - Origin Regression

実際の使用感と対戦の振り返りから考えたことは、「受けへの勝率を多少下げてでも、他への勝率を高めにいきたい」ということである。構築経緯の段階で想定していたルナアーラ+キョジオーン+水オーガポンの並びは確かに受けに対してはかなり強力であったのだが、「キョジオーンが炎テラスなせいで水ウーラオスのケアが難しいときがある」「水オーガポンが普通の殴り合いに参加しにくい」「その割には、ルギアやチオンジェンに勝てないので完璧でもない」というように、構築で補いきれない明確な欠点が存在し、ここを変更した方が全体への勝率は上がると感じた。これは、受けループとのマッチング確率が想定していたよりも低かったことも影響している。

改めてまとめると、S26での主な課題は

①ザシアン+カイリュー+悪ウーラオス

②吹き飛ばしルギア

③チオンジェン

であり、キョジオーンの炎テラスが少し局所的なテラスになりやすいことを感じていた(水地面抜群がきつめ)。そこで、宿り木無効枠の水オーガポンを

「ザシアン+カイリュー+悪ウーラオス@3に有効な殴り合いの性能がある」

「チオンジェンの宿り木無効かつ、有効打がある」

という2点を評価して、炎オーガポンに変更した。

それに伴い、キョジオーンのテラスを構築と相性の良い水テラスにすることが出来た。

ルギアに関しては、技として挑発等を入れることが大切だと考えていたので、技スペースが最も余っていたパオジアンの氷の礫を変更。

その他調整を微調整。勝てるパターンが増えたことを確信し

構築が完成した。


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個体紹介

 

ルナアーラ@拘りスカーフ ファントムガード

テラスタイプ:フェアリー

控えめ212-106(個体値0)-111(12)-206(244)-127-149(252)

 

シャドーレイ ムーンフォース トリック 月の光

 

HB-特化パオジアンの不意打ち14/16耐え

特化ウーラオスのテラス鉢巻水流連打55.7%耐え

特化カイリューの鉢巻逆鱗13/16で受かる

HD-ステルスロック+1等倍アストラルビット6/16耐え

C-D4の黒バドレックス、ミライドンへのテラスムーンフォースがずれない最大

S-準速(スカーフ込み最速黒バドレックス抜き)

 

月の神。

S27でもディンルー+黒バドレックスorミライドンの構築が極端に減ることは無く、ファントムガード×トリック×フェアリーテラスムーンフォースが最強であった。

禁止伝説環境で絶対的に強いパオジアンが大きく減ることは無いため、そこに対してかなり強い行動が出来ることから、自然な確率引っ掛けに強い事が、2シーズンとも最上位で安定して戦えた一番の構築的要素だと思う。

また、S26時点ではまだ理解度が完全では無かったが、対戦数や考察を重ねるうちに、「ハッサム対面はトリックで叩き落とすを確認してからテラス月光が結構強い」「炎オーガポンにトリックを透かされてもカイリューを後投げで間に合うことがほとんど」「スカーフボルチェンにも下からトリック出来るため、相手のミライドンにはトリックを打つことも十分視野に入る」のように、見えにくい強い動きが多く存在することが分かった。スカーフの殴り、トリック、回復技でプレイングの選択肢を圧倒的に広げてくれる最高のポケモンである。

調整は、ダメージ計算を重ねたところ、1番欲しい部分がずれず、Cを1下げても問題無いと思ったので、ウーラオスカイリューに強くなるようにB12振りをした。HPが偶数になったが、月の光の仕様的に損はしない。

 

カイリュー@拘り鉢巻 マルチスケイル

テラスタイプ:ノーマル

意地181(116)-204(252)-133(140)-*-120-100

 

神速 逆鱗 けたぐり 地震

 

HB-特化カイリューの鉢巻テラス神速96.5%で2耐え

特化カイリューの鉢巻逆鱗14/16耐え

ゴツゴツメット×2+特化カイリューの+1テラス神速14/16耐え

テラス時、陽気パオジアンの氷柱落とし+聖なる剣80.5%耐え

陽気パオジアンの氷柱落とし50%耐え

HD-臆病ミライドンの流星群確定耐え(特化イーユイの眼鏡テラバースト確定耐え)

A-特化

 

ラスタルの王。ABカイリュー

ルナアーラとはもちろん、厄災・キョジオーン・オーガポンとも相性が良いカイリューは、やはり今期も構築の核として大活躍してくれた。禁止伝説は種族値が高く、当然のことながらSラインもインフレしているが、そんな中で通りの良い神速、高火力の逆鱗を強く使えるのが凄まじい。

S26と大きく変えたのが、調整である。以前はSに多めな配分をしていたが、A特化はそのままに、Bに振ることで

ルナアーラがテラスを切った際に一貫しやすい相手のカイリューに強くなる

②相手の陽気襷パオジアンへの強さが向上する(テラス無しでも53.1%で勝てる)

③オーガポンやテツノワダチ、ウーラオスへの耐久力が上がり、サイクルしやすくなる

を実現することが出来た。特に大切なのが①と②で

①→テラスルナアーラを強く使える

②→陽気の否定をすることで、こちらの陽気パオジアンを強く使える

と、対面選出に質を圧倒的に高めてくれた。

また、Sを落としたことランドロスの減少から、冷凍パンチだった枠を地震に変更。フェアリームーンフォースや氷柱落としと相性も良く、ザシアンにも強くなる、そもそも一貫性も高い、めちゃ強な技だった。

 

パオジアン@気合いの襷 災いの剣

テラスタイプ:ゴースト

陽気155-172(252)-101(4)-*-85-205(252)

 

氷柱落とし 不意打ち 挑発 剣の舞 

 

A-ぶっぱ

S-最速

 

厄災の剣。

S27でも変わらず、テラスタルの無いミライドン・コライドン・黒バドレックスをワンパン出来るので、採用。このポケモンは襷と先制技により極端に崩しに寄った構築に強く、構築として対応範囲を広げることに繋がった。

氷柱落とし・不意打ち・剣の舞は必須級として、構築経緯で述べた通り、@1の枠で崩し性能を高める方が構築として強くなると感じたので、氷の礫は変更することにした。絶対零度と挑発を考えていたが、絶対零度が有効になりやすいムゲンダイナの受けが綺麗に組まれている事がほぼ無いと思ったので、ルギアを筆頭にドヒドイデ、願い事ママンボウ、欠伸カビゴンといった今まで崩せなかった範囲を崩せる挑発を最終的には採用している。

マッチング的に選出することは無かったものの、対応範囲が広がった事で自信が付き、高順位からも臆さず潜ることが出来た

挑発は、崩しだけでなく、積みやギミック等の展開拒否をすることが出来、不意打ちが確定で通るシナジーもある。

ディンルー@突撃チョッキ 災いの器

テラスタイプ:鋼

意地231(4)-176(236)-146(4)-*-124(188)-75(76)

 

地震 カタストロフィ ヘビーボンバー 地割れ

 

A-地震でB4ウーラオス(=等倍ミライドン)84.8%の乱数2発

191-115カイリュー地震を打ち続けると50%で羽の回復以上のダメージを与えることが出来る

HD-特化ミライドンの抜群テラバースト94.1%で2耐え

臆病ミライドンのフィールド無し眼鏡テラスシャイン81.6%で2耐え

臆病黒バドレックスの草テラス眼鏡リースストーム確定耐え

臆病黒バドレックスの+2ステラ草結び11/16耐え

S-アカツキガチグマ意識

 

厄災の器。

他の構築も触れてみて改めて実感したことは、このポケモンはチョッキ枠として後出しする使い方なら、一番安定感があるということである。他に使ったのはチョッキミライドン・コライドンだが、これらは流星群やエスパー技が抜群であるため、「初手で出して、テラスで耐性を変える」「流星群無効のポケモンとの対面で後投げする」というような対応が必要であった。それに比べ、ディンルーであれば、ミライドン・黒バドレックスを含めて相手の特殊アタッカーを見てから素の耐性で後投げ出来るので、じゃんけんが少なく、他のポケモンに積極的にテラスタルを切ることも容易であった。

他に重要な事は

エナジーハバタクカミに強い

②ラストの竜舞カイリューにテラスを切らせさえすれば十分戦える

③パオジアンの氷柱落としを少し削れても1発は耐えることが難しくない

である。

①→ヘビーボンバーのおかげ。特殊スカーフ枠と相性が良い

②→A振り地震、地割れのおかげ。渦でも竜舞でも勝てる状況が多い

③→様子がおかしい種族値のおかげ。拘りミライドン+パオジアン等に役立つ

というように、タイプ相性を無視する程の異常特殊耐久、ABの種族値の高さによる強さを感じることが出来た。

相手の地割れにも、自分の地割れ外しにもストレスを感じない構築やプレイングの考え方をすると、当てた時にだけガッツポーズが出る最高の技になる。最高であり最強の技で、地割れが入らない組み方のチョッキディンルーはパワーをフルに活かし切れているのかが懐疑的であるというレベル。

 

キョジオーン@食べ残し 清めの塩

テラスタイプ:水

腕白207(252)-121(4)-187(156)-*-117(52)-61(44)

 

塩漬け 守る 身代わり 自己再生

 

HB-陽気コライドンの鉢巻テラスフレアドライブを守る込み87.5%で2耐え

HD-198テラパゴスの+1ステラクラスター打たれても75%で身代わり貼れる

臆病黒バドレックスの眼鏡アストラルビットを残飯1回込み93.7%で2耐え

S-S振りヘイラッシャ意識でかなり多め

 

塩漬けマン。

状態異常無効、定数、守る、回復技といったあらゆる要素が安定感と超パワーを象徴している。禁止伝説環境では誤魔化しとして状態異常(特に、欠伸と毒)が有効であるのは間違いなく、ルナアーラも例外なくこれらに後出しじゃんけんの耐性を持たないため、一般枠で一貫を切ることが構築の完成度の上昇に繋がる。

今回は、構築経緯で述べたように、テラスを炎から水に変更。今まで課題であった、「身代わりを水流連打に貫通される」ことを克服し、黒バドレックス+カビゴン+水ウーラオスに戦いやすくなったことはもちろん、単純に耐性として優秀なので詰ませとしての性能を高めることが出来たように思う。特に、レギュレーションGでは、ディンルー・ランドロス・ガチグマといった強力な地面枠が多く存在するため、その抜群を消すことが出来たのは大きかった。

また、調整もかなり変えており、Dを4もSに回している。これは、前期S57で地割れヘイラッシャに動かれたことを反省し、S21~26の地割れヘイラッシャの記事を全て見たところ、最も早いヘイラッシャのS実数値が60だったので、それを抜くためである。S55-61の間には、地割れを打つ事が多いポケモンであるヘイラッシャ・キョジオーンの2体が存在するため、少し過剰に思えるS振りだとしても、一撃必殺の個体数的にD方面を甘えた方が良いと結論付けた。結果、最終日には全てのヘイラッシャ・キョジオーンの上から身代わりを貼ることが出来、かなり勝率の向上に繋がったと思う。

炎オーガポン@竈の面 型破り→面影宿し

テラスタイプ:炎

意地185(236)-182(204)-105(4)-*-117(4)-138(60)

 

ツタ棍棒 ウッドホーン 岩石封じ 電光石火

 

HB-特化白バドレックスのブリザードランス確定耐え

特化ウーラオスのテラス水流連打85.7%耐え

HD-特化テラパゴスの眼鏡テラクラスター確定耐え

特化ムゲンダイナの眼鏡ダイマックス砲確定耐え

A-ツタ棍棒+電光石火で195(220)-136(4)ザシアンを98.6%で落とせる

S-準速テラパゴス抜き

 

ポンの鬼。

ポケモンごと変更した唯一の枠。とはいえ、宿り木の一貫を切れる性能の高いポケモンはかなり限られるため、お面のみの変更となった。

ザシアン+カイリュー+悪ウーラオスに対して、以前の構築では誇張抜きで4連敗くらいしており、流石にどうにかしたかった。そこで、炎オーガポンならば、ザシアンに抜群を突くことが出来るため、ルナアーラカイリューと合わせて勝負が出来るのでないかと考えた。結果、ザシアン+カイリュー+ウーラオスに対して、最終日朝にも勝利を収めることが出来て良かった。

それ以外での水オーガポンとの決定的な差は、チオンジェンに強いことと火力で崩せることである。レギュレーションGは様々な禁止伝説がいる雑多環境であるが、その中でもルナアーラやホウオウやチオンジェンを軸としたサイクル構築に対して、ムーンフォース半減、聖なる炎火傷無効、宿り木無効で炎打点がある」という固有の性能を活かして上手く崩すことが出来た。

ツタ棍棒は確定枠、ウッドホーンは回復手段兼一致技、電光石火は有利不利逆転に繋がる神技、岩石封じはホウオウとカイリューへの打点として採用した。

このように、構築の完成度を高めることに貢献してくれたが、グライオン入りの受けループが思っていたよりきつかったのが課題である。

 

要点

絶対性と相対性の両立 


ミライドン・コライドン・黒バドレックスというようなパワーのある禁止伝説も新しい構築を開拓するのが難しいことが多くなった。そこで、強さに気付かれていない禁止伝説の、強い使い方を押し付けることで、噛み合いを回避しながらもパワー負けすることもなく、意図して全体への勝率を高めることが出来た。

確率と真摯に向き合う 

ポケモンはどこまでいっても確率が絡むゲームであるため、「先制技やスカーフで上から殴る、メインウェポンの命中不安を減らす、相手の追加効果・一撃必殺等の確率引っ掛け技に対して強くする、追加効果・一撃必殺を上振れ要素として採用する」というように、追加効果や一撃必殺の確率とも向き合って試合を考えることが重要な要素の一つである。最近は、一撃必殺をはじめとした確率引っ掛けが多いため、これを軸選択レベルで解決しにいくことが必須級であった。

 

全対応を目指して 

様々なポケモン・構築とランダムに戦うポケモン対戦のランクマッチでは、それら全てに対してのマッチング確率と勝率の積和が最大値を取れるように、構築やプレイングの改善をしていくことが重要である。

 

選出

黒バドレックス→ルナアーラ+カイリュー+ディンルーorパオジアンが基本

ミライドン→ルナアーラ+カイリュー+ディンルーorパオジアンが多め

コライドン→ルナアーラ+カイリュー@1が多め

ザシアン→キョジオーン+ルナアーラ@1かカイリュー+ルナアーラ+炎オーガポン

受け系→ルナアーラ+キョジオーン@1が多い

重いポケモン

グライオン+ヘドロ持ち+ヘイラッシャ+マント枠

ルナアーラのトリックが有効に働くグライオンの裏に、キョジオーン・炎オーガポン・トリック対策がいると不利な択を押し付けられてしまうため。水オーガポンを抜いた弊害だが、炎オーガポンは自体はかなり活躍していたことも考えると、しょうがないのだと思う。

 

結果

TNスカーレット 最終7位-2128 109-53


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最後に

S27では、S26のルナアーラ構築をブラッシュアップさせる形で構築を組みました。目標であった「自分が完全に満足出来るような構築を作る!」も、様々な禁止伝説を試したおかげでルナアーラの強さに確信することが出来、さらに適切なブラッシュアップにより、達成することが出来て良かったです!

プレイングについても、盤面整理・確率の計算・最適択の理由付けなどとても高い精度で行うことが出来、成長を実感することが出来ました。

また頑張ります!

ここまで閲覧ありがとうございました!

最終日対戦動画

 

 

 




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