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「教皇選挙」(2024)“キリスト教は時代とともに生きる”、極上のミステリー選挙!

 

日本アカデミー賞で優秀外国作品として選ばれた直後にWOWOWで放送してくれました。本場アカデミー賞では、主演男優、助演女優、脚色など計8部門でノミネートされ、脚色賞を受賞した作品。宗教の話は苦手と思うのですが否応なく観る気をそそられました。(笑)

バチカンのトップに君臨するローマ教皇を選ぶ裏側を描くもので“これは選挙か戦争か”と次期教皇を巡る極上のミステリー作品

教皇選挙の仕組みをみるのも始めて。最も清い選挙がどのように行われるのかと期待したら人間の悪い欲丸出しで、収まらない選挙に世界各地でテロが発生。選挙は何処に行き着くかと思っていると、何んと感動のラストシーンキリスト教の進歩は“ここのある“というラストシーンに感動しました

この作品を観て頭に浮かんだのは“皇位継承問題に揺れる国会論戦”です

行政の思考化石化に、“天皇陛下には申し訳ない、こんな国会議員を選んで”と謝りたいです。日本アカデミー賞にも批判が多いですが、この選択には大いに褒めてあげたい。

監督:「西部戦線異状なし」(2022)のエドワード・ベルガー、原作:ロバート・ハリス、未読。脚本:ピーター・ストローハン、撮影:ステファーヌ・フォンテーヌ、編集:ニック・エマーソン、音楽:フォルカー・ベルテルマン。

出演者:レイフ・ファインズ、スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴー、カルロス・ディエス、ルシアン・ムサマティ、ブライアン・F・オバーン、メラーブ・ニニッゼ、セルジオ・カステリット、イザベラ・ロッセリーニ、他。

物語は

全世界14億人以上の信徒を誇るキリスト教最大の教派・カトリック教会。その最高指導者で、バチカン市国の元首であるローマ教皇が亡くなった。新教皇を決める教皇選挙「コンクラーベ」に世界中から100人を超える候補者たちが集まり、システィーナ礼拝堂の閉ざされた扉の向こうで極秘の投票がスタートする。票が割れる中、水面下でさまざまな陰謀、差別、スキャンダルがうごめいていく選挙を執り仕切ることとなったトマス・ローレンス枢機卿(レイフ・ファインズ)は、バチカンを震撼させるある秘密を知ることとなる。(映画COMより)


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あらすじ&感想

冒頭、教皇の容態急変の知らせでローレンス主席枢機卿は聖マルタの家に急ぐが間に合わなかった。(このことが事後の展開に大きく関わるので詳しく書いておきます

ローレンスは部屋に入り教皇の脈を取って死を確認した。アヌシュ・ウォズニアック大司教(ジャセック・コーマン)の祈りに中で、アルド・ベリーニ枢機卿(スタンリー・トゥッチ)は教皇の指から“漁師の指輪”が外し、破壊して印影部をケースに収めた。ローレンスは“使徒座空位”を告げた

ウォズニアックはアルドに“指輪を形見に貰えないか”と打診した。アルドはそれを認めた。

ローレンスはその場に居合せた枢機卿団のアルド・ベリーニ、ウォズニアック、トランブレ、アデイエミの各枢機卿に状況を聞いた。

アルドに「詳しい話を知っていましたか?」と聞いた。アルドは「心臓発作らしい。兆候はあった」と答え、ローレンスは「知らなかった」と返事した。アルドは「隠し通してくれた、(あなたが)辞任するという噂が広まることを恐れているようだ、教皇庁は・・」と言った。ローレンスは「なるほど」と答えた。

アヌシュには「遺体の発見者は?」と聞いた。「私です。先ず主治医に第一報を入れ、手遅れで確か11時30分ごろ・・・」と。これを引き継いでトランブレ(ジョン・リスゴー)が「あんたとアルドは聖下と親しかったが、私がアヌシュを止めた。事実を把握するために。噂は直ぐ広がる。聖下の最期の行動をまとめた。これが聖下の医療記録で一番新しい」とローレンスに渡した。

アルドが「最後の面会者は?」と聞いた。トランブレが”私のはずだ“と答えた。アデイエミ(ルシアン・ムサマティ)が「(トランブレは)最後まで尽くされた」と証言した。トランブレは「御病人に重責を背負させてしまった」と悔やみ、アデイエミが「教皇職は重責です。特に高齢者には」と付け加えた。

3人が部屋を出た後、アルドはローレンスに「教皇選挙はあなたに掛かっている!」と鼓舞した。ローレンスは教皇の遺体を礼拝堂に移し、部屋を点検した後、ドアを閉め、封印した。そして3週間後の教皇選挙(コンクラーベ)実施を告げた。

〇コンクラーベの前日、

ローレンスは自らコンクラーベ会場となるシスティーナ礼拝堂の電波妨害テスト、窓の遮蔽などの徹底を期した。「ウォズニアックが会いたがっている、かなり動揺してる」と秘書のレイ・オマリー(ライアン・F・オバーン)から報告を受けたが「出迎えが終わってから」と会うことを後回しにした。

シスター・アグネス(イザベラ・ロッセリーニ)を長としたシスター団が宿泊支援に駆け付けた。宿泊部屋は完全密閉とするが閉所恐怖症対策には万全を期していた。

世界各地から投票資格者103名の枢機卿が聖マルタの家の宿舎に集ってくる。

黒人のシスターがアデイエミを見て不安げな表情を見せた。(一度見では分かり難い)

トランブレがベリーニを見つけて話し掛けてきた、

ベリーニが新聞の下馬評では私が教皇だ」と挨拶した。(笑)トランブレが「賛成する」と応じたがベリーニは「まともな人間は教皇職など望まんよ」と答えた。すると「適任だ。嫌なら投票させるな、杯を他に渡せ」と言うから、ベリーニは後ろからやって来るテデスコ枢機卿を指して「あいつにか、一生後悔するぞ」と嫌味を言った。

テデスコ枢機卿(セルジオ・カステリット)が集合ぎりぎりにやって来た

皆から嫌われている人のようだ。ローレンスに「その職務をどうか?」と聞くから「ふさわしくない」と答えた。荷物を持っているので預かろうとすると断られた(個室入室時には預かることになっている)。

ローレンスは法衣を試着してアルドに「教皇に主席枢機卿辞任を申し出たが却下された。が、選挙管理者としての職務を果たす」と決意を話した。アルドが「君の信仰心を案じていた」と問うと、ローレンスは「教皇自身も疑念を抱いていた。神ではなく教会に対してだ」と答えた。

そこにウォズニアックが話にやってきた。

ウォズニアックは「トランブレは教皇と会った最後の人。不正行為であの場で解任された。教皇が“理由はじきに明らかになる”と言った」と伝えた。

選挙管理者としてのローレンスの悩みは“教皇候補の一番人気はベリーニ押しだが、トランブレはどう出るか?そして亡き教皇の悩みは何であったかだった。

そこに参加名簿に記載のない枢機卿が現われた

カブールの大司教でメキシコ人。ヴィンセント・ベニテス(カルロス・ディエス)と名乗った。ローレンスはディナー時、参加枢機卿たちにベニデスを紹介した。拍手で迎え入れた。

アルドがローレンスに「みんな同盟を造っている言語別になっている。昔はラテン語だからこんなことはなかった。ローマなくして伝統なしだ。新教皇はイタリア人であるべきだ」と訴えた。

ローレンスとアルドは票読みをした

ローレンスは「テデスコは1回目で15票、ベリーニは1回目20から30票。明日の晩から本腰を炒れて三分の二を集めねばならない。“私は教皇には就きたくない”」と明かした。

サバディン枢機卿(メラーブ・ニニッゼ)が「票集めをさせてくれ!」と申し出た。ベリーニは条件として「同性愛と離婚を認める。ラテン語の典礼時代に戻ることに反対。親が無知から求める多産に反対。教皇庁でもっと女性が」活躍できるようにしたい」を示した。ローレンスは「女性は控えたい。私は選挙活動する気かはない」とベリーニに告げて、劇場を出た。

ローレンスはトランブレを訪ね“教皇から解任されたこと”を問い質した

トランブレは「嘘だ、モラレスがローマにいるから聞け!」と否定した。ローレンスは“お詫びします”と謝って「最期の面会でどんな話をされました?」と聞いた。「私的な話だ」と話さなかった。
〇コンクラーベ1日目

ローレンスはシスティーナ礼拝所に移動前に、参加者全員に説教をした。

「パウロが伝えたように神からの贈り物は多様です人間の考え方の多様性が我々の教会の力です。私は長年教会にお仕えして何よりも恐れるようになった罪がひとつあります。確信”です。確信は一致を拒む敵であり、寛大の最大の敵です。キリストさえ最後に“神よ、なぜ私をお見捨てになる”と確信を持てず十字架の上で叫びました。信仰は生き物です。疑念と手を取り合い歩むものです。もし確信だけで疑念を抱かねば不可能は消えません。信仰が必要でなくなる。求めるのは疑念を持つ教皇です。その教皇は罪を犯しても赦しを請い進み続けます」と話した。

レイが「説教は多くの波紋を起こしている」とローレンスに伝えた。ローレンスはレイに「モラレスがローマにいるから会って、本日中にトランブレと教皇の面会のことを聞いて欲しい。話によってはトランブレは信教皇に適しない」と任務を与えた。

システィーナ礼拝所で投票が始った。結果は・・・、

アディエミ:21票、テデスコ:18票、ベリーニ:17票、トランブレ:16票、ローレンス:5票、その他31名の枢機卿に1票づつ入った。

ローレンスは“誰も必要な72票に達せず、明朝投票を開始する”と解散を指示した。

この後、レイから「メディアがベニテスに注目している」と報告があった。「ベニテスはコンゴで病院を設立した、それは戦時中性暴力を受けた女性のためのも。バクダッドに移り最期はカブールで奉仕、健康上の理由で辞職を申し出たが教皇が止めた」と。ローレンスは教皇が止めた理由を知りたかった。

さらにレイは「モラレスはトランブレが新教皇でも一切問題ないと言ったが、私はモラレスの言葉は信じられない。私のスペイン語がつたなかったせいか“猊下が証拠文書を握っている“と思ってか心配でたまらない様子だった」と報告した。

マルタの家への帰りのバスの中で、サバデインがローレンスに「ベリーニが3位であなたが、あなたが5票とは思わなかった。説教は効果なしだった」と話し掛けた。ローレンスは「31票を獲得するしかない」と話した。

ローレンスはベニテスを訪ねた

ベニデスは“健康だ“と言い、”あなたに投票した“と打ち明けた。ローレンスは「コンクラーベ後に辞任してローマを離れる。祈りに困難を感じている。教皇の器でない」と断った。

ローレンスはアルドに会い、今後について話し合った

ローレンスは“5票入ったこと”を侘びた。「テデスコは教皇に歯向かった男で新教皇になれば亡き教皇の偉業が潰される、なんとしてもテデスコを潰さねばならない。次にアディエミも問題だ」と言うとアルドは「彼は同性愛者を現世では刑務所に、来世では地獄に送ると主張。彼では解決にならない」と同意した。そして「コンクラーベは戦争だ。君の立場をはっきりさせろ!」と言う。ローレンスは「教皇になりたいとは微塵も思ってない」と告げた。

ローレンスは就寝前に女性の声が聞こえたのでドアを開けて確認したが、誰も見なかった。

〇コンクラーベ2日目

第2回目の結果

アデイエミ:34票、テデスコ:25票、ベリーニ:18票、トランブレ:16票、ローレンス:9票、ベニデス:2票。

直ちに3回目の投票に進んだ、結果は

アデイエミ:52票、テデスコ:30票、トランブレ:10票、ベリーニ:9票、ローレン:5票、ベニデス:4票。

レイがローレンスに「ペリベリーニ広場で爆破事件が発生、負傷者だけで死者は出ていない」と報告した。ローレンスは「枢機卿たちに伝わらないように」と指示した。

食事中、グラスが壊れる音がして、ローレンスはアデイエミが女性と揉め食度から出て行くのを見た。ローレンスはこの女性、ジャスミーから告解として話を聞いた

ローレンスはアデイエミから、ジャスミーとの関係を聞いた

アデイエミは「“誰かが送り込んだ”、何の関係もないのに30年ぶりに現れた。昔の過ちだ。たった1度の罪だ、白紙にしてくれ」と言った。ローレンスは「教会が恐れるのはスキャンダルだ、あなたは教皇にはなれない」と告げた。

4回目の投票結果は

トランブレ:42票、テデスコ:34票、ベリーニ:13票、ローレンス:11票、アデイエミ:9票、ベニデス:6票(合計数?)。

ローレンスは明朝朝再び投票しますと解散を指示した。

この後、レイが今朝の爆発について話そうとしたが、ローレンスはそれを遮ってベニテスに関する報告を聞いた。

「ベニテスの治療のためにジュネーブに飛ぶ航空券が教皇の口座から出ており、渡航目的は治療となっているが中止されている」という。トランブレについて“現在有利であるので調査をしましょうか?”と申し出たがローレンスが止めた。

ローレンスとアルド、サバデインは“トランブレ有利”について意見交換した

アルドは“自分は無理で、トランブレを応援したい”と言い出した。ローレンスは反対した。サバデインは「このままでは長引きテデスコに有利になる」とアルドに賛成した。アルドが「トランブレを支持しよう」と誘ったが、ローレンスは返事をしなかった。

夜、ベニテスが部屋に訪ねてきた

ローレンスは「自分に投票するな。長引くとメディアが教会の危機とみなす。そこでこれを避けるよう協力して欲しい。テデスコは困る」と協力依頼した。ベニテスは「トランブレですか、あなたに投票する」と言って出て行った。

ローレンスはシスター・アグネスから“ジャスミーがここの転任した経緯”を聞いた

ローレンスは「教皇に辞任を申し出て却下された。今はその理由が分かる、だから教えて欲しい、教皇のために」とアグネスに協力を求めた。彼女はPCを開き“特別部門報告書”と示した。

ローレンスはトランブレに会い、「次の回からあなたを外したい」と申し入れした

トランブレはジャスミーの転任関与を否定したが、ローレンスは「アデイエミの教皇への道を断ちたかったからだ」と責めた。トランブレは“いいがかりだ”と言い張った。

ローレンスは教皇の部屋の封印を解いて室に入り、教皇のメモを探した

日記を発見したがトランブレの記述はなかった。聖職売買の記録が壁の中に隠されていた。第1日目のトランブレ投票者がそうだった

ローレンスはこのカラクリをアルドに伝え「立候補を諦めるな!これで得するのはテデスコだ。彼が教皇になったら教会の評判が落ちる」と立候補を勧めたが、アルドは信じなかった。

〇コンクラーベ3日目

コンクラーベ開始前に、ローレンスは特別部門報告書を108部コピーして全候補者を前に公開した。トランブレが“捏造だ“と反論した。テデスコが「8人の枢機卿の名前が隠されている、トランプレが金で買った」と報告書にケチをつけた

ローレンスは「この話は止めよう、私は辞任するから」と言い合いを止めた。このときシスター・アグネスが現れ「シスター・ジャスミーがローマに呼び寄せたのはトランブレ枢機卿です」と証言した。アデイエミが「ユダの裏切りめ!」と消えた。

アルドはローレンスに“教皇になれ”と勧めた

投票が始った。

ローレンスは自分の名を書いて投票しようとした時、爆風で礼拝堂の天井が崩壊した。全員、聖マルタの家の劇場に戻った。

爆風はリソルジメント広場での車両爆破によるものだった

ルーパンやミュンヘンでもテロが発生していた。テデスコが「祖国にイスラム教を受け入れたせいだ!今求められる教皇は宗教戦争が目前だと分かる教皇だ、我々はケダモノと戦う」と声を上げた。これで劇場は大混乱となった。

この時、ベニテスが立ち上がり、演説した

私は大勢の死を見て来た。キリスト教もイスラム教も戦うと言うが何と戦うのですか?爆発を起こした盲信的な者たちと戦う?違います!戦うんです、胸の中の心と。内なる自分と憎しみに屈しない味方のことばかりで万人への言葉を届けていない。こんなつまらない集団で、関心は我が身だけ、ローマや選挙、権力、これは教会ではない。教会は伝統ではなく過去でもない、教会は前進するものです」と叫んだ。

この言葉に全員が広場に集まり、円陣を描きながら、神に祈った。(映像が美しい

選挙は圧倒的多数でベニテスと決まり、教皇名はインノケンティウスと決まった

ローレンスは投票用紙をストーブで燃やすと“白い煙”を吐き出した。

レイがローレンスに「今朝話すべきでしたが、まさかベニテスが選ばれるとは思わず言いませんでした。実はスイスに行こうとしたのではなく病院でなくクリニックでした」と報告した。

〇ローレンスはベニテスに“なぜクリニックなのか?”を問い質した。

ベニテスは「教皇に辞職を申し出たが手術で部位を切除すればよいと勧められ子宮全摘出手術を受ける予定だった。しかし、神の御業を変じるほうが罪深いと感じ止めた。身体は神が造られたままです。この違いにより私はもっと役に立てます。あなたが説教した“確信の狭間で生きる”気持ちが分かります」と申し述べた。ローレンスは新教皇から説教を受けている気持ちだった。

まとめ

冒頭の教皇逝去に立ち会う枢機卿たちが見せた表情と言葉。これが教頭選挙にどう展開されていくか。

みごとなミステリーであり人間の権力欲を炙り出すヒューマンドラマだった。そして何よりも、ジェンダーのベニテスを新教皇として認める、“認識の狭間で生きることで時代を切り開く“ラストシーンは感動的だった

立候補者演説はないが、キリスト教が直面するいろいろ問題点全てを絡ませながら展開し、“社会の変化に適用するよう変化を促す教皇選挙”。そこに選挙の意義があると思いました

トランブレ枢機卿は4人(テデスコを除く)の教皇候補者の中で最大の問題人物だった。これを主軸にドラマは進展したが・・・。

トランブレは最期に教皇に会った人物で“教皇に罷免された”という噂があった。ローレンスには“何故自分の辞表が受け入れられなかったか”という疑問があった。シスター・ジャスミーの告白、教皇の報告書の発見、テデスコの扇動、そしてシスター・アグネスの告白でトランブレの聖職買収の罪が明らかになるプロセスは“上質なミステリー”にふさわしミステリーだった。

会場が戦争状態に陥ったときのベニテスの演説、これがすばらしかった!

ローレンス自らが教皇を志すがテロ事件の発生。もはや戦争状態に陥ったときにベニテスの登場。「戦うんです、胸にある心で。内なる自分と憎しみに屈しない“味方のことばかりで”万人への言葉を届けていない」、この演説がすばらしい

ベニテスがジェンダーであることを告白。ロレンスがこれを認めるラストシーン、これには感動します。

彼の言葉「子宮全摘出手術を生ける予定だった。しかし、神の御業を変じるほうが罪深いと感じ止めた。身体は神が造られたままです。この違いにより私はもっと役に立てます。あなたが説教した“確信の狭間で生きる”」。

選挙がどう行われるのか?見事な描写でした

聖マルタの家の個室に隔離。バスでシスティーナ礼堂に移動、ここで宣誓して選挙、得票数が三分の二で繰り返され、決定すると白煙が上がる。背景の教会施設の豪華なこと。109人の枢機卿たちが赤い衣装で定められた礼式に則り行動する様色んなカメラアングルでみせる美しい映像でした。

俳優たちの演技は見事でした

テーマが我が国の“皇位継承問題”に重なる

男系男子でなければならないという根拠。こんな曖昧な根拠に囚われ問題解決に手間取る国会。高市首相は敬宮愛子内親王の女性天皇誕生を否定した。秋篠宮家に皇統を移していいのか?本作で提示されるベニテスの言葉、「こんなつまらない集団で関心が我が身だけ、ローマや選挙、権力、これは教会ではない。教会は伝統ではなく過去でもない、教会は前進するものです」が心に残ります。

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