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「フレンチ・コネクション」(1972)刑事ものでは一番、迫力のある尾行!ジーン・ハックマンを偲ぶ!

 

ニューヨークとフランスを結ぶ麻薬密輸ルートの摘発に命をかける刑事や捜査官たちの熱い闘いを描く実話の映画化

第44回アカデミー賞に8部門でノミネートされ、作品賞、 監督賞、ジーン・ハックマンの主演男優賞、 脚色賞、編集賞の5部門を受賞しています。今年亡くなったジーン・ハックマンを追悼し、NHKBSプレミアムで鑑賞。

タイトルの「フレンチ・コネクション」とはトルコからフランスを経由して米国に輸出されていたヘロインの密売ルートおよびその組織のこと。

麻薬戦争は、この年、アメリカ合衆国大統領リチャード・ニクソンによって初めて用いられた単語だと言われていますから、当時、時代に合った話題の映画だったのだと思います。

麻薬戦争といえば「ボーダーライン」(2015)。原題はSicario、スペイン語で「殺し屋』。この作品では原題を「尾行!」にした方はいいかもしれない。それほどに尾行が丹念に面白く描かれています。車で地下鉄を追跡、どうやって撮ったんだという映像、これが凄い!全く古さを感じさせない!

小さな兆候を丹念に追って!追って!デカい組織にぶつかる麻薬捜査の話で、丹念に犯人を追うところがミステリアス。雑沓の中を走り、車で地下鉄と競争して走り、あわや全員逮捕というところで、なんとも言えないやるせない「勝手にしゃがれ!」風の結末

監督:ウィリアム・フリードキン原作:ロビン・ムーア、脚本:アーネスト・タイディマン、撮影:オーウェン・ロイズマン、音楽:ドン・エリス

出演者ジーン・ハックマンフェルナンド・レイロイ・シャイダー、トニー・ロー・ビアンコ、マルセル・ボズフィ、エディ・イーガン、他。

物語は

ニューヨーク、麻薬密売ルートを探るポパイことドイルと相棒のラソー両刑事は、マルセイユからやってきたシャルニエの尾行を開始。強引な捜査を行なうドイルは逆に命を狙われることになり……。(映画COMより)


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あらすじ&感想

〇フランスの麻薬密輸屋がアメリカへの進出を企んでいた。

マルセイユのサンマリタン・ホテルを監視中の刑事がホテルから出てきた容疑者を発見するが、アパートに戻ったところで射殺された。

港の再開発屋を装い美しい海岸線に別荘を構え若い女性を囲っている初老の男、実は麻薬密輸屋のアラン・シャニエル(フェルナンド・レイで、刑事殺しのニコリ(マルセル・ボザッフィ)ととある島で俳優のテレビ・スターのアンリ(フレデリック・ド・パスカルを使って、アメリカに進出する計画を練っていた。

一方ブルックリンでは

ニューヨーク市警のポパイことドイル(ジーン・ハックマン)と相棒のラソー((ロイ・シェイダー)両刑事が必死に麻薬ルートを掴もうとしていた

ドイルはサンタに化けて外で見張り、ラソーはバーテンに化けて真昼間に飲んでるバーを監視中。怪しげな黒人を見つけて尋問、逃げる黒人をふたりで追って暴力で胴元を吐かせようとするが、何も出て来ない。上司の警部から説教を喰らって、ドイルが「一杯飲もう!」とクラブ・コパカバーナに誘った。

〇ドイルとラソー、クラブ・コパカバーナで遊ぶ麻薬ディーラーと親しげに話す男に興味を持った。

麻薬ディーラーは出獄したばかりで顔なじみ。親しげに話す男は金髪の女性と一緒で金払いがいい。このふたりを尾行することにして店の外で待った。

男の車の行先がイタリア街だった。ラトナーの店に消えた

朝7時にふたりが出てきて、車で走りだした。ドイルは「麻薬を届けにきた」と読んで、この車を追跡した。ウィード島で白い車に乗り換えサルジ&アンジーの店で止

サルkジ&アンジーの店の監視

ラソーは金髪女に手錠掛けられて寝ているドイルを起こし、監視任務に就いた。(笑)

ドイルとラソーは車からカメラでサルkジ&アンジーの店を監視。サルジ通称サルは宝石店強盗の逮捕歴がある男だった。女性はサルジの妻アンジー19才で店を開いて1年半。売り上げ年間7000ドルで2台の車を持ち派手にンクラブで遊ぶ。1台はアンジーのものでもう一台はサルの弟ルー名義。ドイルはここに目を付けた!

リーは数年前強盗傷害で刑務所に入るが、今はウィード島の職業訓練校に通っていた。

サルはニュージャージ番号の車で出入りするふたりの客と別室で接触していた。コパカバーナで見た男だった。調べるとこのビルには俳優のドン・アメチィーが住んでいた。そしてメキシコルートの元締めだったジョエル・ワインストックが店を訪ねてくることを掴んだ。

 ニュージャージ車番の車を尾行するとウォード島で消えた。ドイルは「薬の別ルートかもしれない」と考え、泳がせることにした。

ドイルとラソーはバーを臨検し、ヘロインの入荷情報を得た。     

客全員を壁に向かわせ「足の指をつまんだか?」と身体検査して薬を探し出す。カウンターの下を探す。薬が見つかった。誰が喫ったか調べる。疑わしいやつを電話室に閉じこめる。アフロ髪型の黒人男を厳しく尋問。彼が「噂がある、今週あたりヘロインが入荷する話がある。場所は“ここだ”」と喋った。ドイルは「この住所が間違っていたら覚悟していろ」と釈放した。

ドイルは上司の警部にワインス・トックの逮捕を願い出た

ウォルト・シモンソン警部(エディ・イーガン)は「誤認逮捕で首が飛ぶ。昨年、お前が逮捕した容疑者に大物はいなかった」とこの案を却下した。ドイルはサルの店と家に盗聴器を付ける許可を願い出て、60日間の盗聴が認められた。情報を共有するために麻薬官のマルダリッグ(ビル・ヒックマン)とクラインとともに行動することになった。ドイルとマルダリッグは犬猿の仲だった。

〇TVスターのアンリがリンカーン車と共に、船でニューヨークにやってきた

アンリのTVインタビューが放送された。彼は「ニューヨークは初めてで、忙しくなるので車を持ってきた」と答えていた(シャニエルとニコリが港でこれを確認した)。

〇ドイルは盗聴でサルがある人物とホテルで会うことを掴み、この人物を追った

ドイルとラソー、「水曜日1200、ルーズベルト・ホテルで会う」という会話を掴んだ。

 ドイルとラソーにマルダリッグが加わり、サルの車を追った。橋梁上の渋滞、ドイルとラソーが車を降りて追ったが、逃がしてしまった。

ルーズベルト・ホテル付近の繁華街。

サルが男から紙きれを受け取った。ドイルはサルがホテル前で男(シャルニエ)と握手するのを見て、この男を追った。シャルニエは雑貨店に入り別の男と出てきた。ふたりはレストランで食事を始めた。美味そうにビフテキを食べる。ドイルはラソーから差し入れられたピザを喰いながら監視を続けた。(笑)

男が車でウエストリバーホテルに移動

ドイルたちが追った。車を降りて、ドイルが追ったが、相手に気付かれエレベーターで逃げられた。フランスの商売女と一緒だとみた。ドイルたちは夜通し張ることになった。

このころ、サルはワインストックと取引交渉中だった

サルは薬の鑑定人によりヘロインの濃度を調べ、「純度80%、2年間は癖になる」というしろものであることを確認した。ワインストックが取引に合意した。サルは「金を受け取り早く帰りたがっている」と取引を急かすが「60kgの取引は俺にしかできない」と悠然としていた。

 朝、シャルニエがホテルから現れた。ラソーとマルダリッグが言い争いをして協力が得られない(マンダリッグが協力的でない)。ドイルひとりでドイルを尾行した。

ドイルが地下鉄で逃げるこの男(シャニエル)を追った

男はフォームで電車が発車するまで乗り降りを繰り返し、ドイルは逮捕のチャンスを逃した。悔しがるドイル!とてもユーモラスなシーン。

〇シャルニエはサルをワシントンパークに呼び出し、早期取引を要求した

シャルニエは「ニューヨークは刑事だらけで動けない」とサルに終末取引を求めた。この話し合いをニコリが見ていた。帰りの機内でニコリがドイル殺害をシャルニエに提言した

麻薬による運転ミス事故に駆り出されドイル

部長から「お前らは誰も逮捕していないからこの事件だ!特殊任務を解く!」と叱責された。その帰り、アパートに近づいたところで屋上から狙撃された。ドイルが犯人(ニコリ)を追った

〇地下鉄で逃げるニコリをドイルが通りがかりのポンティアック車を借用して追った!(有名なシーン

ニコリは電車運転席に入り無停止運転を命じた。ドイルは「警察だ!貸せ!」とポンティアックを借り、高架下を無停止で走った。他車と衝突を繰り返しながら走り車体はボロボロだった。乗客が異変に気付きニコリに迫った。駅で電車が停止し、ニコリが降りてきたところをドイルが射殺した

リンカーン車を押収し、麻薬搭載の有無を調べた

サルジ&アンジーの店を監視しているとリンカーン車が店の前にやってきた。サルが運転して走りだした。ドイルはこの車を追った。リンカーンは橋桁で停止していた。ドイルらが「徹夜になるかもしれない」と監視していると白い車が近づいては離れる。3回目に車を止め3人の男を捕まえると「タイヤを盗むつもりだった」とう。3人をブタ箱に拘留することにした。

車を警察の整備庫に運び込み、徹底的に バラして麻薬の有無を調べた

見つからない!マルセイユ出港時には車体重量より60kg重かったはずだった。探せ!の号令で再検査。ロッカーパネルに麻薬を隠されていた薬と確認して車を元の状態に組み立て、ファランス大使館の依頼書を持って引き取りにきた連中に渡した

シャルニエは滞在ホテルにTVスターのアンリを尋ねリンカーンを運転するよう頼むがアンリは「名に傷がつく」と拒否した。シャルニエ自らがリンカーンを運転して麻薬売買指定場所“ゴミ捨て場”に赴いた。ここで厳密にリンカーンに隠した麻薬の濃度を確認し、異状なしということでワインストックが引き取り、金を渡した。

〇シャルニエは50万ドルをリンカーンに積み、港に走った!

ドイルとラリー、警察隊がシャルニエの前に立ち塞がった。シャルニエは反転し、廃工場に逃げ込んだ。警察隊が廃工場を取り囲んだ。銃撃戦が始まった。ドイルとラリーは工場の中にシャニエルを追った。逃げ出すサルを射殺した。工場の奥の部屋、突入してシャルニエを撃った!シャルニエでなくまるでマルダリッグだった。シャルニエを取り逃がした!

エンデイングで「ドイルとラリーは麻薬局から移動したが、後に復職した」と示される。

まとめ

前半は眠くなるような展開だったが、後半、息をのむようなスリリングなシーンの連続で、迫力のある麻薬官捕り物帳を見せてくれました。

実話であるためストーリーも尾行もリアルで面白かった実話の刑事・エディ・イーガンが出演しているという手の入った作品、むべなるかなです!

ジーン・ハックマンのちょっと破廉恥で正義感がある、ロイ・シャイダーとのコンビ刑事は楽しかった!永遠に記憶に残ります。

容疑者を尾行する映像が面白い。

渋滞道路、ルーズベルト・ホテル周辺繁華街、地下鉄駅ホーム、電車をカーチェイスで追うという尾行、いずれもリアルでいかなる方法で撮ったのかと思った(無許可で撮影したらしい)。

胴元が捕まらない結末、人類が亡ぶまで終わらないであろう麻薬戦争でした。

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