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「ラスト サムライ」(2003)サムライスピリット満載のストーリーにアクション!日本人なら泣ける!

 

7月9日に目にしたこのニュース

トム・クルーズが製作・主演を担った映画「ラスト サムライ」が、7月13日13時よりNHK BSでオンエアされる。これで観ました!

トム・クルーズが製作・主演を務め、明治維新直後の日本を舞台に“最後のサムライ”となった男たちの姿を描いたハリウッド製時代劇

記憶が曖昧になっていて、見直してよかった!

幕末の官軍と反政府軍の戦いをモチーフに、米国の産業力を借りて近代化を急ぐ政府とこれにノーを叩きつけ独立を優先する侍軍の戦は、日本とっての愛国ストーリーであり、さらに鉄砲を主体とする近代化軍に刀と弓で挑む戦闘アクションもよく出来ていて、とても面白い作品でした。

トランプ大統領が仕掛ける関税戦争に「なめるな!」という感情もあってか、あらためて日本国とは何ものかと考えさせてくれ、とても面白く観ました

監督:エドワード・ズウィック原案:ジョン・ローガン脚本:ジョン・ローガン エドワード・ズウィック マーシャル・ハースコビッツ、撮影:ジョン・トール美術:リリー・キルバート、衣装:ナイラ・ディクソン、編集:ティーブン・ローゼンブラム ビクター・デュボイス、音楽:ハンス・ジマー

出演者:トム・クルーズ渡辺謙ティモシー・スポールビリー・コノリートニー・ゴールドウィ、ン真田広、之原田眞人小雪福本清三、他。

物語は

南北戦争の英雄であるネイサン・オールグレン大尉は、除隊後は自分を見失い酒に溺れる日々を過ごしていた。そんな中、彼は近代化を推し進める日本政府に依頼され、渡日して政府軍に西洋式の戦術を教えることに。しかしオールグレンは政府軍に敵対する侍たちとの戦いに敗れ、彼らの捕虜となってしまう。侍たちの集落で過ごす中で、一族の長である勝元盛次らの武士道精神に感銘を受けたオールグレンは、彼らとともに戦うことを決意する。(映画COMより)


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あらすじ&感想

〇1876年(西南戦争の1年前)における日本の国情(設想)

日本には不平等ではあるが米国との貿易により国の体制を整えたいと考える政府(官軍)と、これとは別に自らの力で立国しようとする侍軍団の対立があった。

前者は明治天皇中村七之助)を担ぎその野望の急先鋒は政治家で実業家、軍人でもある大村松枝(原田眞人)。後者は元侍の勝元盛次(渡辺謙)を首長とする侍軍団だった。

〇大村は侍軍団鎮圧のため官軍顧問として米国陸軍将校を招聘した

ネイサン・オールグレン大尉(トム・クルーズ)は、元上司のベンジャミン・バグリー (トニー・ゴールドウィン)とともに日本にやってきた。

オールグレンは米国第7騎兵連隊でカスター将軍に仕え、バングリーの命令で残酷なインデアン制圧作戦を経験しており、バングリーを憎んでいた。この設定も面白い!

オールグレンは早速練兵訓練かを開始した。陸軍大将の長谷川(伊川東吾)から勝本の戦法を聞く。勝元は刀と弓しか使わないという。オールグレンは兵に小銃で戦う方法を教えている最中、まだ実射の体験もないレベルで、鉄道を襲撃する勝元軍の制圧を命じられる。オールグレンは日本がわずか2年で1600kmの鉄道を敷設したことに驚く。

〇鉄道を襲撃する勝元軍を制圧する官軍の戦

長谷川は「勝元とは戦わない」という。長谷川は兵を所定の配置に配備し、勝元軍で出現を待った。朝靄に中、騎馬隊は悠然と現れると、長谷川は“撤退”を命じた。騎馬隊が突入し、騎馬隊と官軍歩兵隊が混戦となった!といっても一方的な官軍の敗北、田原坂の戦闘と同じだった

オールグレンは目の前に現れた勝元と戦ったがその刀に打ちのめされ、殺されると思ったが、勝元が「こいつは運べ!」と兵に命じ、捕らえられた。勝元は長谷川大将の自決を介助した。これをオールグレンは眺めていた。

オールグレンは捕虜として勝元の支配地“吉野の国”に連行された

オールグレンは侍軍団のリーダー氏尾(真田広之)から首に刀を当てられ気を失った。とても美しい富士山の麓を経て、吉野の国へと連行された。

勝元の屋敷(書写山円教寺)につくと勝元の妹たか(小雪から傷の手当を受けた。オールグレンは傷の痛みに唸り続けた。

勝元はオールグレンが保持していた日記を真剣に読んでいた。勝元はアメリカ陸軍軍人が現住民を如何に扱ったかを知りたかった。

オールグレンは生気を取り戻し歩けるようになった。そこで目にした人々は・・。

外に出ると刀を鍛つ者、刀を振る者、弓を射る者、そして礼儀正しく挨拶をする民を目にした。武闘訓練も見た。オールグレンは侍たちは清々しい人たちだと思った。

赤い鎧のある間でたかに会った。名前を聞いても返事をしなかった。彼女の夫はオールグレンに殺されたからだった。

オールグレンは勝元から“ここで何がおこなわれているのか?“を知りたがった。

勝元が「先祖が1000年前に建てた寺だ」と言い「お前から学びたい。敵を知りたい」という。「長谷川はわしの介錯を願った。敗れて生きるのは侍の恥だ」「名誉は侍の特権だ」と言った。

 

雪の季節になった。侍たちは雪の中でも剣術鍛錬を欠かさない。オールグレンも子供に挑んでみるが歯が立たない。そんな中で護身役のボブ(福本清三に見守られながら武士の生活を学んでいった。

オールグレンは字を学ぶ子供の姿、お茶や弓の練習に励む侍のたしなみ、侍と主君の主従関係の中にみる礼儀正しさに感動、遂に氏尾と刀で立ち合いができるほどになって行った

勝元はオールグレンを家族の一員として遇することにした

“たか”が「出て行ってもらって!」という。勝元は「広太郎は戦で死んだ、本望で亡くなった」と“たか”を慰める。オールグレンが「たかは親切な人だ」と褒めると勝元は「客人を預かるのが光栄なのだ」という。

 

勝元から「侍とは定められた掟にすべてを捧げること。心に静けさを求め剣を極めること」と教わった

オールグレンは子供が懸命に剣術を学ぶ姿に、このことが分かった。この国のすばらしさが分かってきた。こうしてオールグレンは侍たちから“うまくなった”と剣術を誉められるようになった。

オールグレンが“たか”に(主人を殺したこと)に謝ると、「あの人は侍として本懐を遂げました。あなたも本懐をなしただけ。お気持ちは・・・」と打ち解けて話せるようになっていった。

オールグレンは日記に吉野の国について

「一緒に暮らすのは理解を越えた国である。自分の戦場体験から神の意志に疑問を持ったが、ここでは神聖なるものを感じる」と記した。

田植えに力を感じ安眠できるようになり、そして氏尾との剣術試合で、はじめて引き分けることができた。

〇1877年、田植えを終え、豊年祈願の祭りの最中に、忍者部隊に急襲された

お面を被って踊っている勝元が弓を引く忍者に襲われた。オールグレンがこれを発見、刀による双方の格闘となった。忍者はおかしな設定ではない、熊本城で起こった神風連の乱と思えばよい(逆か)。(笑)お互いが刀で斬り合うシーンはよくできていました!トムクルーズ剣劇が上手かった

戦を終え、オールグレンは勝元に「黒幕は誰か?」と問うた。

勝元は「荒海起こし もののふ魂よ 汝が虎眼」と詩で答えた。(笑)オールグレンは「天皇か大村か?」と聞いた。「この身体はお上に捧げたも同然、歌の結びが思い浮かばん」と答えた。さらに「お前もいろいろ見たろう!死を恐れず、むしろそれを望む!戦場を見たものは皆そう思う。そのような時に先祖が建てたこの寺に来る。人も桜もいつか散る。吐息のひとつにも一杯の茶にも一人の敵にも生命がある。それが侍の生き方だ、“それが武士道だ”」と答えた。

勝元は「天皇の要請で東京に上る、オールグレンは預かりものだから政府に返す」と言った。

オールグレンは勝元たち侍と一緒に馬で村を発った

オールグレンはかつに「忘れません」と挨拶をして勝元たちと一緒に発った。京の街の入ると侍の一団の中に外人がいるので町民の注目を浴びた。そして馬を降り、勝元たちと別れた。

〇オールグレンはハグリー大佐の元に戻り、近代化された練兵場で官軍の訓練を見た

そこでハグリー大佐に会った。大佐は榴弾砲を見せ「天皇が協定にサインしめでたく納品だ。ガットリング銃もある」と自慢した。「野蛮な村から良く戻れたな!」と驚く。

〇勝元は天皇に謁見し、参議として天皇を支えることに。

天皇は勝元に「あのものたちと同じように相談役だ。海の向こうに助けがいる」と話す。勝元が「いらないときには死を!」と申し出ると「元老院にお前がいる」と答え、「あのものたちの言い成りになっている」と言った。「現人神がなんと情けないお言葉!」と諌言すると「どうしたらいい?」と問われた。勝元は「お上は天使様、お上の言葉こそが国の力」と答えた。

〇オールグレンは大村から勝元討伐を打診された。

オールグレンはスワンベック大使(スコット・ウィルソン)の供で大村参議に会った

大使が早く兵器取引の契約を進めて欲しいと申し出るがフランス、英国も待っていると拒否した。そしてオールグレンひとりを残し「勝元に服する侍が増えると内乱に発展する。君が武力で彼を潰せるか?新しい兵器を用いれば出来るはずだ」と勝元討伐を打診した。オールグレンは「お申し出に感謝します」と丁寧に挨拶し退室した。大村はオールグレンに監視兵を着けた。

その帰り、勝元の息子・信忠(小山田真)が官憲から断髪令に違反しているといきなり髪を切られた。悔しがる信忠をオールグレンが抱き抱え、その場を離れた。

勝元が大村から廃刀令に反すると元老院から追われた

勝元は大村から廃刀令に反すると、恩賜の太刀の返納を求められた。天皇はこれに何も発言しなかった。勝元は「これで新政府を守る。西欧に身を売った愚かな国だ」と言い捨て退席した。

夜間、オールグレンが数人の刺客に襲われた!

大使館でハグリー大佐から「勝元は今夜にも捕らえられ、大村が勝たずケル」と聞いた帰り、数人の刺客に襲われた。オールグレンは見事にこの刺客を斬ってこの場を逃れた!トムクルーズの剣捌きがすばらしい!

警官隊が囲む宿から勝元が脱出して帰国した!

オールグレンは「俺はアメリカの大統領だ」と証明書を警官隊に示しながら勝元の宿泊宿に進入。ここで勝元、氏尾、信忠と合体し脱出を図った。勝元、氏尾、オールグレンが一体となり警官隊と戦う。すばらしい戦いっぷり、ここも見せ場だった!信忠が囮になり自分を犠牲にして警官隊を引き付け、3名を逃がした。勝元は信忠の死を悔んだ!

〇オールグレンが勝元に官軍と戦うことを進言した。

帰路、勝元は「お上は私を退けた。官軍がくる、それで終わりだ」と自決を匂わせた。オールグレンが「生涯主に仕え、己を律し、民に情を掛けた。それでいいのか」と問い直した。「武士道はもう終わりだ、我が命を刀が奪う」という勝元に「何よりも必要だ、敵の刀に倒れ共にあなたの声を天皇の耳に届かせよう」と説いた。

吉野に戻ったオールグレン。“たか”の子・飛源(池松壮亮に「お前は白人と戦うのか?」と聞かれ、「愛する人を殺すから戦う」と答えると飛源はバカにして去っていった。“たか“が「武士道は子供には分からない!あの子はあなたが死ぬのが怖いのです」と話した。オールグレンが「俺も怖いんだ!」と飛源をしっかり抱き締めた。

〇オールグレンが「侵攻する官軍を隘路に封じ込め、騎馬隊で撃破する戦法を薦めた

官軍は1000名からなる2箇連隊、2000人が攻めてくる。勝元軍は500名。どう戦うか?オールグレンはテルモビルの戦いでギリシャ軍300人が100万人のペルシャ軍と戦った戦例から、官軍が1個連隊しか展開できない隘路での戦闘を薦めた。

〇1877年5月25日夜、

オールグレンは“たか“から白い着物を着せられ、キスが贈られた。研ぎ上がったばかりの日本刀に赤胴の鎧を見に着け出陣した。日本方には”古きと新しきに和をもたらす者の刀なり“の銘が打たれていた。

〇戦の火ぶたが切って落とされた

官軍が2個連隊を重畳に配置して攻撃開始した。砲兵の射撃に連動して歩兵は前進を開始した。勝元軍は歩兵と障碍物でこれを止め、騎馬隊を側面から突進、弓矢を撃ち込んで戦った。勝元軍の戦いが見事に成功して官軍1個連隊が壊滅、戦場は両軍の遺体で埋まった。壮烈な戦闘だった。

しかし、官軍の第2連隊の攻撃に、勝元軍にはもはや兵力が底をついていた。勝元はそれでも攻撃を止めなかった。勝元、氏尾、オールグレンは連携し敵陣深く斬り込んだ。そして大村の眼前で、オールグレンの介助で勝元が腹を切って戦闘は終った。両軍兵士はこの死に深く哀悼の意を表した。

官軍の美しい軍服に小銃、これに野砲、ガットリングの射撃、これに対する勝元軍の甲冑に刀、槍、弓、これに大量の騎馬を用いた戦闘パノラマは、壮大でスピード感があり、見ごたえのあるものだった。

〇オールグレンは勝元が持つ恩賜の刀を天皇に返上した

スワンベック米国大使が明治天皇に日米貿易協定の締結について挨拶している席に、米君陸軍の軍装でオールグレン大尉が勝元拝領した恩賜の刀を天皇に返上にやってきた。

天皇は「強力にして独立を保つ近代国家を確立したい。このため鉄道や大砲、西欧の衣服を手に入れた。しかし、日本人たることを忘れてはけない、この国と歴史と伝統を。スワンベック大使、この協定はわが国民にとって最善のものとは思われね」と述べ、大村の財産を没収、罷免した。

この後のオールグレンの行動は不明だが、“たか“の元に奔っていた。

まとめ

「日本はすばらしい国だ」と感じさせてくれるうまく出来た脚本、セリフだなと驚きました。

美しい風物にすばらしいセリフだ。品格がある!監督が三島由紀夫の影響を受けているとのことで、むべなるかな!と思いました。

 正しく日本が描かれているかというと、間違いもありますが、そんなことよりも美しいセリフで帳消しです。(笑)

この作品があったからこそ、真田広之さんは「将軍」で大成功したと思います。

本作品のアクションや戦争シーンを誉めるより、オールグレンが勉強し剣を学び、歌を詠み、侍になっていく過程の方が面白いと思った。美しい寺院の中で四季を感じながら学ぶオールグレンの姿に、日本の良さをもう一度考える機会を貰ったように思える。

そうは言うものの、戦闘シーンを誉めねばなりません。大量の騎馬を用いたラストの戦闘シーンは見ごたえがありました。ラストの官軍との戦闘で福本清三さんがトム・クルーズを守って闘死するシーン、今となっては貴重なシーンになりました!

トム・クルーズ、さすがの演技でした。小雪さんが印象に残ります。

オールグレンが勝元の教えにより剣を極めていく中で日本人の心の拠所のようなものが描かれるのがすばらしい。今の人はすこし反省した方がいいと思います。(笑) 

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