以下の内容はhttps://matusima745.hatenablog.com/entry/2025/04/08/060700より取得しました。


「九十歳。何がめでたい」(2024)百歳時代の生き方、世の中に怒りをぶつけて生きる力を貰う!

 

原作:作家・佐藤愛子さんが日々の暮らしと世の中への怒りや戸惑いを独特のユーモアでつづった同名ベストセラーエッセイ集。面白くないわけがないと観ることにしました。

 

九十歳になり、体力気力が衰え書く意欲がなくなっていたところに、不躾にやってきた編集者の勧めで世の中に怒りをぶつけてみると生きた心地がするという、佐藤さんらしい年の取り方が描かれる

 

年取ったら笑顔で感謝しながら静かに過ごすのがベストだと思っていたが、これはもったいない!百歳時代、怒ったり笑ったりと世の中に反応することが生きる力になると教えてくれます。現在百一歳の佐藤さんの生き様が証明しています。

 

監督:「老後の資金がありません!」の前田哲、脚本:大島里美撮影:山本英夫編集:早野亮、音楽富貴晴美主題歌木村カエラ

 

出演者:九十歳になられた草笛光子さん唐沢寿明、真矢ミキ、藤間爽子、片岡千之助、中島瑠菜、他。

 

物語は

これまで数々の文学賞を受賞してきた作家の佐藤愛子は、90歳を過ぎた現在は断筆宣言して人づきあいも減り、鬱々とした日々を過ごしていた。そんな彼女のもとに、中年の冴えない編集者・吉川がエッセイの執筆依頼を持ち込んでくる。生きづらい世の中への怒りを歯に衣着せぬ物言いでつづったエッセイは思いがけず大反響を呼び、愛子の人生は90歳にして大きく変わり始める。(映画COMより)


www.youtube.com

あらすじ&感想

〇九十歳になった佐藤愛子先生(草笛光子

起床して新聞を読む。人生相談欄の「夫が嫌い」に目に留まった。10才年上の50歳の夫は男尊女卑で何もしない。別れたいという女性(木村多江評論家の海藤(清水ミチコが「冷静に考える時期ですね」と回答している。愛子先生は耐えられず「はっきり言いなさい、あんたのことは嫌いです!」と女性に忠告、海藤も苦笑い。歳のことを忘れ、おかしいと思ったら口を挟む佐藤先生。

 

これが先生の流儀だが、九十歳になると見えない、腰が痛い。頭も身体も耄碌して死にない気分になるという。

 

こんな先生に行き付けの美容師(LiLiCo)が「百歳まで頑張って!」と軽軽しくいう。先生は「娘が面倒みてくれるでもなく、体にガタがきているの!九十歳、何がめでたい」と言い返す。

 

九十歳だという草笛さん。九十歳には見えない!お元気ですね!

 

〇こんな愛子先生に週連載エッセイを書けと不躾に現れ勧める編集者

編集者は吉川(唐沢寿明)だった。吉川はパワハラで社のパワハラ調査委員会から勧告を受け編集部あずかりの身となった。さらに妻は離婚届を残し、娘と一緒に家を出るという家族に捨てられた男だった。(笑)

 

仕事のことには目がないが、仕事以外には取柄のないどうしようもない男を唐沢さんが面白く演じています。(笑)

 

吉川は佐藤先生に目をつけ連載エッセイを書くよう勧めた水野(片岡千之助)が説得に失敗した話を聞き、先生の著作を調べプライベートで2回離婚していることも気に入って“おもしろいおばちゃん”だと自分が説得してみることにした

 

〇吉川は花束と菓子折りで佐藤先生の説得を試みる

先生は「きれいな花にはトゲがある、エッセイは描かない」と皮肉を込めてきっぱり断る。これに「人生百歳の時代、人生の代表のような先生の言葉が読者に響く」と吉川が食らいつく。ところが先生から「私の作品のどこから?」と問われしろどもどろになった。(笑)吉川が菓子折りを持って帰り始めると「それは頂いておく」と先生。(笑)



再訪で、吉川が「隔週ではどうですか?」と条件を和らげるが、先生は全く受け付けない。菓子折りは頂くと。(笑)

 

日を改め、吉川が再々訪れる。その都度、菓子折りだけは受け取る。(笑)

先生はこの歳で甘いものをよく召し上がることに驚いた!吉川は汚い手を使うことにした。追い返され、門のところで泣いた。これを見た娘の響子さん(真矢ミキ)が先生に「見て!」と促がす。先生が響子さんに「90歳、何がおもしろい」と書かれた紙きれを持たせて吉川のところに寄こした。これは吉川と響子さんの連携プレーだった。(笑)



〇「九十歳、何がおもしろい」は大きな反響を呼んだ

先生が執筆開始した。吉川は朝の散歩に付き添い「日々思うことを書いてください」とお願いする。

 

散歩で子供たちの元気な姿を見た

ところが新聞には子供の声がうるさいと保育園新設に反対する意見が載っている。

早速先生の筆が奔る。「保育園がうるさい?子供の声が聞こえなくなるのかこの国が衰弱に向かう前兆だ。子供が力一杯騒ぐ声は未来に開け上がるエネルギーがある。戦争中空襲警報で街が静まる恐ろしい体験をした。街の音は色々混じったほうがいい。騒音は生活に活気が満ちている証拠だ」と。吉川は「すてきなエッセイです」と感謝を伝えた。

 

先生が孫娘の桃子(藤間爽子)とタクシーで出かけた

スマホのアプリでタクシーを呼ぶ。先生が運転手(三谷幸喜に携帯とスマホの違いを聞く。運転手が「スマホは何でも出来る」という。先生が「私は頭と手で生きて来た。スマホは人間をバカにする。努力しないで答え出てくる」と答え、運転手と意気投合した。

 

先生は「どんどん便利になるが進歩はもういい、進歩が必要なのは人間の精神力だ」と書き始めた。



響子さんによると先生は原稿を書き始めて元気が出て来たという。

 

吉川はエッセイにねたを探すために、先生のアルバムを見せてもらった

先生は孫娘の成長に合わせ同じ衣装で写真を撮りその写真を年賀状に使っていた。そして87歳では棺に収まっていた。どれも使える!(笑)

 

吉川のところに妻からインターネット電話が入った。「離婚届けに押印して送って!」というもの。電話は一歩的に切られた。

 

〇吉川が佐藤家のBBQに呼ばれた!

先生は全てお見通しだった。吉川をBBQに誘った。吉川はここぞとばかり肉を喰った。(笑)先生が失くした犬ハチの話が出た。吉川が「ハチの話を書いて欲しい!」とお願いしてそのままソファーで寝込んでしまった。先生はハチの話を吉川が目を覚ますまえに書き上げた。

 

タイトルは「ぐちゃぐちゃめし」。これが結構泣ける話だった

北海道にいるとき捨て犬を拾い、東京に連れてきた。先生は執筆に忙しくほとんど面倒をみなかったが、これを食べてれば長生きできると昆布飯を与えていた。ハチは病気もせず20歳まで生きたが腎不全で2か月先生のベットの下で眠って亡くなった。葬儀には近所の主婦がきて「家の犬が世話になった。ハチちゃんあのぐちゃぐちゃ飯が好物だった」と聞かされ、先生は涙を流した。



〇「九十歳。何がめでたい」が文庫本になって出版された。大好評だった

佐藤先生が取材を受けることになった。しかし、先生の応答は素気ないものだったがそれが又受けた。

 

〇先生はネットメディアに転職した水野に誘われ、ネット連載を引き受けた

吉川は不満だった。先生が「器の小さい!奥さんに逃げられるよ」と叱責した。すると「そうです。愛想尽かし妻も娘も逃げました!」と吉川の口が滑った。吉川は逃げ帰った。響子さんが心配するが先生は「放っておけ!」と。

 

ところがテレビが故障し吉川に電話するが出ない。修理屋(オダギリジョーを呼べば高い修理費を請求される。プリンターが壊れるが吉川は来てくれない。先生は「時代に取り残された哀れな老人、もう世話にならない。死ぬのが手っ取り早い!」と喚いていると本当に倒れた。(笑)老人は怒ったら血圧が上りろくでもないことになる。(笑)

 

先生、響子さんに付き添われ、桃を半分食べて総合病院に。しかし、「朝から何も食べずに」という注意違反で窓口女性(石田ひかりに追い返される。(笑)先生がお怒って自宅に帰ったが・・・。

 

〇吉川が先生に電話すると途中で切れた

吉川は妻との関係を修復しいと、妻の手を煩わした母親の墓参りと売却に掛けている母親の家の処分状況を確認し、先生に「一緒に仕事をしたい」と電話した。すると先生の返事がなくドドンの音がして電話が切れた。吉川は慌てた。佐藤邸に急いだ!

邸に着くと、先生は顔に白い布を被りソファーに寝かされ、響子さんと娘さんが泣いている。吉川は「先生!」と大声で先生に抱きついた。先生は生きていた!佐藤愛子さんはこういう悪戯をしたらしい。(笑)しかし、先生の顔が腫れているので背負って病院に運んだ!

 

〇吉川は妻と娘の関係修復にと娘のバレーコンクールの見学会を訪れた。

そこで先生にあった。立派に踊った娘・美優(中島瑠菜)に拍手し、妻・麻里子(木村多江)に会うことができ、「これまで何も見てなかった。もう一度チャンスが欲しい」と申し出たが、妻は「離婚届けだけでいい、佐藤先生に出会って背中を押してもらった」という。吉川は「人生百年、輝いて生きてください」と言葉を送った。

 

先生に会うと「一度家を出ると口にした女はそんなもんよ」という。そこに先生の旭日小綬章受賞が決まったお連絡が入った。

 

〇記者会見で先生は

九十歳になり書くものはないと思った。そうしてのんびり過ごす鬱病みたいになり、編集員がきてひつこくて、でも書く元気ができて、やってみて、書いて元気になった。それまで聞きたこと見たいこと言いたいことがなくなっていた年寄りが書くことで怒ったり笑ったり憐れんでいたりで世の中に反応すること自体が力になっていた。つまりその編集員さんに命を救われました。



人間はのんびりしようと考えたら駄目になることが九十歳になって分かった

 

まとめ

佐藤愛子さんの意地悪エッセイを草笛さん主演でコメディーに描く。大笑いしましたが、そこには品がある。これが素晴らしかった

 

沢山のキャストの皆さんが面白さに花を添えてくれました。というより楽しんでいましたね!三木さんの運転手が一番よかった!(笑)

 

エンデイングで佐藤愛子先生の実生活が写真で映し出される

この作品と同じ写真が続く。ほぼ実話に近い作品なのだと思いました。孫の成長に合わせ、そのときどきの孫と同じ衣装で年賀状を作る。これが歳を取らない秘訣らしい。これは真似てみたいですね!(笑)

 

草笛さんも若く見えましたが、実物の佐藤愛子先生も若く見える。

 

唐沢さんが演じる吉川。とても愉快な演技で楽しめました。50歳での離婚でしょげてはいけませんね!百歳時代では人生の半分。佐藤先生が云うように大きな目で自分の人生を見つめることが大切な時代になりましたね!人生は再生できるという映画作品は沢山あります。

 

社会に反応していることが生きる糧になる。ブログを書くことも人生を楽しみ長生きする秘訣になるかもしれませんね!

              ****




以上の内容はhttps://matusima745.hatenablog.com/entry/2025/04/08/060700より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14