以下の内容はhttps://matusima745.hatenablog.com/entry/2024/10/10/052011より取得しました。


「唄う六人の女」(2023)森の女たちに翻弄されて、この落し噺。気にいりました!

 

タイトルが気に入った。(笑)

美しく奇妙な6人の女に監禁された2人の男の運命を描いたサスペンススリラー

ファンタジーのようなサスペンススリラー。画が美しく、アイディアに満ちた、監督の特性が生かされた作品でした。

監督:石橋義正脚本:石橋義正 大谷洋介、撮影:高橋祐太、編集:石橋義正

音楽:加藤賢二 坂本秀一、主題歌:NAQT VANE。

出演者:竹野内豊山田孝之水川あさみ、アオイヤマダ、服部樹咲、萩原みのり、桃果、武田玲奈、他。

物語は

父の訃報を受けて帰郷した萱島と、萱島の父が所有していた土地を譲り受ける予定の宇和島は、車で山道を走る途中で事故に遭い気を失ってしまう。目を覚ますと、2人は謎めいた6人の女たちによって森の奥深くの屋敷に監禁されていた。(映画COMより)


www.youtube.com

あらすじ&感想

写真家の萱島竹野内豊)は父の遺産相続を受け取るために父の屋敷を訪ねた

4歳のとき両親が離婚しそれ以来父に会ったことがない。父は山に憑りつかれていたと聞かされた。部屋を見ると地図に森を調べた膨大な記事が貼りつけられていた。そのうちの奇妙な写真が気になりポケットに入れた。

萱島はこの屋敷で不動産屋の松根(竹中直人)を仲介人として東京の土地開発会社の宇和島山田孝之)に山林と家屋を売却した。そのとき、ひつこく蜂が飛び回る。萱島はマネージャー&恋人のカスミに「明日帰る!」と連絡した。カスミは妊娠を伝えたいと帰りを楽しみにしていた。

宇和島の車に便乗して駅に送ってもらう途中の山林道で落石に追突し気を失った

直前、ここを通るはずのない和服の美しい女性に出会った。死亡か気を失ったかはっきりしない!

萱島が目覚めると美しい女がトントンとまな板を叩き料理していた

音が気持悪い。萱島は手を縛られていた。逃げようとすると女が先回りして、料理を出す。虫の料理で食べられない。刺し棒(矢)を突き出して「喰え!」と指図する(刺す女:水川あさみ)。彼女はチョコレートを取り出し食べる。声を発しない。

その後、露天風呂に入れられるとそこに別の金髪の女が顔を出す。この女と水中を泳ぐ夢を見た(濡れる女:アオイヤマダ)。女がナマズと泳ぐ。まるでダンスをしているように泳ぐ。美しい画になっている。アオイヤマダさんだから上手いはずだ!(笑)

目が覚め、もう一人の男がどうしたと聞く。

宇和島も手を縛られていた。金髪のきれいな女が激しくキスしてくる(撒き散らす女:服部樹実)萱島宇和島の縄を解いてふたりで逃げようとしたところにおとなしい女が食べ物を持ってきた(見つめる女:桃花)。

宇和島が“見つめる女”を蹴飛ばし、ふたりで逃げ出した

逃げ出したが元に戻って来る。萱島は途中で父のカメラを拾った。そして奇妙なことにカスミによく似た女に会った(包み込む女:武田玲奈)。が、逃げていく。

萱島宇和島に「わけがあってここに連れてこられたのでは?」と話すと「俺は帰る」と逃げ出した。撒き散らす女が斧で振り回し、宇和島を追った。

夜、宇和島は撒き女が酔っぱらった隙に食べ物を持って逃げ出した。撒き女がこれをしっかり見ていた。

萱島ローソクの火に囲まれ椅子に座りゆったりと身体を動かす6体のうつくしい女を見た

萱島は刺す女から酒を呑まされ、酔って父と別れたときのことを思い出していた。母が「全部あの男のせい、ろくでもない男だった」話したこと。

刺し女に父の家で見つけた奇妙な写真を見せ「何か知っていないか?」と問うと刺し棒でつつき、チョコレートを分けてくれた。良い気分で飲んでいると父の声が聞こえた。「もし植物が黒だったらすべての水を吸いとる。が、そうしなかった。だから森が生きている。あの女を見ると人間に性はいらない。人間は彼等と進化する。俺には答えがある」という。父親が森を愛する理由だった。

宇和島が“見つめる女”を犯して逃げた!これを萱島が見ていた。椅子に座る女が激しく踊った。天から光が刺し、萱島の身体に変化が現れた

翌朝、刺し女の差し出す虫の味噌汁を飲んだが、美味かった。萱島は「人間が生まれた理由がある。この森に答えがある。俺に探して欲しいと、だから呼ばれたのか」と思うに至った。

萱島は森の調査を始めた

子供を伴った包み女に会った。ローソクの火に囲まれ椅子で身体を動かす6体の女を見た。大木の下に鹿の死骸を見つけた。家の戻ると刺し女から蜂蜜を舐めさせられるほどにいい関係になっていった。

不思議な女が次々に現れ、声を出さないで容赦ない暴力を働く。キャラクター、画がよく出来ている。中でも6体の椅子に座る女は何者か?父の話も哲学的だ。

かなりいける、「ミッドサマー」(2019)ほどのミステリー、ホラーになるかと期待が膨らむ

宇和島は森を彷徨し“見つめる女”に出会い、セックスを求める

これを萱島が見つけた。ふたりは絡み合い、宇和島萱島を池につき落して森に逃げた。が、萱島は濡れ女に助けられた。

萱島は森の中で撮る。4歳の頃溺れて助けられた記憶の中で撮っていると、奇妙な写真の映像と同じ形状のものを発見した。椅子に座る女を思いだした。父に「あの女は何者?」と聞いた。父は「生きていなければならない、いなくてならない人たちだ。いずれ分かる」と話してくれた記憶が蘇った。このセリフが凄い

萱島宇和島のバックを見つけた

その中に「放射能破棄物最終処理建設計画と活断層を発見し計画の破棄を求めた父の知事あて意見書」があった。萱島は刺し女の家に戻り、森を出る方法を聞いた。刺女が「あの方向」と示した!

カスミは警察から萱島の行方不明を知り、落石現場を訪ねていた

そこに萱島が現れた萱島放射能破棄物最終処理建設計画と父の欠いた知事あて意見書をカスミに持たせて、「弁護士にこの資料を渡せ!宇和島が父を殺した。俺が殺す以外に誰も殺せない」とカスミの車に乗り、落石めがけて衝突し元の世界に入り、宇和島を追った!

萱島が戻った世界は死の世界が良いのでは?ふたりが会わなくでも父の資料を弁護士に伝える方法はあると思う。

まとめ

森に入って、不思議な女性たちに逢い、凄い惨劇が起きるのではないかと、いくつのものホラー作品を思い出し、凄い作品が出来たなと楽しみました。特に椅子に座る6体の女性は何を意味するかミステリアスでした。

後段に入り、宇和島のバッグから核処理施設建設計画と知事への意見書が見つかったあたりから先が読め、あっという間にファミリーコメディになって、最後はファンタジーの世界でした。エコがテーマというのはとてもいいのですが、やかりこの作品、全編ミステテリーでホラーっぽい雰囲気を残して欲しかった

女がどこで唄った?(笑)しかし、萱島や父のセリフが良かった

画が美しい、音楽もよかった。アオイヤマダ、服部樹咲さんをキャストして踊らせるというのは上手い演出でした。(笑)可愛い桃果ちゃんには気の毒な役でした。(笑)

アイディアが面白い作品、楽しく見せてもらいました。

              ****




以上の内容はhttps://matusima745.hatenablog.com/entry/2024/10/10/052011より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14