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「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」(2023)今という時代をチョコの世界で描く面白さ!

 

板チョコが細かく割れる意味が分かった!(笑)

ティモシー・シャラメ主演ということでWOWOWで公開される機会に鑑賞しました。子供っぽいタイトルで期待していなかったですが、なかなかの作品でした。

原作:ロアルド・ダールによる名作児童小説「チョコレート工場の秘密」(1964)、未読です。これを原作にした作品はこれまでに2作品あります。いずれも主人公は工場の創始者ウィリー・ウォンカの後継者チャーリー・バケットの話しですが、本作の主人公は若き日のウォンカです。実はこんなことも知らずに挑戦でした。(笑)

監督:ポール・キングロアルド・ダールの親族から特別に許可を取っての製作であったとか。監督にはどうしても描きたいものがあったと推察。鑑賞してみて社会情勢の背景が現在に近い、そして強いテーマ性がある。板チョコが細かく割れることに、実は隠されたテーマがあるとみました。(笑)

脚本:サイモン・ファーナビー ポール・キング撮影:チョン・ジョンフン、美術:ネイサン・クロウリー衣装:リンディ・ヘミング、編集:マーク・エバーソン、音楽:ジョビー・タルボット。

出演者:ティモシー・シャラメヒュー・グラント、キャラー・レイン、ガン=マイケル・キー、パターソン・ジョセフ、オリビア・コールマン、他。

物語は

純粋な心ときらめくイマジネーションを持ち、人びとを幸せにする「魔法のチョコレート」を作り出すチョコ職人のウィリー・ウォンカ(ティモシー・シャラメは、亡き母と約束した世界一のチョコレート店を開くという夢をかなえるため、一流のチョコ職人が集まるチョコレートの町へやってくる。ウォンカのチョコレートはまたたく間に評判となるが、町を牛耳る「チョコレート組合」からは、その才能を妬まれ目をつけられてしまう。さらに、とある因縁からウォンカを付け狙うウンパルンパヒュー・グラントというオレンジ色の小さな紳士も現れ、事態はますます面倒なことに。それでもウォンカは、町にチョコレート店を開くため奮闘するというミュージカル仕立てのファンタジー・アドベンチャー作品です。(映画COMより)


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あらすじ&感想(ねたばれあり:注意)

ウォンカは母と約束した夢をかなえようとチョコの町ガレリアにやってき

携帯できるチョコ製造装置と母の残した1枚の板チョコレートそして12ソブリンのお金を持ってチョコの街ガレリアにやってきた。

優しいウォンカは貧しい人に恵みを与え無一文になってしまった。そこに現れた男・ブリーチャー(トム・デイヴィス)の勧めでで洗濯業を兼ねる宿に宿泊することにした。宿主はクラビット(オリビア・コールマン)で、宿泊料が1ソブリンだった。ウォンカは「明日チョコを売れば支払える」と宿泊契約書を確認せずサインした。

翌日、町でチョコを売った。空を飛ぶほどの味で評判は良かった

これを見た地元チョコ組合長のアーサー・スラグワース(パターソン・ジョセフ)が「自分たちのチョコが売れなくなる」と警官に路上販売禁止を訴えたため、儲けたお金を召し上げられた。

スラグワースは教会で懺悔する警察所長(キーガン=マイケル・キー)を捉まえ署長の大好物チョコを与え、ウォンカの路上販売を取締るよう要請した。チョコ好きの署長はこれでどんどん太っていく。(笑)

宿に戻ったウォンカは宿賃が支払えない

宿賃は石鹸代やマットレス使用料などと追加され1000ソブリンにも膨れ上がって支払いが出来ず、契約書に従って地下の洗濯工場で働くととになった。

洗濯工場ではクラビットに借金して払えなかった多くの人たちが働いていた

その中に両親がいないという黒人の娘・ヌードル(キャラー・レイン)がいた。ヌードルは文字Nの刻印があるペンダントを身に着けていた。

ウォンカはヌードルにチョコを作って味見させ、「チョコを作って売る」と誘うが「ここから貧乏人は絶対に出れない」という。元会計士で洗濯係のクランチ(ジム・カーター)が「昔、スラグワースの事務所でスラグワース家の秘密文書を見た。秘密文書は赤と青の2冊で、1冊はスラグワース家(赤)、本物(青)は教会にある。“教会地下の大規模チョコ工場”図面を見た。しかし、チョコ店を持ってない」という。

ウォンカはここを出ることにしたが、チョコがないことに気付いた!

ウォンカがある島で豆を盗んだことで豆畑の番人、小人のウインパルンパ(ヒュー・グラント)に追われていた。彼が盗んだと気付いた。「豆はあるがミルクがなければチョコは作れない。夜、ヌードルと一緒に動物園のキリンのミルクを戴くことにした。

うまく警備員を騙し動物縁に侵入しキリンのミルクを戴いた

ウォンカとヌードルは天にも昇る気持ち。ふたりは風船にぶら下がり唄い踊って洗濯工場に戻った。とても美しいファンタジーシーンだった。

ウォンカはチョコを作って電車の中で売るが、ことごとく警官に見つかって売ることができない。

ウォンカは洗濯工場の従業員に力を借りて夢のチョコ店“ウォンカ”を作ることにした

従業員の不在に気付かれないよう、宿主のクラビットに恋人を与え(笑)、洗濯作業を止めないよう犬を使った自動洗濯装置を発明した。(笑)ウォンカはチョコ職人でありながら発明家でマジシャンでもあった。

店は、いろいろな技能をもつ従業員によってすばらしいものに出来上がった。商品棚は回転式(回転すしタイプ)でいろいろなチョコを選ぶことが出来る、雨粒のように天井からチョコを降らす。客はもう大喜びだった。この華やかなチョコ販売シーンも見どころだった。アイデアがすばらしい!

突然スラグワースが「チョコ食べて青い髭が生える」と騒ぎ出し(笑)、異変を訴える客が出始めた「毒が入っている」とウォンカは販売を停止した。その後、店は出火で消えてしまった。

ウォンカは船で北極に去ることにした

従業員たちはスラグワースによるクラビットからの借金清算で、自由の身にした。ヌードルは町に害を及ぼす可能性があると牢に囲まれた。

スラグワースがウォンカの最後を見届けようと波止場にやってきてウォンカと固い握手を交わした。乗船するとウンパルンパが「貸を返せ!」と追いかけてきた。ウォンカが「チョコ職人を辞める」というと「それでは貸を払えないぞ」という。「ヌードルには可哀そうなことをした。スラグワースと握手したとき、ヌードルのペンダントと同じ文字でA&Sの跡があった」と話すと「アーサー・スラグワース家の関りのものだぞ」という。ウォンカは「ヌードルは殺される!」と船を下り、ヌードルを捜した。

ウォンカはヌードルを救うためにスラグワースを牢に入れることにした。

ウォンカは牢に囚われたヌードルを救い出した。次にスラグワースを牢に入れるために教会に保管されているスラグワース家の秘密文書(青)を盗み出すことにした。

計画は元洗濯工場従業員で捜索隊を作り、キリンを教会に送り込んで混乱させその隙に捜索隊で秘密文書を探し出すというもの。

教会は某男爵の葬儀を行う準備をしていた。そこにキリンが乱入し大混乱に陥った

ジュリアス神父(ローワン・アトキンソン)が警官隊を導入しようとするが、今は猟師の元従業員が道路に魚を捲きそれが凍り大量のフラミンゴが集り、警官隊は動きが取れない。(笑)その間に元従業員たちの捜索隊が教会に入り秘密文書を捜索した。

ヌードルが秘密文書を発見した。その中にヌードルの母親の名前「ドロシー・スミス」があった

そこにスラグワースら組合員たちがやってきた

ウォンカはスラグワースにヌードルとの関係を聞いた。スラグワースの弟の子がヌードルで、ヌードルが生まれてすぐに亡くなり、母親がヌードルを預けにきたが捨てたというものだった。ヌードルの母親の名を訪ねると「忘れた!貧乏人よ」と吐き捨てた。

ウォンカとヌードルは地下のチョコ工場に逃げ込んだ

番人に「ウンパルンパという男に渡してくれ」とチョコを渡しておいた。

地下に降りると大量のチョコ液が保管されていた

スラグワースらが地下室のドアを締め、大量のチョコ液を注入し始めた。ウォンカとヌードルは増え続けるチョコ液の中で藻掻いていた。天井に届いたところにウンパルンパが現れ、ふたりは救出された。調子よすぎるがここは大目に!(笑)

警察署長が到着し、ウォンカを逮捕するという

ウォンカは秘密文書を示し「あなたこそ賄賂を受け取った悪人だ」というと、署長は部下に逮捕された。(笑)

ウォンカはヌードルにバルブを開けるよう命じると、噴水から地下のチョコ液が吹き出し、多くの市民が集まってきた。

ヌードルの母親は図書館で働いていて直ぐに見つかった。

ウォンカは“ウォンカ”チョコ工場を作り、多くの客を迎えていた

母親が残した一枚のチョコの包み紙を開くとそこにはチョコで成功する秘訣「分かち合う人になれ!」が書かれていた。ウォンカは母が残したチョコを砕いて廻りに人に配った。

まとめ

ポール・キング監督が原作者親族から、原作の精神を生かしながら、大胆な改変の許可を取り付け製作した作品だと思った

ラストシーン、ウォンカは母が残した言葉「チョコを上手く作る方法は分かち合うこと」を思い出し、母の形見の板チョコを割って周りの人たちに分け与えた。チョコは人に幸せを与えるよういかようにでも割れるところに意味がある。(笑)

今の世界、南北問題、国内での貧困層拡大の問題がある。これらの問題にチョコの精神が生かされるようにという願いが込められた作品だった

ウォンカとヌードルのバディ物語で、ふたりが大きな権力を持つ教会と警察をバックにチョコ生産を独占する組合に、仲間の支援を受けて対抗するストーリーは、今の時代をモチーフにしていて面白い

チョコ組合が隠し持った膨大なチョコ液を取り戻し噴水から吹き上げ市民に提供する。1948年の時代設定であるが古さを感じずリアリティがあって、観ていて暖かい気持ちになれる

実写でありながら、チョコの力で人が空を飛ぶし、巨大なチョコ液の中を泳ぐなどアニメを見ている感覚で楽しめました。ミュージカル仕立ても、楽曲が良くて気持ちよい。そしてティモシー・シャラメフレッド・アステア風に歌い踊るのだから良いに決まっている。(笑)

世界中から愛されるティモシー・シャラメを配したことがすでにチョコの世界でした。これをヒュー・グラント、オリビア・コールマンなど大ベテランが支える贅沢な作品でした。

たかがチョコ映画と言わず、前作を知らずとも楽しめる、観てない方にはお勧めします

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