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望まないことをして、悲しませたくない。

こんなニュースが飛び込んできた。

 

news.yahoo.co.jp

 

 

総務省、ちゃんと調べたんだね。

 

うちの実家が、ゴミ屋敷とまではいかないけれど、まぁまぁな魔窟。

やんちゃな兄が天井を取っ払い、梁をむき出しにしたまま家を出たため、どこぞから侵入してきた動物が1階まで降りてきたりと、そこそこカオス。

 

母が元気よく飛び回っていた頃は、物産展に行っては物珍しい調味料を買ってきては、1,2度使い、そのまま放置していた。

モノが増えるということは、自分の管理できる以上のモノを購入してしまうからであって、買い物が好きで買いすぎたとて、それをちゃんと消費すれば、それは必要なものになる。

おせち料理のお重だって、年に1度しか使わないけれど、年に1度は使うから無駄ではないのと同じこと。

 

母の場合、そのたくさんの調味料たちをちゃーんと最後までお料理に使っていれば別にいいんだけど、開けたら開けっぱなし、冷蔵庫にも入れず、(いつ買ったか、いつ封を開けたか)忘れた頃に使って、父がお腹を壊す、母はお腹を壊さない。

 

そういう意味では、実家の魔窟は主に父の健康面に不安がある。

そんな父からのヘルプを受けて、実家に帰ると明らかに消費期限が過ぎているもの、腐っているのも、虫が混入しているもの、などなどを捨てていた。

 

そうすると、母がそれはそれは悲しそうな顔をするの。

父と母の健康を守るためにやっていても、すごくすごく悲しそうなの。

 

その顔を見た時、『ああ、もう捨てられないなー』と思った。

 

さすがに、こんなん食べたらお腹壊すどころの騒ぎじゃないぜって食材は処分したけれど、封の空いていない消費期限の切れた調味料や、乾物、レトルト、缶詰などは娘が欲をかいて実家の食材を奪っていく。というコ芝居を挟んで引き取っていた。

 

食材をカバンに詰め込むわたしの姿をみて、母は『どうせ、うちに帰ったら捨てるんでしょ』と苦笑い。

バレとる(笑)

でも、闇雲に『捨てる!捨てろ!』よりは甘えて『いいな~。ちょうだい♪』の方が拒絶反応はない。

 

それから、何年か経ち、母の元気がなくなり、大好きだった物産展巡りもできなくなって、あまり買い物に行けなくなった。

行ったとしても、必要最低限のモノしか買えない。

だって、持ち帰るのが重いから。

 

そんな訳で、実家の台所は、モノの増える速度が遅くなり始めた。

最近では、父に買い物に連れて行って貰うようになり、なにか買おうとしても父に止められてしまう。

 

あんなに買い物が好きだったのに、そうなると可哀そうになってくる。

 

父には『無理に片付けなくてもいい。最後の始末をするのは子どもの役目だから』と何度も念を押している。

 

気が遠くなるほど、同じようなズボンを50本くらい持っていても(さすがの母も笑ってた、でも、捨てる気なし)、頭、いくつあるの??ってほどの帽子を持っていても、二人しかいないのに、4種類くらいの別々のシャンプーとトリートメントとボディソープの詰め替え用が封を切ってそのままお風呂にあっても、いいんだ、そのままで。

 

もちろん、生活に支障をきたすほどになったら、娘の権限を行使するけれど、それまでは、片目をつむって片目は半目にしておく。

 

ただ、まぁ、父のお腹だけは心配だけど…。

 

 

 




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