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サンテックのクリスタルDフィルムで撮影環境を更新してみた

これまで撮影でたまにトレペ(トレーシングペーパー)を使っていました。ロールのトレペはサンテックや堀内カラーなどから 1,700 円くらい(サイズや巻数による)で販売されています。入手はヨドバシカメラ店頭かヨドバシドットコムが良いですね。

  • サンテック

撮影用のトレーシングペーパーは 10 m くらいとかあるので一本買っておけば何かと使えるのですが、耐久性が低く簡単に破れてしまいます(トレペとはそういうものではあるのだけど)。

そろそろユポかアートレをロールで買おうかなと思っていたのですが値段が結構高いんですよね。巾にもよりますがユポが 10 m、アートレが 5 m で 1 万円くらいします。ユポは色温度が下がる(暖色系になる)ので選ぶならアートレがいいですかね。

というわけでヨドバシアキバにアートレを買いに行ったんですが、スマホで確認してみると在庫ありなのに見当たらず。代わりにサンテックの『クリスタルDフィルム』というものが売られているのを見つけました。"D" は Diffuser(ディフューザー)の "D" でしょうか。

クリスタルDフィルム 1,250mm×5m|株式会社サンテック ―写真映像用品商社―

購入するならヨドバシカメラがおすすめです。「SPクリスタルDフィルム」というものもあるようですが、サンテックの公式ページには掲載されておらず、注文後にメーカー発注する商品の品番なのかもしれません。

https://www.yodobashi.com/product/100000001002366769/

定価ですが Amazon でも取り扱っているようです。

  • ノーブランド品

スペックを見てみるとポリエステル製で厚さ 75 μ。スペックだけ見るとアートレと同じっぽいですかね。値段は銀一のアートレの半額くらいで 5,640 円(ヨドバシ価格)です。サイズもちょうどよさそうだったので試しに買ってみることにしました。

取り出してみると薄いフィルムでトレペのように破けるということは無さそうです。トレペよりも折り目もつきにくいかなとは思いますが、踏んだりしてガッツリ折れると跡は残ります。

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ちょっと話は変わるのですが、ずっと気になっていたことがあったので先日ちょっと実験をしてみました。

ディフューザーに対して垂直または斜めから光を照射した場合、被写体に当たる光に変化はあるのかという実験です。❷ の光が ❸ に突き抜けるのか、❹ のようにディフューザーで曲がる(均される)かという実験ですね。❹ になるのであれば ❶ の結果と同じということになります。

結果はご覧の通りで、影の出方は変わるようです。「光源の位置で変わってるだけでは?」と思ったりもするのですがとりあえず疑問は解消できました。

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ディフューザーの向きに関わらず光の指向性は保持されることはわかったので、さっそくソフトボックスに少し細工をしてクリスタルDフィルムを併用して撮影をしてみました。

被写体は左が 1/6 スケールのスピリテイルの水着ライザ、右が デザインココの 1/4 スケールの水着ライザです。セッティングは両サイド斜光+トップライトです。

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1/4 スケールだと全体に光を回そうとなるとかなり大きめの光源が必要になるのですが結構いい感じに当たっている気がします。

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今度はキーライトだけにしてみました。

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これまで大きな光源を使う場合はアンブレラを使っていたんですが、中心のストロボの影が写り込んでしまうので反射物の場合は微妙だったんですよね。今回のクリスタルDフィルムはストロボは写り込まないので安心です。

  • GODOX

ではいつもの雑な比較検証をしていきます。被写体は毎度おなじみ 1/7 スケールのウイングのおおかみずきんちゃんです。

光量についてはだいたい 1/3〜2/3 段落ちる印象です(うちは 1/3 段ずつで調光しているのですが 1/2 段だとちょうどいいかも?)。ホワイトバランスはソフトボックスのみのもので固定。クリスタルDフィルムを通すとやや暖色に寄っているように見えます。

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1/3 段を Lightroom で露出を +0.2 して、ホワイトバランスをそれぞれの写真で合わせたものと比較してみます。

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クリスタルDフィルムを通すと色温度が 250 K くらいずれるようですが GM のズレは無し。ブラックライトでの蛍光反応を確認してみましたがほとんど反応しませんでした。これならマジックテープを買ってきてソフトボックスのディフューザーを取り替えてみるのもいいかもしれませんね。

光源 ホワイトバランス(Lightroom 値)
ソフトボックスのみ 5750K+9
ソフトボックス+クリスタルDフィルム 5500K+9

陰影の差を見ていきます。

ソフトボックスのみとクリスタルDフィルム併用の比較
ソフトボックスのみとクリスタルDフィルム併用の比較

ソフトボックスのみとクリスタルDフィルム併用の比較
ソフトボックスのみとクリスタルDフィルム併用の比較

ソフトボックスのみとクリスタルDフィルム併用の比較
ソフトボックスのみとクリスタルDフィルム併用の比較

ソフトボックスよりもクリスタルDフィルムの方が大きいので単純に発光面のサイズによる差かもしれませんがだいぶ光が拡散していて柔らかい光が作れるようになった気がします。

https://hobby.mattintosh-note.jp/wp-content/uploads/2026/02/094ea530ca36ff028907912f285f7fef.jpg

黒背景。1/6 スケール。

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1/4 スケール。

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クリスタルDフィルムを使用したフィギュアレビューはこちら。

mattintosh-note.jp

個人的には 40 cm くらいのビューティーディッシュで付けた陰影も好きですけども。

それではまた。




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