先日レビューした YASHICA ML MACRO 55mm F4 ですが、レビュー後も色々と撮影しているのでご紹介。
1976 年頃に発売されたレンズです。入手した個体はヘリコイドの調子も良く、昔使っていたコンタックスカールツァイスを思い出します。コンタックスカールツァイスにはない赤いラインが格好良いです。
このレンズは開放の F4.0 からよく写りますが 1 段絞ると更にキレが増します。
今回は YASHICA ML MACRO 55mm F4 に合わせて Lightroom のプリセットを再調整したりなんかもしました。
とりあえずいつものプリセットを使ってレビューに掲載した写真から何枚か見ていきましょう。
写りはほどよくシャープでマイクロフォーサーズで使う分には歪曲収差はほぼありません。真っ直ぐな線が真っ直ぐ出て気持ちが良いです(※パースは除去していますが歪曲収差補正はしていません)。絞りは F5.6 か F8.0。
F4 スタートということでボケはそれほど大きくありませんが 50mm F1.4 のようなボケは期待していないのでまぁ良いでしょう。ML MACRO 55mm F2.8 はコンタックスカールツァイスのマクロプラナーと比較して発色が控えめとのことですが ML MACRO 55mm F4 はテッサー型で構成が違うこともあってか発色は特に控えめという感じはしません。
夜景の撮影もパープルフリンジが出ず非常に優秀です。
Twitter に ML MACRO 55mm F4 で撮影された写真を掲載されている方がいたのですが逆光にはそれほど強くないかもしれません。日中の逆光は確認を忘れたので夜間の照明での確認になりますが開放だとゴースト、フレア、シャワーのオンパレードです。これはこれでうまく使えばエモい写真が撮れそうではあります。
でも 1 段絞るとスンッ…となります。
玉ボケは画面端だと少し楕円になります。
絞り羽根は 5 枚。
なんとかフルサイズでの写りを確認できないかと頑張って Nikon D800E で撮ってみました。頑張らなくても撮れるフルサイズミラーレスが欲しいですね…。フルサイズでも画面端まで綺麗に出ています。そういえば海外のウェブサイトでこのレンズを GFX に付けてテストしているものがありましたがイメージサークル大きいのかも?いつもは Lightroom でテクスチャの値を少々上げているのですが ML MACRO 55mm F4 に関しては上げないほうがいいかも。レビューの方に書いてありますがボケは Canon MACRO FD 50mm 3.5 の方が大きかったです。
ここからは新しいプリセット。劇的に写りが変わるわけではないですが。今回は LUMIX のプロファイルを使っているのでいつも使っている独自プロファイルとは色は違うかも。
ベルサール秋葉原前で街頭演説を行う山田太郎氏。隣は赤松健先生かな。お二人の髪の毛や手のシワまでしっかり解像しています。
ML MACRO 55mm F4 は開放でも十分な解像力があります(ピークは F5.6〜F8.0)。ドールは開放が良さそう。いつもより絞り 1 段開けてるのでシャッタースピードに余裕があるぜ。
フィギュアに関しては正しい色が出なくなるので悩ましいところではある。
というわけで YASHICA ML MACRO 55mm F4、すごくいいぞ…!という話でした。
スペックだけ見るとペンタックスの Super-Multi-Coated MACRO TAKUMAR 50mm F4 が同じ 3 群 4 枚のテッサー型で似てるんだけどあっちは多少樽型の歪曲収差があった気がする。あと黄変してるから使いづらい。
良く写りボケも綺麗なのでオールドレンズっぽさはあまりありません。画質に関しては他にも同等やそれ以上のものはあると思うのですが金属鏡筒の触り心地や操作性がとても良いのです。
コンタックスカールツァイスと比較すると発色は並かもしれませんが私の場合はプロファイル作ってニュートラルにしちゃうし、デジタルなら彩度調整なんていくらでも出来るのであまり気にしなくても良さそうではある。
ニコンやオリンパスと比較すると玉数は少ないですが探せば 1 万円台見つかると思います。
ヤシカレンズは M42 の YASHINON-DX 35mm F2.8 を持っているのですが面白みがなくてすごく微妙で、あまりヤシカブランドに良いイメージを持っていなかったのですが ML シリーズはすごく良いですね。F4 持ってれば F2.8 はいらないかな〜と思っていたのですが撮り比べをしてみたくなってしまいました。あっちはマクロプラナーと同等らしい。
次回は YASHICA ML MACRO 55mm F2.8 になるかも…?


















