ここ最近のいろんなニュースをみていると、外部の人間のせいで中心にいる人が損をし、結局全体がダメになるみたいな構造の問題が多いような気がする。
たとえば、クマの問題。知床のクマが登山者を襲って殺した問題は典型だと思う。クマが人に近づいてくるのは、人が身につけているカバンとかに美味しいものがあると学習しているからだそうで、おそらくそういうことを学習したのは、知床に観光に来た人がクマに餌を与えたり、弁当などのゴミをポイ捨てしていったからだろう。観光客のほとんどはまともだが、ほんの一部がそういうことをしたせいで、クマも人も不幸なことになる。クマ親子が殺されたら殺されたで、外部の人間が町の役場を誹謗中傷して業務を停止させる。
地元の人たちは、クマとの共生を長年やってきたわけで、その関係を外部の人間がぶち壊していく。餌付けしゴミを捨て、クマを殺せば誹謗中傷する。知床を守ってきたのは地元の人たちで、その地元の人たちは何も悪いことをしていないのに、多くの損害をうけている。
京都の旅館が朝食つきのプランをやめたのも似たような構造だ。宿泊客の多くが外国人で、朝食を提供するも残されることが多く、料理人もやめてしまった。ホテルはまだしも、旅館は普通旅館で朝食を食べるものだと思うが、結局日本人が割を食っている。
こうした問題は、無知な外部が内部を喰い荒らしているだけにたちが悪い。内部が崩壊すれば、外部も含めた全体が損するのに、外部は目先の利益といった自分の都合のことしか考えないから、物事が悪化するばかりだ。注意喚起だとかマナーだとか言っても、外部はやっぱり外部で、切実な問題ということが肌感覚で分からない。
うーん、こういう問題ってどうしたらいいのかね…