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参政党の今後が気になる

イギリスの報道では、この政党は極右ポピュリズムと呼ばれているらしい。

自分が大学生で関西にいたとき、関西の市議会議員や県議会議員、あと国会議員のところにインターンするためのマッチング会?みたいなのがあって、行ってみたら神谷宗幣の名前を見た記憶がある。たぶん当時は吹田市の議員だったと思われる。話をしたかは覚えていない。マッチング会はもう10年以上前のことだけど、最近神谷宗幣をテレビで見る機会が増えて、「あ、あの人だ!」と思い出して、なんだかんだ印象に残る人だったようだ。

外国人に対するヘイトの受け皿として票を伸ばした政党なわけだが、今後この政党がどうなっていくかはけっこう気になっている。場合によっては、この政党は今後、ナチスみたいな感じになっていくんじゃないかと危惧している。

ヨーロッパでは極右政党が躍進しているが、日本にもこういう政党が現れるとは思っていなかった。しかも、10年以上前に見た人が今ああやって国政の場で外国人に対するヘイトをかましているなんて。

彼の主張としては、今のところ外国人を排除するというよりは、数を制限するというもので、決して排除という意図はないらしい。

ただ、今後政党としての力をつけていくためには、戦略として排除すると宣言したほうが支持を獲得できるはずで、ポピュリズム政党ならそういう方向に傾いていくだろう。

自分たちの生活が苦しいのは外国人のせいだ、だから外国人を排除せよという主張は、敵が明確でとても分かりやすい主張だ。だからこそ支持を獲得しやすいし、同時に危険である。

複雑で、しかも多様な価値観がある今の社会で、なぜ自分がこんなに苦しんでいるのかよく分からない。そこに、「それは外国人のせいです」という物語を参政党は提示し、多くの人がスッと受け入れてしまったのだろう。本来敵か味方なんて線引きはできないはずなのに。

個人的に、絶対悪というのはもとからは存在しないと思っている。ナチスオウム真理教は絶対悪だけど、おそらくもとから絶対悪だったわけではなく、民衆や信者が絶対悪にしてしまったのだと考える。ナチスにしろ、オウムにしろ、多くの人間が奴らの提示する物語に共感した結果拡大し絶対悪となっていった。ナチスもオウムも悪いが、それを拡大させた民衆や信者も共犯者なのだ。

で、今の参政党の目の前にはいろんな世界線があって、その一つにナチスやオウムのようになっていく世界線があると自分は思っている。まだ分からない、だけどそうした萌芽はある。

そして、今の日本社会はそうした萌芽を育てる土壌ができつつある。自民党のせいで、多くの国民の生活が苦しくなり、どんなに努力しても報われない、政治にも希望を持てない社会になってきている。その不満のはけ口として、外国人が標的になっている。それを土台にして今回参政党が台頭した。

結局のところ、どれだけ国民のほうに良識があるかという話になる。その良識がどこまで持つかは分からない。その余裕は着実になくなりつつある。

ヨーロッパの極右政党をみていて、日本は大丈夫、あんなのは生まれないと思っていたが、いつのまにか似たような政党が生まれてきてしまった。なんだかなぁと思う。




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