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人間

昨日仕事で作業しているところに、雇い主が知り合いの家族を連れてきていた。小さな女の子もいた。女の子が雇い主に何か聞いていて、自分を指して「あのおじさん…おにいさんにきいてみな」と言っていた。

あぁそうか、自分も「おじさん」と言われる年齢なのか見た目なのかと軽いショックを受けた。別段老けているとは思わないし、心はまだ若いと思っているが、もやもやとした、悶々とした?感じが日をまたいでも残っている。

作業しているところには、今春大学院を卒業した人がボランティアで訪れていた。快活で喋りやすい院生だった。同じくボランティアで知り合いの80歳を超えた元気なばあちゃんも午後から着た。院生は大阪出身で、ばあちゃんは大阪に長らく住んでいて、だからなのか二人ともよく喋り、すぐに仲良くなってラインを交換していた。そして、今度雇い主がやっているジャム作りの仕事に二人も参加することになった。

いやーこの感じすごいわ。自分は一人を好み、今以上の人間関係の拡大を望まないから、初めての相手に対しちゃんと雑談はするけど、連絡先の交換とかをこちらから申し出ることはしない。何かいっしょにやろうとかどこに行こうとか、そういう話題にならないようにする。予定ができて忙しくなるのがとにかく嫌だ。大阪の二人とは対照的だ。

人生を生きていくうえで得をするのはどうみても大阪の二人で、院生の子はこれから仕事場の人ともすぐに馴染んで、人生を充実させていくんだろうなというのが想像できた。自分はそういう人生だと疲れてしまうから、ああいうことをストレスフリーでなんのわだかまりもなくこなせてしまう人種はすごいとは思うけど、自分の領域に入ってきてほしくない。そういう意味では、大阪の二人が、自分をジャム作りに誘ってくれなくてホッとした。

ああ、もしかしたら自分みたいなタイプの人間のいくらかが発狂して事件を起こすのかもしれないなとふと思った。一人を好むが、中年になってどこかで一人であることに絶望して発狂するのだ。似たような類のことが、高村友也さんの本に書いてあったような気がする。あの人は今どうしているのだろう。

昨日の作業場からの帰りしにそんなことを考えた。

 

 

 




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