クラウドファンディングで、女性だけのまちを作るというプロジェクトが募集されている。
https://camp-fire.jp/projects/745198/view
個人的には、このプロジェクトがぜひとも実現してほしいと思っている。女性しかいないまちというのが、どのように機能するか気になる。
よくよく考えてみれば、こういうタイプの特殊なまちは日本に普通にある。
たとえば、芦屋市、特に六麓荘町は金持ちだけで構成された町だし、長野の軽井沢は別荘がたくさんあって、つまりは二拠点生活をしている人の町である。軽井沢は行ったことないから分からないが、六麓荘町は本当に豪邸ばかりで道路に信号が一つもない。コンビニとか店もない、かなり不便な町である。でも金持ちは、ステータスとか治安とかのためにそこに家を持つ。そして、その町は、町としてちゃんと機能している。
クラウドファンディングの女性だけの町は、女性の安全確保を目的として消滅集落に作るという計画らしい。この前、月曜から夜更かしという番組を観ていたら、髪をファンキーに剃り上げた女性が出ていた。以前はとてもかわいい女性で、でも寄ってくるたくさんの男たちの性欲がすごくて、髪を剃り上げたら寄ってこないかもとおもって剃り上げたのだという。こういうのを見ると、女性だけの町があってもいいのではないかと思う。
一方で、男性だけの町があってもいい。あと、町ではないけど、山奥ニートといって和歌山の山奥の家にニートが集まって共同生活を送っているところもある。だから、引きこもりやニートの町があってもいいし、IQ130以上の人だけとか、ギフテッドだけの町があってもいい。
あるいは、人ではなく、税金を全く徴収しない町とか、ベーシックインカムを与える町とか、そういう特殊な制度を備えた町を作ってもいい。
以前読んだ本で、アメリカのどこかの町に自由至上主義の思想を持った人が大挙して、そこで行政の介入をほとんどなくしたという町があった。
結果どうなったのかは本書に譲るとして、こういう実験をした結果は他の町の町づくりの参考になるわけで、こういった小規模な町レベルで実験してみることで、もしうまく行けば今度は県レベルでとか、国家レベルでやってみようとなる。案外、地方創生のカギはここにあるんじゃないかと思う。
わたしたちは当たりまえのように、タコとかイカとかウニ、キノコとかを食べている。見た目がヤバいやつとか毒があるやつとかあるのに、今私たちがそれをうまいうまいと言って食っているのは、先人が身をていして食べてくれたからだ。フグにしろ、毒キノコにしろ、それを食べて死んだやつがいて、この部位はダメ、これは毒があるという経験が蓄積されていったからこそ、私たちが今こうして食べられる。
町も同じで、全国各地に特産品や名勝地があるように、特定の性や思想の偏りがある町があってもいいのではないかと思う。
現実的に、今ある普通の町を女性だけの町にするわけにはいかないから、消滅集落に作るというのは素晴らしい案だと思う。他にもいろんなタイプの町づくりプロジェクトが生まれることを望む。成功しようが、失敗しようが、それは必ずすべての町の制度設計の参考になるのだから。