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何十年も前の本を読む価値

ドストエフスキーとか夏目漱石とか、昔の文豪の本は読む価値がある。一方で、時代の流れに淘汰され、今ではあまり読まれていない、話題にならない本でも、読む価値があると思わせてくれる本はある。

  • 宝島社

この本は文庫版で2009年に発売されているが、もとの本は1993年に発売されていて、だから内容は1980年代から90年代の初めくらいのものばかりである。内容はいろんな詐欺の話で、今から30年以上前の詐欺の手口について書かれている。

この本を読んでて思ったのは、今とあまり変わってないなーということ。時代が目まぐるしく変わり、それに伴って人が置かれている状況が変わっても、人間の精神構造はあまり変わっていないせいなのか、同じことが、内容だけ変わって繰り返されている。そう思った。

特にマルチの話。サンフラワーという会社がかつてあり、そこのプロデューサーだった人のインタビューが載っている。人を勧誘し、その人が商品を買えば利益の一部が入ってくるという仕組み。これも今はビットコインだのなんだので同じことがくり返されている。そしてカモは、今も昔も同じで、何も知らない10代20代の若者。扱う内容だけ変わって、構造は変わらない。

昔の本を読む価値はここにあると思う。昔の本を読むことで、今を相対化することができる。今を俯瞰して眺めることができる。それによって、自分の置かれている状況がある程度分かるようになる。法則が見えてくる。

仕事で人の空き家を片付けることがあり、よく何年何十年前の新聞がでてくる。それをパラパラ読んでいると、いつの時代でも政治家は汚職をやっているんだよなー。

スマホとか人工知能とか、技術的な意味では劇的なレベルで自分たちを取り巻く環境は変化している。一方で、人間自体はほとんど変わっていないから、やってることはほとんど変わらないということがよく分かる。

こういうことを頭に入れておくと、狡猾な大人に騙されずにすむかもしれない。




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