王様のブランチで紹介された作家のインタビューをまとめて掲載しています。

インタビュー
久々原さん:
本当にたくさんの人の支えでここまで来ることができました。
―――こんな恋愛小説、なかなかほかにないなと思いました。
久々原さん:
磯辺と少女が気送管ポストを通じて手紙のやり取りをする。人とのつながりって基本的に見えるものではない。少女と磯辺のつながりを見えるようにしたものが気送管ポストになるじゃないかと思いました。
―――手紙をもらうと、女子はちょっと嬉しくなっちゃいますね。
久々原さん:
指先って嘘がつけないって思っている。言葉を書くとき、必ず手先を動かす。紙に落とし込んだ時、それは嘘がつけないと思ったからこそ手紙という手段にしました。
ラストは本当にギリギリまで考えていました。いろんな感情・喪失を抱えて、それでも光の方へ歩いて欲しい、そういう思いが僕の中にあって、だからこそ最後の話につながったんじゃないかなと思います。
* 不器用で儚い二人の恋を描いた純愛小説です。
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ひとこと
「指先って嘘がつけない」って深いですね。口は平気で嘘をつくけどねぇ。本作、1ページ目から物語に引き込まれるそうですよ。にしても、「気送管」っていうのですね。あの筒をシューっとフロントに送るやつ。あれを物語にする発想がすごいです。気になる衝撃的なラスト....読んで確かめてみたくなりました。それでは、また来週。
