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【王様のブランチ】村山由佳さん新刊インタビュー(2025年2月1日 )

 

王様のブランチで紹介された作家のインタビューをまとめて掲載しています。

 

PRIZEープライズー (文春e-book)

PRIZEープライズー (文春e-book)

インタビュー

 

―――なぜ直木賞をテーマにしたのですか?

 

村山さん:

大前提として承認欲求の物語を書きたいと思った。私の一番恥ずかしい、見せたくない承認欲求について、腹をかっさばいて見せた。

 

―――正直、私途中で泣いちゃって。

 

村山さん:

わー嬉しい。もう、ハグしたいくらい嬉しい。

 

 

 

 

―――「王様のブランチ」が出てきたのが、読んでいてものすごくうれしかった。なぜ「王様のブランチ」を選んでくださったんですか?

 

村山さん:

できるだけリアルに書きたかったんですよ。たくさんの方に見ていただいて、読んでみようと思ってもらえるものをと、小説の中に出てくる天羽カインも意識していて、リアルに書いてみました。

 

―――めちゃくちゃ嬉しかったです。

 

******

 

村山さん:

カインの姿を借りて、私が普段出さないものを全部遠慮なく出したのがあの場面。相当強烈ですよね。

 

―――ちょっとあの場には出来れば居たくないと思っちゃいましたね。

 

村山さん:

ですよね(笑)彼女が怒るのはなぜなの?彼女がここで編集者にすごく文句言うのは何故なのかって言ったら、全部の根っこは、彼女が自分の我が子のように書いているその小説への愛がたくさんあるからで、だから周りの人にも同じくらい大事にしてほしい。それが私だけの特殊な物語じゃなくて、皆さんに気持ちを揺れ動かしてもらえるような普遍的な物語になっているといいなと思います。

 

この小説を書くために取材をしていたら、そういうフェアじゃないことは入る余地がないことがよくわかった。でも、天羽カインはそのことを知らないわけでですよね。ねじ込んでもらえるかと思っていたら断られた。

 

―――だんだんと危うくなっていく感じが、読んでいて怖い部分はある。

 

村山さん:

小説としては小説家と編集者の話。特殊な世界に見えるかもしれないんですけど、今いる自分の場所で認められたいという気持ち、何をしても「誰も褒めてくれなくていい」「私は一番好きなことしているから」と、ずっとやっていける人は少ないと思うんですよ。その場でちゃんと認められことの恍惚ってきっとあると思うから。広い意味でのお仕事小説として読んでもらえるんじゃないかなと思うんですけどね。

 

―――ほんとに衝撃的なラストでした。

 

*とにかく認められたいという誰もがいて奥底に抱える承認欲求を描いた人間ドラマです。

 

 

ひとこと

ブランチで村山さんを拝見するのは初めてでした!お着物で登場かなと思いきや、真っ赤なお洋服で登場。久しぶりの洋装の村山さんも素敵だな~。インタビューは終始落ち着いた穏やかなムードでしたが、小説の内容はやはり村山ワールド全開。間もなく私も読みますが、これはまた気合が要りそうです。しっかし村山さん、いつも面白いテーマの小説を書かれますよね。ガラッと題材が変わるあたりが魅力でもあり、ファンとしては嬉しハードな読書体験させていただいています。それでは、また来週。

村山由佳プロフィール

1964年7月東京都生まれ。立教大学文学部卒。会社勤務などを経て、93年『天使の卵―エンジェルス・エッグ』で第6回小説すばる新人賞を受賞。 2003年『星々の舟』で第129回直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で第22回柴田錬三郎賞、第4回中央公論文芸賞、第16回島清恋愛文学 賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」)




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