王様のブランチ・読書LOVERS・満島ひかりさんのオススメの本

王様のブランチのBOOKコーナーで紹介された本を紹介します。
今週の特集は「満島ひかりさんのオススメの本です」です。
インタビュー
読んで思わずハッとさせられた一冊 イワンのばか:トルストイ
満島さん:
頭のいい人がたくさん出て来る。ばかと呼ばれているイワンは、頭は良くないけど、よく手を動かしてよく働く。
満島さん:
いろんなものが素敵に見えてくるから、いろんなことやりたくなる。高みを目指しすぎちゃうときに読むと、ハッと気づくような。ドキドキもします。「まずい!」って。
又吉さん:
ちょっと現代的な話でもありますね。
満島さん:
民話とかに描かれている世界って、今よりも古いはずなのに、今よりも新しい感性がある。それがすごく好きですね。
―――この本をきっかけは?
満島さん:
中村白葉さんの翻訳が好きなんですよ。戯曲って読むのが難しい。登場人物が多すぎて、名前を覚えるの必死とかで解らないときがあるんですけど、中村さんの翻訳読んだときに、スルスルと入って来て、翻訳の魔法ってあるなぁって、改めて気づかされた翻訳家が訳した作品。ちょっと違った場所から見ているんですけど。
(又吉さんのおすすめ本はこちら)
満島×又吉による一冊 軽いノリノリのイルカ
満島さん:
「軽いノリノリのいるか」っていうのは、回文と言って反対から読んでも「かるいのりのりのいるか」なんですよ。上から読んでも下から読んでも同じ文章を書くのが私が得意で、この特技をどこでどうしたらいいのか分からない。たまたま又吉さんを含めてお友達とお食事していた時に、私が大喜利みたいに回文を出すので、又吉さんがショートストーリーを書きませんか?っていうことから始まった連載。
―――驚くべきことは、満島さんの回文の長さ。
心映る川と月、甘い恋と曖昧、あと憩い。まぁきっとわかる、通路ここ。
―――この回文から又吉さんは、河童の切ない恋愛小説を書き上げました。
満島さん:
一見ものすごく暗いのだけど、でも読んだ後に、小さな光が差しているような話が多いなと思って。改めて又吉さんってすごいんだなって。「書けました」なんて感じで来るけど、こんなこと考えて生きてたら、、、、恐ろしい(笑)
又吉さん:
恐ろしい方やったんですね。
*奇跡のような回文と多彩なショートストーリーを楽しめる一冊です。
感想
満島さん、すごすぎ!そして、その回文からショートストーリーを作る又吉さんもすごすぎ!河童が登場するあたり、なんかクスッと笑ってしまいましたが(笑)おふたりの組み合わせも意外と言えば意外。なにもかもが新鮮です!頭の体操ににもなりそうな回文。でも長すぎると頭が混乱する~~。