こんばんは。
定期的に投稿していますが、趣味で とんぼ玉を焼いています。
前回の記事にもありましたように、ここ数年は竹内硝子製作所主催の とんぼ玉通信教室 Taku-Tonで様々な技法を習っています。
以前は3か月ごとの添削に複数の作品を提出していましたが、最近はその数が減っています。
丁度とんぼ玉を始めるきっかけであると同時に目標でもあった、クラゲ玉が焼けたあたりから作品数が減ったので、燃え尽きたんじゃないか と思われたかも知れませんね。

(クラゲ玉です)
でもそういう訳ではなく、今までと同じようなペースでバーナーに向き合っています。
実は昨年、地元にあるギフトショップを経営しているジュエリー作家を紹介して頂く機会があり、その方と何度か話をするうちに、私が作ったガラス細工を使って、ショップで販売するアクセサリーを作る流れになりました。
その方が作る作品は、色をほとんど使わないスタイルだったので、私が焼いているとんぼ玉では作風に合いません。
いくつかサンプルで焼いたものはどれもお気に召さなかったようで、何度か方向性を確認した後、これはどうよ! と持って行った物をとても気に入ってくれました。
それをネックレスに彼女が仕立ててショップに並べた所、思ったよりも早く売れた様で、その後ショップを覗きに行ったとき、えらい勢いで開口一番「オレンジ!売れたよ!!」と。
それに気を良くしたのか、それからも何点か降ろしたパーツは、イヤリングやネックレスに仕立てられてショップに並ぶことになりました。
自分が好きで焼いていたとんぼ玉達とは全く雰囲気の違うデザインで、手間というか、制作難易度で言えばとんぼ玉の方が全然難しいのですが、相手が好むデザインを考えて、しかも商品となる物なので、自分に出来る限りは完成度を高くしたものを卸したいという事もあり、通信教室の課題よりも、そちらの方に時間をかなり割いていたのです。
その後、私とのコラボレーション作品がそこそこ動く事が分かったので、私の好きに作ったとんぼ玉もショップで販売しよう となりました。
日本では とんぼ玉を集めている人も居て、とんぼ玉単体での販売も普通に行われていますが、こちらではとんぼ玉を知っている人は日本人以外では殆ど居ないので、何かに仕立てた状態でないと店頭に並べられません。
そこで、このブログでもお馴染み、いつも作っている根付を見せてみたら、紐の部分もオレンジが編んでるの? と驚いたようで、根付を並べる事になりました。

(使いまわし写真ですが、昨年末に帰国した時に持って帰ったお土産用根付です)
その際、いったいこれは何なの? という疑問を投げかけられ、とんぼ玉が江戸時代ごろから伝わる日本の伝統工芸だという事や、根付というのがどういう風に使われていたのか 等をまとめた原稿を渡して、陳列場所に説明も置くことになりました。
場所を作って並べるので、ある程度の数を作って来て欲しい と言われ、暫くは販売用のとんぼ玉根付を作ったり、更に日本のお土産用のも作ったりと、ほんとに夜な夜な内職の様にせっせと作業をしていました。
なんとかこちらでとんぼ玉文化を少しでも広める機会があれば と思っていたので、今回の話は本当に願ったり叶ったりです。
ただ、自分にはデザインを一から起こすというのはとても難しい。
通信教室では与えられた課題(デザイン)に沿って制作をすればよいので、デザインに頭を使う事も無く、黙々と作業をしていれば良かったですが、自分の作品として世に出すにはそういう訳にも行きません。
すぐに出来る事ではないですが、色々と探しながら私の個性が出るモノが焼ける様にならないと。
ボチボチですが、根付の方も動いている様で、説明文を読んで興味を持って購入してくれた方もいるそうです。
ショップのオーナーからは、店頭で実演をしてみない?と誘われているのですが、炎を使うので、その辺の安全管理等も考えないといけないので、具体的にどうなるかは決まっていませんが、いつかやってみたいです。
それでとんぼ玉に興味を持つ人が出て来て、こちらでも始める人が現れたら楽しいですよね。
これからも修行は続きます。