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ヴィンテージ イームズチェアを修理してサルベージ!

 こんばんは。

 

 前回は家具を中心としたフリーマーケットに行って来た時の話でした。

mata1.hatenablog.com

 

 そのイベントとは直接関係があるわけでは無いのですが、今日は椅子絡みネタです。

 

 わたし、まったくマニアでもなければ詳しくも無く、コレクターというわけでも無いのですが、椅子は結構好きなのです。

 ちゃんと数えてないけど、たぶん20脚は無いかな くらいの椅子が無駄に家にあります。

 ソファーも二つあるので、何人分?

 といっても、ブランドものがあるわけでも無く(自分が知らないだけで見る人が見たらそういうものも含まれているかも?)、ただ座り心地や造り、縁などで私のところに来たものばかりです。(頂き物が結構な割を占めてます)

 多くなり過ぎて、いくつか椅子もソファーも売ってしまった事もあるのですが、売らなければよかった とまでは思いませんが、その椅子たちが我が家に居た風景は今でもよく覚えてます。

 生活の一部だったわけですからね。

 

 

 さて、本題です。

 お。

 本題に入る前に断っておかなければ。

 今日のタイトルはちょっと大仰に言い過ぎです。

 そんな大した修理内容は出てきません。

 

 ある日。

 友人から「脚が壊れてる椅子があるけど、直して使う?」

 という話が来ました。

 彼は私が何でも直す(しかも直すのが好き)というのは良く知っています。

 「どんな椅子?」

 「ヴィンテージ、イームズやで。」

 「えっ!!!なにそれ、要らんの?」

 「だいぶ前に手に入れたけど、結局直されへんから、オレンジが要らんのやったら、、、捨てるかなぁ、、、」

 「いやいやいや、ヴィンテージのイームズなんか捨てたらあかんやろ。」

 

 という事で引き取ってきました。(そら引き取りますよね?)

 どんな酷い壊れ方をしているのかと思いきや、ほんとにちょっとした事でした。

 

 その椅子の足は、下の写真の様なプラスティックの部品が金属パイプの脚に取り付けられています。

 この一番先、床に接する部分が割れて無くなっていただけでした。

 こんなの、似たような部品を探して打ち換えれば良いだけなので、修理 という程の作業でもありません。

 

 壊れている足はこうなっていました。

 (即座に壊れている部品を引っこ抜こうとして、途中まで抜いた時点で あ、写真 と思いつき撮りました。なのでちょっと引き抜かれています)

 が、この部品、普通にプライヤーで摘まんで引っ張れば抜けると思っていたのですが、まったく抜けません。

 上の写真の状態まで持ってくるのでも、かなり苦労しました。

 

 引っこ抜いた部品。

 脚に入る鋲の先に四角い金属片が付いていて、その対角線が脚の内径よりもほんの少し長いのです。

 なので、脚のパイプに打ち込んでいくと、その金属片の角がしなりながら入っていくことで、かえしになって抜けなくなる という構造の様です。

 

 ま、何とか抜けたので、後は似たような部品を探せばよいだけ、、、、なのですが。

 全く見つかりません。

 近い形状の部品さえ見つからなかったです。

 この椅子の脚は末広がりに付いているので、足の床に接する円盤は脚に対して斜めについています。

 この部分が角度調整出来るもので、これくらい小さくて、この雰囲気に近い材質の物が、まぁ見つからない。

 もともと何でも直すのが趣味みたいなものなので、この手の部品屋は普通の人よりは知っていると思うのですが、半年ほど探して結局見つかりませんでした。

 

 そこで、いっその事CADで図面を描いて3Dプリントしてしまおうか と考えていたのですが、もしかしたら親切な誰かが既に作図してSTLファイル*1をネットに上げてくれているかも?

 もしくは、イームズの補修用部品をネットで販売してるところがあるかも? と思いつき、その方向で色々探してみたら!

 なんと、そのもののパーツがネットオークションに出品されているのを見つけました。

 おそらく、壊れた椅子から使えそうな部品を集めて出品していたのでしょう。

 すごい、これで純正部品で元に戻せます。

 迷わず落札。

 

 届いた部品です。

 他の3本の脚に付いているモノよりも綺麗です。

 あ、ちなみに4つセットで届いたので、全とっかえも可能です。(今回はしませんでした)

 

 既に引っこ抜いた状態だったので、後は届いた部品を打ち込むだけです。

 が、やはり四角い金属片の角がパイプ内側に当たって入りません。

 思いっきり打ち込めば入るかもしれませんが、他にダメージを与えるのは避けたいので、結局金属片の角をカットして丸めて、かえしにはならないように加工して打ち込みました。

 それでも、樹脂の部分も内径よりは少し大きめなので、手で押し込んでも全く入りません。

 そのものをハンマーで叩いて入れればパーツが割れてしまうかもしれないので、ポンチを使ってセンターに打ち込まれている鋲だけを叩いて脚に打ち込みました。

 無事に打ち込めて作業は終了です。

 

 作業の為、椅子はひっくり返していたのですが、座面裏には herman millerのステッカー。

 

 そしてもう一つ興味深いステッカーが貼ってあります。

 この椅子は元々はアイオワ州のシダー・ラピッズ市にあった銀行で使われていた椅子だったのですね。*2

 銀行が移転?改修工事?単純に備品が古くなったから?

 何らかの理由で払い下げになったものが廻り回って私のところにたどり着いたのでしょう。

 縁ですね。

 

 

 無事に使えるようになった椅子はこんなのです。

 どうですか?

 めちゃくちゃ可愛くない???

 程よくヤレた感じも、とても良い。

 これを捨てるなんて出来ないでしょう?

 

 座り心地は、流石としか言い様がないです。

 

 

 そして、特徴的な背もたれにある眼。

 この眼は、ゴムのダンパーを介して金属のパイプに取りつけるためのボルトの頭です。

 

 基本的に、パイプフレームに合板加工の座面と背もたれがダンパーを挟んで取り付けられています。

 パイプフレーム自体もちょっと変わった造りでカッコ良いんです。(すみません、写真撮ってなかった、、、)

 

 

 この椅子は、ガラス細工をする時に使う椅子に任命されました。

 ずっと使われていなかった椅子ですが、またこれから暫くは我が家で役割を得て現役復帰です。

 

 

 そして、この椅子を譲ってくれた友人から、交換条件という訳ではないのですが、一つ修理依頼を受けました。

 

 その話はまた後日、、、、

 

 

 

 

 以前に友人から依頼された、ちょっと変わったモノの修理です。

mata1.hatenablog.com

 旧いモノは、出来る限り直して後世に残していきたいですよね。

 

 

 

*1:CAD・CAMで使われる共通ファイルの一つ

*2:調べてみたら、同じかどうかは分かりませんが、マーチャントナショナルバンクはシダー・ラピッズに一件ありました。色々と想像力を掻き立てます。




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