三昧塚古墳を眺めた後は、わかやま電鉄貴志川線を挟んで南西に200m程の罐子塚(かんすづか)古墳へ。一段高い段丘上になります。
墳丘を北側から見ると説明板が

畦道を通って、その前へ。

市指定文化財 史跡
指定第9号(昭和54年4月27日)
罐子塚(かんすづか)古墳
貴志川西岸の上位段丘にある円墳で、当古墳から5m低い段丘には、三昧塚古墳や貴志駅があり、更にそれより10m低い下位段丘には神戸遺跡があり、更に低い貴志川の氾濫原を含めた四段階に分かれた地形を持つ位置にある。
墳丘は直径約40m・高さ約6mで、丸山古墳と共に規模の大きい円墳である。
周囲に幅約10mの水田が円形に取り巻いていることから周濠を持つ古墳と考られ、濠の一部も残されている。石棺や石室に使用される板石や割石が発見できず、項上近くの発掘場所から一部粘土で固められた箇所が確認されていることから粘土槨という見方が強い。
出土遺物は須恵質の円筒埴輪片、鉄製馬具、鉄製鏃、桂甲の小札、 滑石製紡錘車、須恵器片である。
内部主体を粘土槨と考えると丸山古墳と同時期か、やや古い時期と考えられる。
紀の川市教育委員会
裾の溝は”濠の一部”でしょうか。幅10mの水田が周囲を巡っています。

見上げた墳丘。竹藪が刈られてよく見えるようになっていました。

南西側から見る墳丘。

2025年3月上旬訪問