前回の鶴舞公園(鶴舞駅)からは電車で一本、20分ちょっとの高蔵寺駅で下車して志段味古墳群へ向かいました。
駅から南に徒歩十数分で庄内川を渡ります。そこから南東に見える東谷山(とうごくさん)には、山頂から西側斜面麓まで多くの古墳が分布しています。

まず向かったのは橋を渡って県道を左に200mほどの場所。

説明板あり。

東谷山白鳥(とうごくさんしろとり)古墳
東谷山の麓、庄内川を見下ろせる標高約43mの河岸段丘の上に、6世紀末から7世紀初めに築かれた。直径17m、高さ3.9mの円墳である。
石室は西に向けて開口し、全長9.8m、最大幅1.6m。市内唯一、築造当時の原形をほぼ完全に残す横穴式石室墳である。
昭和36年(1961)に実施された石室内部の発掘調査では、須恵器、土師器、馬具、直刀、刀子、鉄鏃が出土した。これらの出土品は、市博物館に収蔵されている。
平成26年10月、「志段味古墳群」を形成する一つとして国の史跡に指定された。
名古屋市教育委員会
整備された階段を上がります。羨道の雰囲気ありと思ったら、グーグルマップには白鳥8号墳のピンが立っていました。

上がった先の平らな面に墳丘が。

墳丘麓の説明板。

国指定史跡 志段味古墳群 東谷山白鳥古墳
志段味古墳群は、濃尾平野の東端に位置し、4世紀前半から7世紀末(古墳時代前期から終末期)に造られた総数約70基の古墳から構成されます。
東谷山白鳥古墳は6世紀末から7世紀初めに築かれた径約17mの円墳で、埋葬施設は横穴式石室です。墳丘の周りには溝が巡りますが、現在、石を並べてその位置を表示しています。石室内からは馬具・刀・鉄鏃・須恵器などが出土しました。
6世紀後半以降、東谷山の西側には横穴式石室をもつ小型の古墳が約50基造られました。そうした小型古墳の集まりは「群集墳」とよばれます。この古墳は志段味古墳群の群集墳のなかで、唯一横穴式石室がほぼ完全な状態で残っており貴重です。
マップ部分。道路がぎりぎりでしたね。

石室実測図と出土品写真

開口部には施錠された扉がありました。

柵の隙間からですが、嬉しいことに灯りがつきます。

奥壁上方は石を縦長に積んでいますね。

墳丘を南側から。

そこから振り返った西方向。その中央に…

白鳥5号墳のピンが立っていますが、虎模様のガードバーで結界されていたので遠望のみで。

2024年12月上旬訪問