柏谷横穴群(かしやよこあなぐん)は東海道線の函南(かんなみ)駅から南南西に3㎞程、柿沢川の右岸台地上の住宅地に残る国史跡で、公園として整備されています。
公園には広い駐車場あり。

”庭園”の先の斜面中腹に横並びに開口しており、壮観です。

近寄れます。

その登り口左手にあった全体図。ここでは4つのまとまりがあります。

全体では5地区に分かれています。

現地の解説板。

国指定史跡 柏谷横穴群
全体で300基以上が東西600m、南北250mにわたって造られたと考えられている静岡県内で最大規模の横穴墓(よこあなぼ)群です。
横穴墓は、6世紀末頃から8世紀末頃までの200年間にわたって、お墓として利用されました。後半期には新たな横穴墓は造られず、今まであった横穴墓に追葬が行われ、最後の頃には火葬骨を納めた例もみられます。
横穴墓が造られている地質は、箱根火山の噴火のときに流れ出た「箱根火山新期軽石流」と呼ばれる軽石を主体としたもので、加工がしやすい反面こわれやすいという特徴があります。
昭和51年2月20日に国の史跡に指定され、その後、発見された北伊豆で一番古い横穴墓が、平成10年7月31日に追加指定されました。
文化庁 静岡県 函南町教育委員会
表面は崩れないようにコンクリで補強されています。
穴は露出した岩盤に掘られていますが、その地質は箱根火山の噴火のときに流れ出た箱根火山新期軽石流と呼ばれる軽石を主体としたもので、加工がしやすい反面こわれやすいという特徴」があるとのこと。
きれいなカマボコ形ドーム。

開口部の前の溝は前庭部。供養祭のようなことが行われたと考えられているそうです。

西側から。

東側から。

開口部を背にして南の”庭園”側を。その向こうが駐車場。

その西側のエリアへ向かいます。

ここは、はっきり2段ですね。

可愛らしい開口部。

中に入ってみました。

このエリアの説明板

歩いてきたルートを振り返って。

その上へは危ないので立入禁止。

見上げた上段部。

こちらはドームというより三角屋根に近い曲線ですね。


近寄れないところにもいくつも開口しています。

つづく。
2022年8月下旬訪問