前回の佐賀神社古墳の東、香東川の右岸側にあるのは龍満山(りゅうまんやま)古墳群1号墳。
山裾の枝道を上がっていくと…

最初は何かの施設の方が目立って見落としました。

説明板あり。

龍満山古墳群1号墳
龍満山周辺には、以前から横岡山古墳など幾つか古墳が点在することが知られていたが、平成14年に龍満山1号墳が見つかるとともに、その東側にも2号墳・3号墳があることが確認された。
この古墳は、横穴式石室を有する円墳で、遺体を埋葬する玄室は長さ4.0m、幅1.65~1.73m、高さ1.3m以上、羨道部は長さ3.7m、幅は奥が1.1m、手前が1.6mを測る。墳丘の直径は約12.0mであったと推測される。
出土遺物として須恵器・土師器等の器類、耳環・管玉・ガラス玉等の装飾品、また小さな刀である刀子や、木棺に打ち付けられていた鉄釘も出土している。出土遺物などから、この古墳の年代は7世紀(古墳時代後期)であると考えられる。
この古墳群の特徴は、川原石を横穴式石室の壁や床面に使っていることで、龍満山の西約700mには香東川が流れており、ここから持ってきたものを推測される。また、山麓に広がる平地には、古墳を作った人々が住んでいた集落があったとも考えらえる。
尚、1号墳は玄室の奥行部(北西部)を約1.5m削った上保存している。
高松市教育委員会
柵の外から見学です。

川原石が積まれた側壁です。

奥壁は、レリーフのように表面だけが残り、岩の後部は削られています。

隣の施設の厳重な守られ方が気になりました。

このあと香川図書館へ寄ったら、龍満山古墳群1号墳の出土遺物展示コーナーがありました。

(このコーナーは撮影可とのことでした)
平成14年の現地説明会資料も閲覧できるようになっていて大変親切。

釘や馬具などの鉄製品。

銀の耳環。

首飾りはとても美しかったです。

小さなコーナーですが見応えがありました。
検索すると、香川県教育委員会と高松市水道局による詳細な報告書(2003年9月)が。厳重な守りは水道施設だったからなのですね。