芝増上寺の三解脱門の向かいに立地するレストランクレッセントが10月31日をもって閉店した。

Wikipedia によれば築年は1968年で、「後期ヴィクトリア朝風の建築様式を取り入れた英国風煉瓦造りの洋館」とある。

昭和の初めの香りが漂っているのでは。

壁に煉瓦が多用され、角に白い石がリズミカルに配される。

創業者の石黒孝次郎氏が戦後すぐに古美術商の店「三日月」を設立、その後にフランス料理のレストランクレッセントを始めたとのこと。
この洋館は、Wikipediaによれば、当初は美術館・美術商・レストランを併設し、完成を待たずして亡くなった最愛の妻・とよ子夫人へのモニュメントとして設立されたものといわれる、そうだ。

隅々まで統一感のあるデザインは施主の意向が強く反映されたものなのでしょう。

いつかは訪ねたいと思っていましたが残念ながら閉店。創業63年の老舗でした。
玄関扉のガラス越しに。

奥に素敵なシャンデリアが見えました。

素敵な建物なので、なんとか保存していただきたいですが…

後ろ姿も華麗。

煙突や軒周りの細部にも、施主の気持ちが行き届いているよう。

公式サイトにシェフやオーナーのコメントがありました。