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寄席メモリーズ4・5月 こんにちは信楽さん

4月

浅草 4月上席

上席5日間、伯山がトリ。
そんな折、子に「おばあちゃんちへ従姉妹とお泊まり」というイベントが入ったので、暇を持て余していたカミさんを引きずって夜の浅草へと向かう。

演目は「万両婿」。見るたびにバージョンアップして行く得意のネタに今日も爆笑と感動の高座だった。カミさんも無理やりだった割には気に入っていた。
なぜ僕がいつも少し無理をしてまで伯山を見に行くのかわかってもらえたと思う。

また、最後まで寄席を見たのはカミさん的には初めてだったので、「その日の主任に向けて盛り上げて行く」、とはどういうことなのか、肌で感じられたことは良かったとも言っていた。

小痴楽師匠の「両泥」も良かったし、萬橘師匠もフル回転で良かった。
ボーイズ先生が謎かけをお題を募っての即興でやっているのも初めて見られた。(できるんだ!と、びっくりした)

配偶者を誘って観に行くのにこれ以上は無い、完全な浅草演芸ホールの夜席だった。

 

「こしがらき」@亀戸梅屋敷

日曜日、京橋でやっていた「ヨシタケシンスケ展」を家族で見て充実したのち、僕だけ分かれて単独で亀戸に向かう。
柳亭信楽さんをどうしても観ておく必要があったからだ。

僕の勤務校では落語に関わる生徒活動を恒例行事として行なっていて、その講師に信楽さんが来てくださる段取りになっていた。生徒たちに信楽さんを紹介する前に、自分の目でしっかりとその芸を確かめておきたかったのだ。

 

 

信楽さんは気鋭の二ツ目さんで、ラジオ「小痴楽の楽屋ぞめき」やポッドキャスト「新ニッポンの話芸」で幾度かトークを聞いたことはあったが、落語を見るのは初めてだ。

若手新作派の中でも腕っこきの名演者だという噂なので、それなりに期待して行ったのだが、その芸は期待を大きく上回るものだった。

『イワヌマン』『腰痛』、ともに予想した展開が、予想以上の芸で返ってくる、リズムのいい楽しい話だった。信楽さんのような、腕のある新作派の演者さんに出会えるとやっぱり新作もいいなと素直に思ってしまう。
せっかくなので、信楽さんには「今度よろしくお願いいたします」と簡単にあいさつをさせていただいた。

そして翌々日、信楽さんによる落語指導が勤務校であったのだが、大成功であったことは言うまでもない。
小さいながらも初めて落語家さんに「エージェントを経由しないで仕事を依頼する」ことができたので、とても嬉しかった。


亀戸天神の藤棚が見頃だった

 

5月

浅草 5月上席

中学生の頃、堀切(葛飾区)に住んでいた友達のところへ九段から自転車で遊びに行ったことがある。
中学生の足には結構遠く、最後、荒川を渡る大きな橋でママチャリを担ぎ上げて階段を登るのにえらい苦労したな、という記憶がくっきりと残っている。
それっきり堀切には行くこともなく30年が過ぎたが、落語趣味に没入してから都内の東側地区をうろつくようになり、今また再訪のときかなと思って散歩に出かけた。


30年前に渡った橋の上から。

 

北千住から堀切、四ツ木向島→千束→浅草と3〜4時間ほど。区で言えば足立・葛飾台東区あたりの川沿いゾーンをうろうろしたのだが、感想として「江戸の境界ってやっぱり荒川なんだな」ということを感じた。

道幅の狭さや町並みの雰囲気が荒川を境に結構変わる。堀切のほうはもっと下町ぽいのかと思っていたが、わりとノンビリと住宅地が広がっていて、住むには心地よさそうだけど、物見遊山に来る感じではないなと思った。

最後、散歩のシメとして浅草演芸ホールへ。

昼トリの彦いち師匠から喬之助師匠まで。チケットが昔ながらの味のあるやつじゃなくなってて驚く。

最近行くのは芸協の寄席が多かったので、落協の浅草は久しぶり。久しぶりに見る雲助師匠も一朝師匠も、全部よかった。圓太郎師匠「祇園祭」は特によかった。

GW明けで客の入りは少ないのにチバテレビ「浅草お茶の間寄席」の収録が入っていて、ちょっと寂しそうだったから多めに笑い声を上げておいたが、「あなたの声はうるさいからオンエアでは全部ばっさりだよ」とカミさんは否定的である。

 

浅草 5月中席 昼の部「真打昇進披露興行」

続けざまに翌週も浅草。
行き過ぎという気もするが、行けないときにはどうやっても行けないので、悩んだら行っておく方がのちのち気が楽だと考えるようになった。

「翁そば」というそば屋が寄席の近くにあり、落語家のフリートークで出てくる定番の店なのだが、しょっちゅう不定休を取る店で、僕はこの店にもう1年以上も「本日臨時休業」でフラれ続けており、今度こそ!と向かった先週に閉店だったときは、もう一生、翁そばで食えないんじゃ無いかと軽く絶望した。

 

しかし、今日こそは久しぶりの営業日。
宮治師匠や昇也師匠が食べていた「冷やしたぬきギョク落とし」を満を持して注文することができた。

 

真打披露口上に伯山先生が並んでいるところを初めて見られたのが嬉しかった。鯉丸さんについては以前も伯山ラジオで触れていたので、その縁もあってなのだろうか。

談幸師匠は、前々から達者な方だな、おもしろいな、と思っていたのだが、この日の「寄合酒」はその印象をさらに深くさせてくれた。

まだまだ寄席には、行けば行った分だけ発見がある。月2回のペースをなんとか維持して頑張りたい。




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