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日比谷松本楼

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日本初の近代西洋式公園である日比谷公園

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開園は明治36年、「公園の父」と呼ばれた、本多静六(慶応2.7.2(陰暦)~27.1.29 林学者・造園家)によって造園されました。

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日比谷公園といえば、何といっても野音こと日比谷公園大音楽堂が有名ですが、公園の中ほどに佇む森のレストランといった風情の「日比谷松本楼」も、古くから人気のスポットです。

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開業は公園の開園と同じ明治36年。設計も公園と同じ本多静六によるものでした。

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夏目漱石(慶応3.15(陰暦)~大正5.12.9 小説家)高村光太郎(明治16.3.18~昭和31.4.2 彫刻家・画家・詩人)智恵子(明治719.5.20~昭和13.10.5 洋画家)松本清張(明治42.12.21~平成4.8.4 小説家)など、多くの文士も訪れた老舗洋食店です。

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漱石の小説「野分」( 明治40.1.1『ホトトギス』)には、中野君と高柳君が卒業祝い⁉の膳を囲みに、「松本楼」と思われる「公園の真中の西洋料理屋」へやって来る場面が描かれています。

 

「 (前略) ――姉さん、此フライは何だい。え?鮭か。こゝん所へ君、此オレンジの露をかけて見給へ」と青年は人差指と親指の間からちゆうと黄色い汁を鮭の皮の上へ落す。庭の面にはらはらと降る時雨の如く、すぐ油の中へ吸ひ込まれて仕舞つた。

「成程さうして食ふものか。僕は装飾に付いてるのかと思つた」

 

と鮭のフライにオレンジを搾って食している場面や、

 

「 (前略) 僕もやる気だ。一所にやらう。大に西洋料理でも食つて――そらビステキが来た。是で御仕舞だよ。君ビステキの生焼は消化がいゝつて云ふぜ。こいつはどうかな」と中野君は洋刀を揮つて厚切りの一片を中央から切断した。

「なある程、赤い。赤いよ君、見給へ。血が出るよ」

 

と、レアのビーフステーキを食べる場面が出てきます。

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現在「日比谷松本楼」のランチメニューには、この漱石の「野分」の場面に寄せたセットメニューがあり、中野君と高柳君も食した「ビステキ」を食べることができます。

そのランチセットには、「ビステキ」に加えクリームコロッケ、エビフライといったこちらも昔懐かしい洋食メニューがあってとても魅力的なのですが、私にはちょっとヘビーだったので、今回はカレーとハヤシライスの合いがけをいただきました。

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カレーやハヤシライスも昔からの人気メニュー。

モボ・モガ(モダンボーイ・モダンガール)の間では、「松本楼」で「カレーを食べてコーヒーを飲む」のがハイカラな事として流行していたのだそうです。 

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松本楼」のカレーは、9月25日に行われる「チャリティーカレー」でも有名です。

「日比谷松本楼」は、昭和46年の沖縄返還学生デモの放火により全焼しましたが、2年後の 昭和48年に、全国のファンの支援により再オープン。その感謝を込めて「10円チャリティーカレー」(現在は120円以上のようです)が始まったのだそうです。「チャリティーカレー」の日は毎年長蛇の列で、よくテレビのニュースにも出ていますね。

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松本楼」の隣にはとても大きな「首賭けイチョウ」。

元は日比谷交差点あたりににあったものを伐採寸前に、日比谷公園を造園した本多が自分の首を賭けてもといって移植したものなのだそうで、樹齢はなんと4~500年!幹回りは7mもあるのだそうです。

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日比谷公園は日本初の西洋式公園ではありますが、鶴の噴水と雲形池など、和の風情も取り入れられた公園。

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現在、大噴水と噴水広場、小音楽堂が改修工事中ですが、かつての面影をどうか残したまま改修をして欲しいなと思います。
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参考文献

漱石全集 第三巻』夏目金之助 1994.2.9 岩波書店

 

日比谷松本楼 日比谷本店

東京都千代田区日比谷公園1-2

☎0335031452

https://matsumotoro.co.jp

営業時間 11:00~21:00

定休日  年末年始

 

 

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