
「ミリオンダラー・ベイビー」を見た。
心に染みる素晴らしい映画だ。
クリント・イーストウッド監督の〝最高傑作〟と言われるだけある。
物語は、ボクシングの老トレーナーの下に弟子入りを志願する31歳の女が現れることから始まる。
最初は入門を断るが、女は諦めない。
その熱意にボクシングへの血が掻き立てられたのか、トレーナーを引き受ける。
女はトレーナーを〝ボス〟と呼び、プロボクサーとして歩み始める。
初試合には絹のガウンが用意され、リングネームは〝モクシュラ〟になる。
女の快進撃が始まる。世界各地の人々が〝モクシュラ〟の名を叫ぶ。
しかし、その幸せは長く続かなかった。
ラスベガスでの世界タイトルマッチで卑劣な相手から反則行為をされ、半身不随の身体にされてしまう。
女はボスに〝安楽死〟を頼む。
それが叶えられないと分かると、自ら舌を噛む…
それらの行為を見てきたボスは、彼女を安楽死させてやることを決意する。
最後の夜、ボスは〝モクシュラ〟の意味を告げ、彼女に口づけをする…
〝モクシュラ〟
モクシュラの目から涙が溢れ、頬をつたう…