
坂本龍一の遺作「僕はあと何回、満月を見るだろう」を読んだ。
DVDを見てたので、気付く事が多かった。
もし見てなかったら、分かりにくい文章もあったと思う。
反対にあの映像には、こういう意味があったのかと分かった事も多かった。
これは彼の遺書だろう。
本の中で彼は、“ガンと生きる“と語っている。
そして、自分の子供時代の事、両親の事、友人との事を語っていく。
病床からリモートで指導した東北ユースオーケストラとの事、雨の音が大好きな事、
娘の名前が美雨という事、本の表紙写真のボロボロのピアノ…
最期に向かって、交遊録と呼べる友人たちとの共作について多く語られて行く。
死に際し、自分のことを忘れられることを恐れるように…
大丈夫。
坂本龍一のことは皆憶えているよ、きっと…