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情報法の入門書

「IT法務」という言葉が少しずつ広がっているが,その実態はよくわからない*1


「IT弁護士」を名乗る人の中には,プロ責法に基づく削除請求等を主なドメインとしている人もいれば,それ以外にも,ソフトウェア開発委託にかかる契約,紛争を取り扱っていたり,最近では,データ,セキュリティに関する問題を取り扱う人もいる。


解説書は,基本的に法律単位で執筆されるので,IT法務の「教科書」的なものはあまりない。いくつか入門となるものを挙げるとすれば・・


小向太郎さんの情報法入門は,今年の3月に最近3版が出た。プライバシー,個人情報のところではベネッセ事件に言及されていたり,個人情報保護法の改正骨子案までは紹介されている。本書は,単なる法律の解説書ではなく,法律実務家ではないシンクタンクの方が書かれているところに特徴があり,情報政策についても丁寧に書かれている。


より一層,アカデミックに振るのであれば,



松井先生の「インターネットの憲法学」。昨年,初版から12年ぶりに改訂された。憲法学からの視点なので,「表現の自由」「わいせつ表現規制」「名誉棄損・プライバシー保護」などが中心となる。


実務的には,体系的ではないが,Q&A系が参照されることが多い。



(後者は私も一章「クラウド」を執筆担当している)


こうしてみると,IT法務分野は体系書がまだないなと感じる*2。以上,雑多な紹介まで。

*1:自分のプロフの先頭に書いているにもかかわらず・・

*2:体系書がないから,この分野を学びたい,という人には,経産省電子商取引及び情報財取引等に関する準則を読むことを勧めている。




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