以下の内容はhttps://mantropy.hatenablog.com/entry/2025/12/09/115706より取得しました。


【12/9】ナウシカ読んでみた

こんにちは。会員の海底砂漠です。

「復活」といえば、巨神兵ですよね。ですので本記事は、宮崎駿風の谷のナウシカ』読んでみた記事です!

面白かったかどうか。「深イイ」「う~ん」かでいえば「深イイ」であり、『爆笑レッドカーペット』風に言えば、とはいかずとも大笑でした!

・なぜ「深イイ」なのか

舞台設定。巨大な菌類の森のなかに、滅びた文明の残骸たる巨像たちが横たわっている――。この画を見せた時点で、ひとまずこの漫画は「勝ち確確定が確定」した*1と思いました。
この舞台設定から(そして、その後の展開の節々からも)感じられる「進撃のブレスオブザワイルド」感から、「ナウシカ」ワールドの影響力のデカさを悟らずにはおれません。

LCL発見

ナウシカ」の面白さは、とにかく設定の面白さだと思います。宮崎のオタク気質が発揮されていて楽しくなる要素がふんだんに込められています。いくつか例を挙げましょう。



「時間がない 種まきの季節になれば兵どもは畑を恋うて浮足立つ」
たしか高校のときの先生が「昔の戦争は農民を駆り出して戦わせたので、種まきや収穫の時期は戦闘をしなかった」と言ってた記憶があるような気がする。教養に裏打ちされたリアリティ。


「だが今は決闘の権利を留保する」「帯剣を認めよう」「感謝する」ここも面白いですよね。ヨーロッパにかつて存在した決闘の慣習を模したのでしょうか。どうであれ、一定の制度に基づいた決闘の慣習が存在しているという事実の匂わせが、「ナウシカ」ワールドにリアリティと広がりを感じさせます。


「われらはパンをわかつ兄弟なり 困難もわかちあおう」さっきの決闘の例もそうですが、全く味方同士でないような人間同士の間にも通用するマナーが存在している、っていうのが良いんですよね。現実世界にもこういうのありますよね。例えば、鎌倉時代以前の武士には、戦闘前に敵に対して名乗りを上げる慣習があり、名乗りの口上の間は攻撃してはならないというルールもあったそう*2。こういうルールって、「正々堂々とするべきだ」という価値観とか、人間として持つべき品格を重視する心を感じられてカッコいいですよね。というか、制度や慣習が存在しているということが、「ナウシカ」ワールドに生きる人々の歴史を感じさせて、作品に説得力を持たせるのかな。

でも、この漫画の美味しい部分って、舞台設定・世界観の作りこみ、と、ナウシカのラストシーンの選択だけかもしれないとも思います。

・なぜ、「」でなく「大笑」なのか

①まず、読むのがちょっと難しい。ストーリー上仕方ないですが、ナウシカがトルメキア、土鬼両方の陣営の内部に入っていく点(トルメキア内、土鬼内でも権力争いが行われていてややこしい)、登場人物がマスクや帽子を付けがちである点、画がゴチャついているときがある点、など読みづらくしている。しかしこれはさして大きな問題ではないかもしれません。

②主人公が魅力的でない。漫画版「ナウシカ」読んだ人間でキャラ人気ランキングやったら、ナウシカは5位くらいな気がする、マジで。

主人公の魅力は、作中での成長に存することが多いですが、ナウシカは成長しているか?ナウシカの成長は、第一巻のユパ様の手を貫いた時点から止まっていると思います。旅の中でナウシカもいろいろと世界を学び、仲間を増やすのですが(それも成長と呼ぶこともできるが)、ただし彼女自身のステータスは上昇しない。

元から完成されている

あと、これは完全に言い過ぎなのですが、ナウシカの表情は2種類しかない。それは、宮崎が描き分けられないからではなく、ナウシカがそういう表情しかしないから。

これはナウシカが正しいときの顔。ナウシカは作中を通じて大体の場面では正しいので、基本的にこの顔をしています(言い過ぎ)。

戦記ものの主人公なので仕方ないですが、ナウシカは、全編通じて辛気臭い顔をしているか慈悲深いかのどっちかの印象しかないんですよね。つまり、ナウシカというキャラの魅力を、母性一本で成り立たせようとしているせいなのか、魅力に欠ける印象がありました。逆にクシャナ、クロトワは内面にギャップを秘めていて良いキャラなのですが。

(「ナウシカ」あるある:飛行機が一回も給油しないので燃料切れしないか心配になる)



以上の内容はhttps://mantropy.hatenablog.com/entry/2025/12/09/115706より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14