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【12/13】あの頃めくった海賊版マンガ

自分の日本語力が足りないせいなのか、正直わからないけど、サークルのいろんな活動に対して「これどういうこと?」ってなることが多い。結果、自分の担当日が近づいてから「あ、ブログ書かなきゃいけないんだ!?」って気づくことになった。(でも、メモしてたおかげでギリギリ間に合いそう。ちなみに、私はブログを使ったことも、他の人のブログを見るようなインターネット時代を経験したこともないので、正直ちょっと驚きました。)

TOWERだよ。

また「留学生」ってテーマを持ち出すことになるんだけど、「忘却」ってテーマを見たとき、自分が過去に忘れたことについていろいろ考えた。ただ、もし全部忘れてたら何を書けばいいんだ?って思って、「忘却」を「忘れたくないことやモノ」って解釈することにした。
正直、このサークルに入ってから漫画を読む日がめっちゃ減った。多分、正に日本にいるからこそ、いつでも漫画を読めるけど、一方で、何かが『精神的なハードルを越えなきゃいけないこと』に変わると、つい逃げたくなっちゃう。(あと単純に日本にいる時間がまだ短いから、自分の好きな漫画を見つけるのが難しいってのもある。書店で新刊をチェックするたびに「なんだこのクソみたいな絵柄は……」ってなるのは本当にしんどい。ちょっと偏見入ってるけど、正直そう思っちゃう。)
だから、漫画っていうメディアに対する自分の情熱を思い出すために、中国で読んでた日本漫画の紙媒体の海賊版について書いてみようと思う。海賊版だけど、これが自分の成長を支えてくれたものだし、今でも実家の本棚に一部残ってるんだよね。時系列順で書いてみる!

小学校時代
 最初に読んだ漫画は日本のものじゃなかったけど、年を重ねたり街が発展したりして、小学校の近くの文房具屋に日本漫画の海賊版が出回るようになった。(当時、小学校の近くにはちゃんとした本屋がなくて、ちゃんとした本屋に行っても漫画は売ってなくて、絵本とかのほうが多かった。)
 文房具屋は、俺たち子どもがスマホンやボードゲーム以外でも楽しめるように、どこかの謎の出版社から海賊版の漫画を仕入れ始めた。でも当時、俺たち小学生の間でめっちゃ話題になったのは『黒執事』だった。そう、まさかの『黒執事』。王道の『ONE PIECE』とか『銀魂』、『NARUTO』じゃなくて、なぜか『黒執事』。理由は簡単で、その海賊版の『黒執事』には同人誌みたいな内容が挟まってて、最後の20ページくらいがいきなり主人公同士の激しい肉体的な描写だったんだよね。小学生にとっては衝撃的すぎて、めちゃくちゃ広まったんだと思う。

中学校時代
 中学校に入ると、漫画を読む時間が増えた。電子書籍で翻訳版を探して読む一方で、PLUS学校近くの本屋でも海賊版漫画を売っていた。その店の店主は俺にとってはまさに救世主みたいな存在だった。ほとんどの漫画は海賊版だったけど、店主はマジですごくて、俺が読みたい漫画を言うと、一ヶ月以内にそれを取り寄せてくれた。もしかしたら、彼はこっそり自分で印刷していたのかもしれないけど、結果的にそのおかげで、俺の本棚はほぼその店から買った海賊版漫画で埋まった。特に中村明日美子の作品、あと『バクマン』や『ラッキー☆スター』、そして『GANGSTA』など、当時すごく好きだった作品がたくさんあった。『進撃の巨人』も一整セット買ったけど、高校卒業時に全部捨ててしまった。なぜ海賊版を買っていたのかというと、やっぱり携帯で見るよりも紙の本が好きだったのと、コレクションの感覚があったから。でも今思うと、あの頃の海賊版を持っていたことは、ちょっと面白いアート活動にもなり得たかもしれないと思う。(いんちきおもちゃ大図鑑のように)


(中間に、なぜ自分が海賊版と正規版の違いをはっきりと見分けられるのかについて説明する。まず、印刷の質が違うからだ。海賊版の本は、正規版よりもサイズが小さいことが多く、また、変な著作権問題を避けるために、独自の表紙を作っていることもある。これが逆に、ちょっとしたアート的な価値があると感じることもある。ただの正規版の模倣だと(ちょっとつまらないけど)、出版社のロゴがずれていたり、紙の質が少し違ったりする。最も確実なのは、実際に自分で正規版を持っていることだ。ちなみに、簡体字版と繁体字版で表紙が違うことがあるので、買う前に調べておくといい。)

高校時代
 高校は個人的に思い出したくない時期だったから、漫画についての記憶もかなり薄れている。ただ、高校3年生の時には、台湾や香港で販売されている正規の翻訳版漫画をネットで買い始めていた。それ以前には、あの本屋の店主がどこで仕入れているのか知りたくて、地元の書籍の仕入れセンターに行ったりもしていた。でも、そこも漫画の取り扱いは少なく、しかも海賊版と正規版が混ざって売られていた。今思い返すと、そこで買った漫画はほぼ混ざり物だったな。

大学時代
大学に入ると、少し時間に余裕ができてまた漫画を読み始めた。きっかけはサークルで、ゲームのサークルだったけど、会長が時々正規の簡体字版漢化漫画をサークルで買ってきてくれていたことだ。ただ、俺はほとんどその漫画を読まなかった。漢化版の作品は既に読んだことがあるか、全然興味がなかったから。でも、間接的に紙の本の魅力を思い出させてくれたかな。懐かしくて、初中学時代に好きだった作品をまた読み始めた。『おやすみなさい、ブブ』や中村春菊の『放課後保健室』がその例だ。特に『おやすみなさい、ブブ』が好きで、繁体字版を注文したけど、それがまた海賊版だった。結局、その本の店と何度もやり取りして返金してもらおうとしたけど、最終的には自分でその代金を諦めることに。海賊版を大事にしていた時期から、今ではまったく興味がなくなった感情の変化が面白いなって思う。それでも、その時期に永田カビ、宮崎夏次郎、七野ワビセンなどの作家に夢中になって、日本のウェブサイトで漫画を注文するようになった。(日本語の勉強にもなったし、実際読むのはめっちゃ難しかったけど)

日本での現在
日本に来てから、海賊版漫画からはほとんど縁遠くなった。今帰国すると、正規の漢化漫画も中国の書店で見かけるようになったけど、最近は中国の書籍業界にかなり大きなストレスがかかっているから、好きだった書店も次々と閉店している。正直、この過程を整理してみて、今の日本漫画に対する寛容さが少しでも高くなればいいなと思っているけど(いや、やっぱりあんまり変わらないかも)。




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