以前、総務系の専門誌で見かけた「推し活休暇」という言葉を、実態の薄いネタかと思って読み流しましたが。一般のニュース記事にもありました。実在するとはちょっと驚きです。
「推し活休暇」でライブ遠征、動画配信サービスは会社負担… 企業が若手社員のプライベート充実を応援
◆普通の休暇もない 自分の就職1年目を思い出しました。もし当時からそんな休暇があったらなあ。私の最初の職場(銀行)では病欠や忌引き以外で休むなんて考えられず、有給休暇はほとんど捨てるのが当然でした。しかも貴重な週末を会社の行事でつぶされました。土曜日(半日仕事)の夕方から日曜日にかけて、社員旅行は半強制。記憶に埋もれたあの時の口惜しさが😤蘇りました。
◆推しは何人もいたのに 当時の私は、毎週日曜日の早朝放送されていた宝塚歌劇の番組を楽しみにしていたのです。早起きしてラジカセを用意して録音(ビデオはまだ持っていない)。忘れもしません。あの時は前の週に大地真央さん✨主演のDEAN(ジェームス・ディーン物語)の前半が放送され、その週には後半が放送されたのです。推し活で劇場まで行くなんて贅沢は言いません。ただ週に一度のテレビを見て楽しみ、保存版として録音したかった。なのに、そんなささやかな楽しみまで会社に奪われた!?

◆それが社会人 職場の宴会は嫌いでした。しかも新人だったので課長の隣に座ってお酌をさせられ、30歳過ぎの独身のオジサン(当時の私から見れば30歳はオッサン)とカラオケで銀恋(銀座の恋の物語)をデュエットさせられ、皆に囃し立てられました。嫌で嫌でとても席に戻る気になれず、トイレにこもって「DEAN😭見たかったのにぃぃ」と涙ぐみ、それでも「これが社会人というものだ」と考えて宴会場に戻りました。馬鹿馬鹿しい話です。今の私なら絶対社員旅行なんて欠席するのに。
◆数年前の私なら? 一方、もし数年前の私だったら。介護で有給休暇をとっくに使い切っていたころなら「そんなものより😡有給の介護休暇がほしい!」と思ったでしょう。年代によってはその方が喜ばれるかもしれません。でも若い人がほしい雇用対策なら、推し活休暇はウリになりそうです。
◆もし今なら? 推し活休暇もらえたら何をするかな。何十年もご無沙汰の宝塚を観てもいいし、2.5次元の舞台にも興味があります。冬ならフィギィアスケートもいいな。でもそれには、休暇だけでなく😓先立つものが必要なんですよね。