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義母が亡くなる直前のころ

 義両親はほぼ同じ時期に要介護状態になった。認定されたのは2015年ごろだったろうか。義父は緩やかな認知機能の衰えから始まり、義母は肉体の不具合から始まった(義母はギリギリまで頭はしっかりしていた)

最後のころは居場所も別々になってしまったので、本当は別々に書く方が本人の状況がわかりやすいかも知れない。でも主観は私(および夫)なので、なるべく時系列順に書いてきた。

 義母が亡くなったのは2018年11月18日で、その直前くらいのこと。私は夫の入退院やその他のトラブルで、なかなか義両親のところに行けなかった。自身も病人状態の夫が突発的に「行く!」という時に同行しただけ。

             

10月28日(日) 義父が入所した施設の所長さんから、いくつか許可を求める連絡をもらっていた。義父の通院と、夜中のみの拘束

なるべく拘束をしない方針の施設だった。でもおむつ替えのタイミングが合わないと、ヘルパーさんが替えに入る前に自分でおむつを外してしまう。そのため壁やベッドを汚してしまった。やむなくオーバーオールのような自分では脱げないパジャマを探すと提案してくれた。そういった配慮には感謝している。

通院についてもその後何度か連絡をくれたけれど、私は積極的に聞く余裕がなく記録も曖昧にしか残っていない。義父は入所前から糖尿病の持病があったのと、循環器の問題で足の指が壊死して2本の指を切断している。そのどちらかの件だったと思う。

 

11月17日(土) 義父の施設のケアマネージャーから連絡があった。(お腹の状態が悪いせいだったか?)おむつ替えの回数を増やす必要があるとのこと。

そうすると保険利用の限度額を超えて実費になる。月に1万円以上足が出てしまうとの予測を教えてくれた。でもかぶれて痛がっているのだから、おむつ替えの回数を増やすしかない。もちろん了承した。義父の年金を上回る支払額になるけれど、実家を売ったお金で払える。

義父は入所直後は夜中のおむつ替えを嫌がっていた。「ここはいい所だけど、あれは嫌だな」と。眠っているところを起こされるのだから当然だと思う。

でもヘルパーさんは決まった時間に施設を訪れ、契約のある入所者何人ものおむつ替えを順番に行う。(←何という大変な仕事!)その時間を個人の排泄に合わせることなど不可能。だから入ってもらう回数を増やすしかなかった。

 

 義母については先日書いた通り、11月10日に行った際にはかなり弱っていた。

 今回この日のことを思い出した。この日が義母と意思の疎通が出来る最後の機会になるとは思わなかった

そろそろ帰ろうかという時になって、たまたま私の携帯電話が鳴った。その場を離れて電話に出ると、どうでもいい保険屋さんからの確認だったので、手短かに済ませた。

その間に夫はもう病室を出て玄関に向かっていたので、夫の体が心配な私は急いで後を追った。義母には声もかけずに。

なぜあの時いつものように顔を見て「じゃあまた来ますね」と挨拶しなかったのだろう。もしかしたら何か言葉を交わせたかも知れないのに・・・・・

 保険屋さんを恨んでも始まらない。すでにいつどうなるかわからない人と会っていたのだから。私も夫も義母の最後に際しては油断してしまったと言える。




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