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はらはら舞う雪になって

昨日のブログで「ドリカムのSnowDanceでも聴こうかな」と書いたのを有言実行して、久しぶりに聴いた。

 

1900年代最後の夏は行って

思い出だけ食べて秋は過ぎて

 

…という歌詞を見て…あの曲、もう25年ほど前の歌なんだということに少し驚いた。

それが信じられないくらい、色褪せない素敵な曲だなと思った。

 

当時私は中学生だった。

 

ここ数日のように深々と雪が降る中、中学校の課外授業を受けるために、長靴で田んぼの畦道をせっせと歩いていた記憶。

曇り空で、空も地面も白くて、モノクロみたいな景色で。

今なら熊が出るから1人で歩くなと言われそうなほど、田んぼと林と畑ばかりの道を、決しておしゃれじゃないジャージにダッフルコートを羽織って、ゆっくりゆっくり歩く中学生の頃の自分の姿を、ぼんやり思い出した。

 

学校の中は暖かくて、正負の数の計算を解いて、部活をして、また外に出ると、一気に無音の世界になった。

もちろん車は通るし、人も全くいないわけじゃないのに、雪が深々と降っていると、不思議と街が静かに感じた。

 

一旦家に帰ったあとで、もう少し外に身を置きたくて、カバンを持ち替えてイヤホンをして外に出た。

その数年前に、確か、地域振興券(懐かしい…)を使って地元の電気屋で買ったウォークマン

そこに、ドリカムのSnowDanceのCDを突っ込んで、聴き終わるまで散歩してみた。

ド田舎の中学生なのに、何となく吉田美和になった気分で、PVみたいに道を歩いているような感じを味わったりして。

雪の中でくるくる回って、滑ってコケたりもして。

 

そんな妄想散歩は、親に見られたら絶対恥ずかしかったと思う。

でも、楽しかったし、あのときのモノクロな景色は、今も私の中にちゃんと残っていて、きれいだったな、って心に響いてくる。

 

そんな私の中学生時代を振り返ってみて…さらに思うことがあった。

 

今、我が家には現役中学生の長男がいる。小学生の次男も、来年は中学生になる。

彼らもまた、今現在進行形で心の中で色々考えながら日々を送っていることだろう。

 

20年以上経ってもなお、当時の記憶、経験、感覚は、今の私の一部としてきちんと生きている。

だから、子どもたちも、日々自分で考えて、自分で見て聞いて感じて…ということを大事にしてもらえたらと思う。

 




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