家では大雑把シングルマザーな私だが、一応、会社では中堅より少し上の立ち位置にいる。
最近新人教育を何度か任されるようになり、改めて自分の考えや振る舞いについて振り返ってみた。
何やかんやで入社15年目を過ぎ、自分が一番下っ端ではなくなった。
そうなると、誰かに何かを教える、あるいは、咎めるべき行動をしたときに叱るという必要性が定期的に出てくる。
それはエネルギーが必要で、必ずしも成功体験ばかりではない。
後輩や部下の中には、明らかに向こうに非があるのに言い返してくる人もいたし、何やかんやで最終的に会社を去っていった人もいる。
自分は一番口うるさい先輩なんじゃないかと、それまでに自分が誰かを叱った時のことをぼんやり思い返してみた。
- 香水の香りの感じ方には個人差があるから、思う存分楽しむのは休日にして、会社では少し控えめにしてくださいね。
- もしわからないことがあったら、思い込みや適当な答えをするより、一旦時間をもらって周りに相談してから判断してもらえると、あとで訂正する手間が減ります。自信がないまま答えず、遠慮なく聞いて下さい。
- 部署内では連携して仕事をしているので、何の用事であっても、だいたい30分以上自席を離れるときには、誰かに一声かけるようにしてくださいね。もちろんトイレとか水分補給などの短時間の休憩なら、その都度断らなくても大丈夫。
- 電話で自分の上司のことを「◯◯部長」「◯◯さん」とはビジネス上は呼びません。呼び捨てでお願いします。
- この書類を作るとき、3回連続同じ場所に添削を入れていますが、どうすれば間違わずに作れるようになると思いますか?
うーん。一応、筋は通っていた…のか?
羅列すると結構口うるさく感じるが、1日でこれらを全て同じ人に言っているわけではない。
それに、常に思っているのは、こちらが口を出すのは仕事のことだけで良いということ。
例えば、上の例なら「香水臭い」という事実から、「あなたはどういう神経してるんだ?」「嗅覚やばいんじゃない?」となると、その人の素質を責めることになるので、今話題のハラスメントになりかねない。
「会社」という場所において、来客もあるし周りにも人がいるという中で、仕事をするうえでは配慮が必要だ、あくまで仕事のためなのだという目線をブレずに持って伝えればいい。
どんなに仲良い雰囲気だとしても、言うべきところは言わないといけないとも思っているので、これからも「5W1H」「相手の仕事で必要な情報」「守ってほしいこと」に焦点を当てて、その人の人間性には踏み込まないで伝えていければと思う。
もちろん、何も言わずに全肯定!や、ひたすら黙認、関わらない!というのもやろうと思えばできるとは思うのだが…
無関心は無責任だ、と思うので、嫌われたっていいというスタンスで、働きかけを続けるよう心がけている。
そんな風に色々考えて接していても、仕事が辛くてやめてしまったり、「私はいままで上司をさん付けして怒られたことはありません!」と言い返してきたりする人たちというのは、「こ゚縁がなかった」のだと割り切ることにする。
…ただ、私は女性の割に声が低く、普段から明るいキャラクターではない。
そんな私が後輩に注意をすると若干怖いときもあるらしいので、そこは、こちらの伝え方をもっと上手くやる必要はありそうだ。
私は偉そうなことが言えるほど立派な社会人ではないと思うし、これからもまだまだ色々修行が必要だが、私が20代の頃、今なら色んなハラスメントになりうるであろうことをたくさん経験してきたからこそ、自分がその連鎖を止められるようにしたいなーと、思ってやまない、ただそれだけ。

少しだけアイスで自分をご機嫌にしつつ、また明日頑張る。