職場では飲み会が定期的に開催される。
私は2回に1回不参加だし、参加しても下戸なので車で行く(ハンドルキーパーをする)ので、シラフでみんなの話を聞く。
酔った人の話は話半分どころか話3割くらいで聞いているが、たまにそこに重要な本音も混ざるので、なるほどと思いながら聞き役に徹することが多い。
あとは、お酒を飲むと料理を食べない人が多いので、普通に夕飯を食べるようなノリで食事をとっていることも多い。
そういう場での話題は、こちらから振るときは少し気を使う。
同じ職場の人でも、どんなバックグラウンドを持っているのか、分からない人もいるからだ。
常に心がけるのは、大雑把に言えば
「相手のポリシーや変えられない要素には踏み込みすぎないこと」
「How about you?」(あなたはどうなの?)と返されたときに私が嫌じゃない質問
「出来るだけ目先の今の話題にすること」
…だろうか。
一番無難なのは、目の前の料理やお酒の話。
「嫌いなものはあるか?」とか、珍しい料理が出てきたら「食べたことはあるか?」とか。
逆に聞かれて返しやすく、話題が弾みやすい。
「どんなところが嫌いなの?」「私もです」など…こちらの持ち玉を多く持てる。
そして、苦手なものをさりげなく避けてあげるという小さな親切にも繋げられる。
「前回◯◯苦手っておっしゃってましたよね」とか言えれば、より良いが…あまりに記憶しすぎると怖がられる(笑)
自分のことを開示するなら
子ども
ゴマさん
のいずれか。
「もう中学生なんですよー」とか
「再来年は2人とも中学なんで学費とか心配でー」と言い、子育ての先輩がたにアドバイスを求めると、経験から色々なことを教わることができて心強い。
仕事のときは、やれ熱を出した、やれ行事だと休んで迷惑をかけることが多いので、それをお詫びしつつ、先人の知恵をもらえると、今後、今度は後輩に同じ事ができそうなので、参考にする。
ゴマさんに関しては画像を見せると、どこへ行ってもアイドルで嬉しい。
しかし、画像を見すぎると会いたくなり帰りたくなるデメリットもある。
シラフゆえの立ち回りも少し考える。
それは、悪酔いした人により、話題を変な方に持っていかれそうになったときの軌道修正である。
冬頃の飲み会で、新婚の同僚が一時期複数人いたのだが…ちょっとお酒が入りすぎたのか、話題が「妊活」「婚活」になり、かなりディープな話題になりつつあった。
婚活に関しては、まだ独身な人にマッチングアプリを強く勧めようとしたり、妊活の方は子どもの作り方に深入りしようとしたり…という感じだった。
そういうときに、「まあまあ、色んな考えもあるし」「◯◯さんってば飲みすぎましたかー?」「それ以上ディープな妊活の話は19時台は早いから家でよろしくですー」と適当にいなして、適当に話題を変えてみたり「お水飲みますか?」と勧めてみたりする。
もしくは他の席から誰かを呼んで、切り口を変えるとか、食べ物残さないで帰りましょうよ、というとか。
こういう立ち位置にも、気づけば社会人経験が15年を超えて、大分慣れたものだな、と思う。
これは、これまでの飲み会経験の中で、山程嫌な思いをしてきたからこその処世術。
シラフのやつが飲み会にいると冷める、という人も一定数いるらしいのだけれど、家に帰ってから気疲れして「あんな集まり行くんじゃなかった」と思うのはもったいない。
どうせ行くなら楽しみたいじゃない、楽しめないのに時間だけ奪われるよりは、どうにか楽しむ策を考えてみよう、というのが、いつも思うことなのだ。

帰りが遅いと怒るゴマさんのことを思うと、ちょっとソワソワするのも、本音だが。