
体調を崩しかけた昨日。
最近少しマシだったのに、昨日は血圧が下がり(一時は84-52になってしまった)、「もう動けません」状態に一度なったが、昼ごはんを食べたあとはどうにか持ち直し、仕事をした。
おそらく津波注意報の解除で、ホッとしたのだと思う。
水曜日の津波警報には参った。
ちょうど職場の事務所は出張が重なりいつもより人がいなかった。
さらに悪いことに退職者も出て、本当に人が少ない日だった。
そこに沿岸の取引先から来た津波警報関連の色んな電話。
その時点で出ていたのは津波注意報だったが、マグニチュードの大きさから考えたら、おそらく津波警報に、下手すると大津波警報に切り替わるのではないかと感覚的に思った。
おそらく大なり小なり津波は来る
空振りもしくは小さな津波ならそれでも良いから、逃げる
その前提で動かないと。
しかし岩手は広い。
久慈から陸前高田まで、同じように困って電話してくる先はきっとたくさんある。
そうなると長引くし、今の人手でどうにかするのが厳しい。
しかし事務所に人はいない。
そこで、日頃から付き合いのある、内陸の別な取引先へ連絡したら、馴染みのある担当さんが出た。
今起きていること、少し先のこと、もし津波が大したことなくて避難指示が解除になったらその後に考えられる問題など…調べたいのだけれど協力していただけないでしょうか、とお願いしてみた。
さらに今回は、「たまたま人手が少なく、答えても答えても電話が鳴り止まなくて困っているので、可能な範囲で良いから力を貸していただけないか」と直球で事情を話した。
本来なら身内の事情など言うべきではないかもしれないと思ったけれど、有事なのに仕事が上手く機能しないよりはずっとマシだと思ったからだ。
そうしたら、その取引先で調べられることを調べて、色々と情報を教えてくれただけでなく、津波が落ち着くまで、と、さらに別な業者さんにも連絡をしてくれて、すぐに動ける人を増やして待機していてくれた。
その結果、沿岸の取引先は無事に一時避難できたし、避難中の対応も出来たし、その後の営業再開もほぼ滞りなく出来た。
それらの対応に協力してくださった取引先の方々にお礼を言ったら…
「普段からまー(※名字)さんにはお世話になっていいる。今まで困ったとき、何回も何回も助けられている。こういうとき協力しないなんてありえない。何事もなく日常に戻れて良かった。今後も何かあればいつでも連絡もらえれば、今回みたいにできることは何でもするから、遠慮なく言って。」
…要約するとこのような趣旨のメールや電話をいただいた。
…涙が出た。
渦中にいる間驚くほど冷静だったが、本当は怖いなと思っていたからだ。
今回、幸いにも東日本大震災のような津波は来なかったけれど、あのときと同じなら、対応が遅れていたら沿岸の取引先の人たちは下手すると津波に巻き込まれてしまう可能性があった。
一方で、津波がなく営業再開するとして、現地の人が困らないように、何が出来るのか、ほぼ1人で考えて、周りを動かすのは不安だった。
そういうときに手を貸してくれた取引先の方々が、いつもの私の仕事ぶりを評価してくれていて、「まーさんだから手を貸したい」と思ってくれていたということが、嬉しくて仕方なかった。
自分の仕事など、取るに足らないことだと思っていたけれど、実はどこかで誰かの助けになっていて、それを形やことばで知ることは、泣けるくらい嬉しいだなぁ、と、感激してしまった。
結局その翌日だった昨日、気が抜けて、あまり役に立たない感じになっていたが、休みでまた充電して、次の仕事から、また出来ることを頑張ろうと思う。