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ゴマさんのこと

我が家のねっこ、ゴマさんのはなし。

 

もともと野良猫からの保護猫からの我が家猫なので、最初はマンソンやサナダムシなどの寄生虫がお腹にいたのを、根気強く駆虫して、やっと根絶できた。

また寄生虫がお腹に住まれても困るので、完全室内飼いにしている。

 

そんなわけで、平日昼間は各々学校や仕事へ行くので、割とゴマさんにとっては留守番タイムになりがちである。

 

それでも決まった時間にご飯をあげるためと、何かあった時の防犯用、ついでに子どもたちの見守り用に、我が家には給餌機能つきのペットカメラを設置している。

 

スマホのアプリと連動していて、それを立ち上げて会社から昼休みにゴマさんに餌をあげるわけだが…

 

ご飯のボタンを押すと、チャラチャラと音がして、ドライフードが定量お皿に出される。

その音を聞きつけて、ゴマさんはカメラの画角に入ってくるわけなのだが…

いつもなら誰かがいてご飯を出してくれるはずなのに、ご飯だけが出てくるからか、何だか少し警戒気味で、おそるおそるお皿に近づいてくる。

そのとき、何度も周りを振り返り、窓の外も見つつ、でも、誰もいない、となると、釈然としない表情のまま、ご飯を食べ始める。

 

カメラを取り付けた当初は、ご飯が出てくればとにかく猛ダッシュで、何も考えず食べている様子だったのだが…

我が家の生活が長くなるにつれ、ちょっと警戒気味になっていた。

 

逆じゃないのー?慣れたらバクバク食べるんじゃないのー?と息子たちは言うが、おそらく、「慣れたから」こその行動なのかなぁと思う。

 

以前なら、帰宅して声をかけても「あら、帰ってきたのね」みたいな塩対応だったのだが…

 

最近は帰宅すると「うにゃぁぁぁ〜」「ほにゃぁぁ〜」とゴロゴロ鳴きながら近づいてきて、足元でごろりんとお腹を見せてくれる。

 

出かける素振りをすると「え、いなくなるの…」「そうなの…」といわんばかりに、こちらをじぃーっと見る。玄関を出ると窓際に来て姿を追いかける。

 

その素振りをみる限り、ゴマさんサイドで、前よりは「家族」として認めてくれたのかもしれない。

 

だから、無人なのに餌が出てくると、「え?誰かいるの?帰ってきたの?」と探すようになったのかもしれない。

 

その変化が可愛い一方でちょっと切なくなる。

今すぐ帰ってなでてあげたい!と思ってしまう。

 

手荒だがにぎやかな我が家を、気に入ってくれていたら良いのだけれど。

 

猫風邪でかなり弱っていたのを助けてもらえて、生きていたからこその今。

ご縁に感謝だ。

 


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出かける間際、私のスリッパを占拠してにゃーにゃー言うのを見たときは、可愛いから仕事なんてほったらかしてずっと一緒にいるよぅぅ!と言いたくなってしまったのだが、それだと本末転倒だ。

仕事しておまんまを食べさせてやるからねぇーと声をかける。

 

 

それに、何よりも、ゴマさんは猫である。

家にいるときは、基本的には気ままな単独行動なので、あまり絡まない。

それでも大事に思える、思われるような、ほどよい距離感が大切だ。

 


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さて。もうすぐ午後の仕事だが…

帰宅したらまずはゴマさんの頭をグリグリ撫でて、顎の下をゴロゴロしてやって、またたびスナックひと粒だけあげて、最近毛が抜けまくるのでコロコロをかけて…と、してやりたいことを考える。

 

遊ぶのは息子たちにお任せして、爪切りやブラッシングをしてやろうかな。

 

まったく、可愛い家族で相棒である。

 




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