近くのホームセンターで、枯れかけてほぼタダ同然の値引きになっている苗があった。
すでに葉も萎れかけ、何の花かの名前タグもかすれて読めなかった。唯一分かるのは70円ということだけ。
長男にせがまれ、私も何となく気になって買って家の鉢に植えておいたら、一月ほど経った昨日、花が咲いた。

茶色味かかってしおれつつあった葉っぱの真ん中から出てきていた緑の葉が成長してぷりぷりになり、ピンク色に白い縁取りの花がポンポン咲いていた。
思いがけない回復力に、嬉しくなった。
レウィシアという花のようだ。
きれいな花を咲かせられて良かった。
息子曰く「あのまま枯れて捨てられるの、何かどうしても嫌だった」そうなのだ。
手のかけ方次第で結果の出方が変わるのは、人も植物も同じ。
私のような手荒な母さんから育てられた息子たちは…果たしてどうなるやら。
なるようにしかならないので、出来ることをやるのみ、なのだが。
なかなか答えが出ない人間の子育てもそれはそれでチャレンジングで面白いが、愛情をかけたらかけた分だけ返ってくる植物を育てるのも、楽しい。
本当はもっと手広く色々育てたいけれど、余裕がなくなり手がかけられなくなると、自己嫌悪に陥ってしまう。
だから、今は、いま、目が届く範囲で花やハーブを育てるくらいがちょうどよいのだと思う。