キャリアプラトーという単語を、仕事の合間に読んだ本でたまたま耳にした。
プラトー…高校時代の倫理の授業で聞いたような気がする。
改めて意味を調べたら「上でもない下でもない、ちょうど階段の踊り場のような感じで、『停滞』の比喩で使うことがある」らしい。
つまり、「キャリアプラトー」は「今後のキャリアで、今以上に上へいく可能性が低い状況」を指すのだそうだ。
ちょうど今、何となく自分に対して今の仕事で思う感覚が近いかもしれないと思った。
新卒で入った会社に勤めて15年以上が過ぎ、その間に産休、育休を2度とり、一応、ほぼ最年少で昇進して中間管理職になり…。
一見して順風満帆にも見える。
が。
透明だが防弾ガラスかよというくらいに強い男尊女卑かつ年功序列な職場の風潮は、多分今後も変わらないだろう。
女性管理職はいるのだが、私がなりたい上司像とは違うから、手本にはしない。
今でこそコンプライアンスが整備されたが、つい最近までひどかったのだ。
入社当初は25歳になる年の正月に「そろそろ売れ残りのクリスマスケーキだぞ」と揶揄され、
1人目の産休育休から復帰したら「次の妊娠のときは企画書を作り上司決裁を取れ」
2人目の産休から復帰したら「3人目を作ったら席はないと思ったほうがいい」
…これを、定年間近の人だけでなく、現在40代半ばの人も言っていたのだ。
まぁ、平成だったし。
しかたない。
何故やめなかったかというと、奨学金を返すためで、自立するため。
親になってからは、子どもたちを食わせていくためで、離婚しても食っていけるため。
結果、今に至るわけだが。
40歳を過ぎると途端に転職の門は狭まる。
しかし残ると、上が渋滞していて、性別も相まって多分踊り場で立ち往生しそう。
今年39歳になる私、果たして、どうする?
無理に転職を焦る気はない。
けれど、夢は持ちたい。
自分にできることは?
自分の力は?
どう生きたい?
問い続ける日々。
ほんとにほんとは、ずーっと昔から、祖父の農業継ぎたかったし、今もすべて放り出して何か好きなことして良いと言われたら、新規就農してみたい。
ずーっとくすぶっている夢だ。
祖父の土地は親世代でどうにかするから、私も私でどうにか周りを巻き込みながら、いつかはやってみたいなぁと思う。
夢見るのは自由!
ね、ゴマさん?

かごに入ったら出られなくなったのでそのまま佇むゴマさんと過ごす夜。