
朝目覚めたら、顔を見下ろしている白黒の影。
…ぬぅぅぅ…
ちょっとホラー。
彼(ゴマ)が来る理由はただ1つ、空腹なのですが…私や子どもたちが眠っている間に強引に起こしには来ません。
私が目を覚ましてモゾモゾしだすと、スッと枕元へやってきます。それまでは、足元や窓辺で丸くなって寝ていたり、外を見ていたり。
思ったよりも、紳士だなぁ、と思います。
枕元に来ると「にゃぅ…」「ゴロゴロロ…」とスリスリしてきて可愛いのですが、その可愛さにかまけてナデナデして準備をモタモタしていると「んミャぁぁぁ」とだんだん強めのトーンになっていくので、さじ加減が大切です。
税金や借金の督促か何かのようです、猫さん。
だんだん、キツめの言い回しになっていく、みたいな。
私は一応きちんと納税してローンも返済しているので督促を受けたことは無いのですが、仕事柄少しそういう知識はあるので、やはり約束は守らないといけないな、と思うわけです。
話は飛びますが、夕べ見た夢のこと。
我が家のゴマが亡くなって、ものすごくしょんぼりする夢でした。
帰ってきても窓辺で待っていてくれない、名前を呼んでも返事がないことに、悲しくて悲しくて途方に暮れる夢でした。
たった半年しか一緒にいないのに、しっかり家族だなぁ、と思うと同時に、昨年夏に22歳でお空へ帰った実家のハチワレ猫、まめのことを思い出しました。
母は「私、猫なんか好きじゃないの!仕方なく飼ってるの!」と言いつつも、毎日毎日、体の具合を見て、声をかけてご飯をあげて、食べ終わるまで見守っていました。
20歳を過ぎてから体調を崩したまめに、母は何で人より医療費かかるの!!介護なんてイヤ!と言いながらも、やはり食事に気を配り、氷点下に冷え込む日は湯たんぽを用意して、たくさんたくさん愛情をかけていたのでした。
まめが去ったあと、母は時々夜に、見知らぬおじいさんの夢を見る、あと、たまに気配がするのと言っていますが、それって「まめ」なんじゃないかな、と思っていました。
大切な時間、つながり、愛情のやりとり。
夢の中なのに、そんなやり取りを思い出し、私も同じだなぁー、としみじみしていたら目が覚めて、首を上げたら、窓辺から「しゅたっ」と音がして、前の日と同じように「ぬううぅ…」と顔をのぞき込む白黒の影。
頭をグリグリ撫でてひとしきりゴロゴロいうゴマさんの感触を楽しんでいたら、「はよメシよこせ」とにゃうにゃう鳴かれたので、そこからはいつもの朝になりました。
何となく、いつもよりたくさん抱っこしてから仕事に行きました。
縁あって我が家へやってきたゴマさんから伝わる気持ちが嬉しい今日このごろ。
永遠ではないけれど、永遠じゃないからこそ、まずは目の前の1日1日、一緒にいられる幸せを味わっていけたらと…月並みだけど、そう思います。