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「オイアウエ漂流記」(新潮文庫)


→ 「愛しの座敷わらし」(上・下)
→ 「さよなら、そしてこんにちは」
→ 「サニーサイド・エッグ」
→ 「千年樹」
→ 「四度目の氷河期」
→ 「あの日にドライブ」
→ 「押入れのちよ」
→ 「ママの狙撃銃」
→ 「さよならバースディ」
→ 「メリーゴーランド」
→ 「明日の記憶」
→ 「噂」
→ 「コールドゲーム」
→ 「母恋旅烏」
→ 「ハードボイルド・エッグ」
→ 「ユニバーサル広告社」シリーズ
→ 「神様からひと言」
→ 「僕たちの戦争」
→ 荻原浩プチマイブーム



→ 「荻原浩」の検索結果一覧 - 旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】跡地



 

なかなか直木賞がとれない、
私の大好きな作家、
荻原浩さんの久しぶりの文庫新刊です。








「漂流記」なんて代物は、ガキの自分から、
ロビンソン・クルーソーだのジョン万次郎だの、
様々な小説や映画を腐るほどに読み観て参りました。
最近では「東京島」なんてのがあったね。
しかし、そこはやはりこれ「荻原浩節」ですよ。
笑いと涙に包まれる傑作でした。



四人のリゾート開発会社社員と、その得意先の若副社長。
新婚旅行の夫婦、戦友慰霊の老人とその孫。
そして謎の外国人。。。
この十人がトンガの先のラウラ諸島を目指し、
小型旅客機が墜落・不時着し、救命ボートが、
無人島に漂流するというストーリー。
女性が二名。老人と少年の他には男性が六人という構成ですから、
多くの三文小説では、性と暴力へと展開することか予想されます。



ところが、どっこい。
そんな表現はほとんど必要最低限。
荻原さんならではのお得意の「会社」に対する考え。
人はなぜ、なんの為に生きるのか。
他の生を奪い、人が生きる意味。
シー・シェパードへ対するチクリとした風刺。。。
とってもとても盛り沢山。
そしていつも通りに、子供が最高にかわいい。




そう人間は生きているというだけで、
それだけで凄いことなんだ。
僕たちは、文明という過保護な中に生かされているので、
生きる意味を考えたりとか、
前に進もう、成長しよう、敵に勝とうと、余計な雑念に苦しんでる。
でもその前に、文明を作り出してくれた先人や、
自分の生をつなぐ為に犠牲になった生に対して感謝して、
ただただ生きなくっちゃね。
・・・そんなことを考えさせられた小説でした。




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