パズル界の最先端メディア「次ニコ」で毎年開催されている「ペンシルパズル・オブ・ザ・イヤー」。先日7/4に結果発表がにぎにぎしく開催された(https://tsuginiko.com/20250704/10640/)のは記憶に新しいところですね。
わたくしも毎年、なるべく参加しているのですが、今年は家庭の事情で立て込んでおり、投票できませんでした。と、いうことに、発表されてから気付きました。
いやあ残念でした、で済ませてもいいんですが、「このパズルは良いね!」を発表するのは特に本家の場でなくてもいいか、と、思ったので、ここで書くことにします。
本家と同様、推薦コメントはネタばれを多分に含む場合もあります。また、わたくしは「なんかいいよね!」での推薦なので、あんまり公平な言語化はご期待なさいませぬようお願いいたします。
ではさっそく参りましょう。
おうちで数独・推理パズルvol.7
○推理パズル11番(p.56) 作●ふーなんとかさん
・パズルとしての解かれ方が独特なところも、もちろん魅力です。が、それに加えて、ヒントの表示形式として、登場人物それぞれの特色を出せるのが素晴らしい。こういうのは2番目にトライする人も重要ですので、どなたか試みてはいかがでしょうか。
○推理パズル7番(p.49) 作●望月幸治
○推理パズル13番(p.60) 作●湾狼子
・項目がそれぞれ独立しているのではなく、「A、B、C、AとB、AとC、AとBとC」みたいな組み合わせで実現されています。初出ではないでしょうが、一つの冊子に2問掲載があるのは印象的ですね、と思って挙げました。様々なカテゴライズが自然に実現できますよね。推理パズルをちょっと複雑にする手法が共有されるといいなーなどと思うのです。
パズル通信ニコリ187号
○タイポグラフィック・クロス(p.28) 作●やなやつひろし
・動きを感じさせる、にぎやかなタイポグラフィーが見ていて楽しい作品です。枠いっぱいに活字が展開しているのもそれだけでウキウキしますね。余白が少ないのはパズルそのものというより、ニコリさんの実装次第という気もしますが。
おうちで数独・推理パズルvol.8
○推理パズル13(p.60) 作●CareleSmith
・設定を十全に活用した結果だと思いますが、ヒント文の簡潔さが印象的ですね。推理パズルには慣れていないけど、これならちょっとトライしてみようかしら、と、思ってくれる方も期待できるのでは。ぱっと見の多様性って大事ですよね。
パズル通信ニコリ188号
○月々のおすすめ本(p.34) 作●はいカード優さん
・実在の本のタイトルを並べて、しかも、パズルとして自然に処理されているところがとてもニクい。解いた後に改めて眺めなおして、作者のセレクトを味わうのもステキなものです。
パズル通信ニコリ189号
○ぬりてん1~3(p.96) 作●sekka
・オモパはどの回もどの作品も語りどころが多いですが、対象期間内で印象的だったものとしてこれを。みんなで発展させるというオモパの方針とは少し方向が違うかもしれませんが、小学校の算数ドリルの巻末にありそうな雰囲気が好きなのです。
○推理パズル3(p.106) 作●けーえぬわい
・大きなサイズの問題ですが、掛け合いの楽しさで進行が軽快に感じられてとてもステキです。シチュエーションを語りで利用しつくそうというスタンスが良い。
ということで以上。参加することに意義があるのです。
次回は忘れずに本家に参加できるような、穏やかな日々であると嬉しいなあ……