- lie述語の "lie" の意味とか由来を自然言語ベースでこだわっていた人がいた。言霊信仰。
- 「集合の要素とモノイドの要素は違う、あるいは、モノイドは要素を持てないのではないか?」 -- これはある意味正しいというか鋭い指摘。ほんとは、モノイドの台集合の要素。
- 写像の一部が単射であることから、その写像は単射と結論付ける人がいた。
- 単元集合とその要素は「同じだと思っていた」 -- 無理もないが。
- 線形写像と行列は「同じだと思っていた」 -- 無理もないが。
- アトムの存在を大多数の人が信じている -- 無理もないが。
- 僕は、アトムの代わりに個体〈individual〉を使っているが、個体を実在物だと誤認する -- 結局アトムに戻る。個体は心理的実在(人が採用する心的態度)のつもりなのだが。
- 一般に、対象化〈objectification(政治的意味はない)〉/レイフィケーションは難しい。同様に、脱対象化=脱レイフィケーション=メタ持ち上げ〈meta lift〉も難しい。メタレベル-オブジェクトレベルの移行が、主に心理的実在だからだろう。
- 一般に、集合論的なドリルダウンとドリルアップが難しい。これも心理的実在。
- 構造物の構成素とパート〈部分構造〉の区別が難しい。
- 構造物のパート〈部分構造〉と、台集合の部分集合上への誘導構造の区別が難しい。どちらも「部分〈sub〉」という言葉を使うせいもある。群の部分である部分群と、モノイドの部分構造としての半群の違い。ベキ集合の包含階層と関係するか、圏達と忘却関手達の階層となるか。
対策としては:
- アトム信仰の信仰放棄と改宗
- ドリルダウン=ズームイン、 ドリルアップ=ズームアウト の練習
- 対象化としてのカプセル化、ブラックボックス化、レイフィケーション の練習
- 構成素抽出、パート抽出 の実行
- 固有名〈リテラル名〉、一般名、構成素役割り名、不定名(変数、未知数、定数)の区別
- 習慣・規約〈コンベンション〉相対主義の徹底。“好み”と“決め”からはじまる。