パトレイバー話は長引く。
今見ると面白いのは荒川の分かりやすい女性蔑視。持参したビデオテープを南雲隊長に女性と言う理由でセットさせる。この3人でビデオ画像を見る時も意地悪しているかのようにどかないんですよ。荒川は権威主義で特車二課の人間をかなり下に見ているというのもわかりやすい。何しろ彼は自分の話が聞き流… pic.twitter.com/eLFyogWtZU
— 路児矢 無庵 (@zonaha) March 25, 2026
路児矢 無庵
@zonaha
今見ると面白いのは荒川の分かりやすい女性蔑視。持参したビデオテープを南雲隊長に女性と言う理由でセットさせる。この3人でビデオ画像を見る時も意地悪しているかのようにどかないんですよ。
荒川は権威主義で特車二課の人間をかなり下に見ているというのもわかりやすい。何しろ彼は自分の話が聞き流されるのが嫌いなので、ちょくちょく後藤隊長に怒るのだが、後藤隊長は計算尽くで聞いていないふりをして全部聞いている。
そうすることで荒川の会話の中にある違和感を焙りだして、本音を垂れ流すのを待っている。
中盤以降に気分が良くなった荒川はおそらく柘植が言いそうなことまで吐きだしてしまう。
間違い。
— べちか (@10chf) 2026年3月26日
荒川→ボタンだらけのプレイヤーを見てかたまる(よその設備を勝手に触れない)
後藤→機械音痴でわからないので南雲を見る
南雲→まったく…
荒川の「お願いできますか」はテレビの方を見たまま言ってる。南雲に頼んでない。
押井監督自身による小説版PAT2 TOKYO WAR によれば荒川、後藤、共に機械音痴で操作出来るのが南雲さんしかいなかったからで女性蔑視ではなかったような https://t.co/m5OZn9hMuE
— 6°=5°AM (@darakunosiryou) 2026年3月25日
この中年二人が機械音痴なのは小説で明らかにされてる。
— 完璧聖女化した駄犬ちゃん (@fatliardog) 2026年3月26日
女性蔑視とかじゃなく単純に時代に着いていけてない。
それに南雲が柘植と不倫関係にあったことは荒川は当然知ってる。だから荒川は南雲が柘植の組織について知っていないかと警戒してる。できるだけ会話は避けてるんだよ。 https://t.co/i9rh4fBiyw
荒川も後藤隊長もデッキを操作できないからですよ。そもそも荒川の性格からして場の主導権を握るプレイヤーの操作をそんな理由で他人に任せない。南雲隊長を下に見ているのはそうだろうと思うけど。 https://t.co/mOq8FT3MCS
— ももすけ a.k.a. かかし (@Vogelscheuche) 2026年3月26日
このシーンはシンプルに機械音痴のポンコツおじ二人としっかり者の南雲さんという描写かなと思うけど、水路での「やはり女か」は荒川の女性観が滲み出てる。
— zizi (@zimmad_zimmad) 2026年3月27日
ただあの台詞は、柘植に対して "やはり女に接触したか" なのか、南雲に対して "やはり警察官としてではなく女であることを選んだか"… https://t.co/9MQMCst6R9
胡散臭い怪人然として登場したのにボタンの多いビデオデッキの前で固まってしまう男、使えないおっさん2人にため息を付きつつビデオを操作する女性、というシーンが「女性という理由でアゴで使ってる! 女性蔑視! 」に書き換えられる現場を見せてもらった。 https://t.co/K8xAurJFdM pic.twitter.com/jTDqh6yzuI
— ask (@whirlpool) 2026年3月26日
この話、ちょっと面白いのは、時代の中で意味が反転してること。
たとえば「家同士が話し合って決めたお見合いの結婚じゃなくて、町で偶然知り合ってお互いが好きになった恋愛結婚だなんて!体裁が悪いわ」
とか
「資格を持って、働いてお給料をもらう『職業婦人』になりたいですって?我が家からそんな娘ができたら、恥ずかしくて顔向けできませんよ!」
みたいに、時代によって意味が「正反対」ぐらいになっちゃって、それで話がややこしくなってる、ってこと。
今の人には本当に何を言ってるのか分からないと思うが、私が中高生くらいまでのドラマとか漫画とか小説では「女性はテレビとか音楽聴くステレオコンポとか一人で組み立てられないので彼氏とか男性家族に頼む」みたいな描写が当たり前にあったんですよね。昔読んでた漫画をKindleで再読してて思い出した
— 橙⚡️ (@_0ranssi_) March 28, 2026
自分が学生のころ(平成のはじめくらい)にも、いわゆる「配線処理担当」の男子がおりました…。
— なにがし。 (@9zCRvvD3JAPY3PK) 2026年3月28日
メッシー、アッシー、つなぐ君。 https://t.co/9K4scW2IKG
— カメラのロッコー ペンタコンシックス始めカメラ修理お受けします。 (@rokkoo2013) 2026年3月29日
上にあるような前提があるから、逆に「反転するとギャグになる」もあるんですよね。
可愛い若い女性が家事全くダメ、目突きの鋭くてガタイのデカい悪そうなやつが家事全般おまかせで、そこに依存する→ギャグになる、みたいな。
kuragebunch.com
しかし…上の作品も2020年代前半に大ヒットしたから、ちょっと困るんだけど(笑)、あれやヤクザまでトッピングしたからな。
男が家事して女性が家事ダメ、それが反転させた売りになる、はまあーーーー、そろそろ、耐用年数が切れかけ……がはじまってる、んじゃないかな。
m-dojo.hatenadiary.com
「未婚の母」や「授かり婚(結婚の前に妊娠がある)」も、過去作品の前提条件がいろいろ「?」になったりも。
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たとえばこの「焼いてるふたり」、マッチングアプリで結婚したことを秘密にしたがっていた、という設定だったが、これもすぐに時代が追い付いて追い越すだろうな、感が最初からしてた。
いまはどうだろうな。
第53話 ずっと言えなかったこと


それと同じで
渋い切れ者中年「男性」が、機械の前でビデオ再生の操作もできずに困り顔、その場にいた「女性」があきれながら、代表してビデオ機器を操作するーーーってのは、「通常のステロタイプを反転したシチュエーション」ちょっと笑いを誘う場だったのだけど、
おそらく、喜ばしいことにその通常、前提自体が衰えていった……
その結果、1990年代当時にそのステロタイプを打破するのに効果があっただろう描写に、非難の目が向けられるというね。
そういうことは、確かにありそうな気がします。
また、もっと一般化すると、その時、その場で、ある人物がその役目を行うことが「身分、地位、権力関係の象徴」であることもあれば「能力、技能、資格的に、その人物がやるのが最適解だから」やっている、もある。
最近、たとえば漫画の中で料理を担当する人、掃除を担当する人……なども
どっちで区分すべきか難しくなってるよな。

