※価格は2026年2月15日現在
「世界の歴史」…全巻120円!
「日本の歴史」も…全巻117円!!
学研に限らず、学習歴史漫画は何度も改訂されていく。学問的にも絵柄的にも洗練されていくだろう。
これはかなり古い版です。懐かしさを感じる人もいるだろうけど、もちろん今の絵柄でもない。
果たして、ノスタルジーだけが取り柄の作品か??否!!!
まず「世界の歴史」の方だけ論じるが、事実だけ伝える。
描いてるのは「ムロタニ・ツネ象」だ。
…これだけで本来は驚きひれ伏してもらうべきだが、今のもやしっこは知らないか。
しょうがない。過去記事を転載しておこう。














なぜ、歴史研究が進んで正確になった今のものとは別に「ムロタニツネ象の歴史漫画」を勧めるのか?
……勢いの赴くまま、貼り付け過ぎてしまった。
10年も前になるか、当時興味の赴くまま、紙版のこの本を、資料として押さえるためにパシャパシャと撮影したものだった。
それは、そうやって保存したいほど、情報が多いからだ。それは歴史の「逸話」や「伝説」の類として。
そもそもこの辺の面白過ぎる挿話は、物語としてはともかく史実として本当にあったか、といわれれば「・・・??」だし、もっと言えば、仮に事実だとしても些末に過ぎる。大学入試には出てこない。
だけど!!だからこそ、知っておく、覚えておく、そして今回「電書として手元に置く」価値があるのよ。
サムネイルにも選んだけど、
アメリカが合衆国憲法をまとめる時、侃々諤々の大論争と利害調整で、成立・批准が危ぶまれたものの、やっと成立した時、
フランクリンが、ワシントンの座っていた議長席の椅子に彫られた太陽の彫刻を指さして「あれが朝日か、夕日かハラハラしていましたよ!やっぱり、昇る朝日だったんですね!!」
あるいは
アレキサンドロスが、広大な土地を征服後「われは神の子である」と宣言した時、かつての戦場での激闘を知る友人が「この手で敵軍が迫る危機から救った君が、我が妹が乳母を務め、その乳をのんだ君がなぜ神の子なんだ。英雄の前王・フィリポスの子で何が悪い?」と問いかけ、それが逆鱗に触れて処刑された……
……こういう話を、本当か伝説かを別にして、知りたくないかい? そして、こういう話を知るには、いま、最先端最新の監修を受けた学習漫画より、ちょっとゆるい、ムロタニ・ツネ象先生流の語りがなされた、この電書こそがふさわしい。
上の画像は、だいたい、そういう視点で自分が保存したいと思って撮影したものだ。
だが、限りがあったそんなやり方で集めたものが、これから電書として引用がしやすくなる。感無量。
なお、「日本の歴史」の方は複数の漫画家が巻を手分けして執筆している。ムロタニ氏は数巻を担当している(だけ)なので注意。
さらに「学研まんが人物日本史」も117円!!!ムロタニ・ツネ象の描いたやつだけ買おうかな…
あと、個人的に昔読んだやつがあるんだ



太田じろうって人の作品、悪くないんだよ。
今知ったこんな、福沢諭吉に関する新刊情報
「演説」なるものが、舶来のおしゃれで最先端のエンタメとして持ち込まれ、ふつうに人気があったらしいんだけど、それを持ち込んだのが明六社だった…って理解でいいのかな。(たとえば同じように西洋文明を輸入しようとしたトルコや清でもそうだったんだろうか…)https://t.co/5mKXuBojkC
— Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) (@gryphonjapan) February 14, 2026
「演説」は福沢が明六社で始めたのが本邦嚆矢ということになっていますね。トルコは未詳ですが、清朝では梁啓超が日本の演説流行を見て「西洋化ということで我が国にも学校や新聞はできたけど演説は無いなあ」(大意)と嘆いています。 https://t.co/702akBHsDM
— 河野有理 (@konoy541) February 15, 2026
面白い逸話を有難うございます。偶然、学研のかなり古い伝記漫画、歴史漫画を100円台で売る電書セールが始まったのですがhttps://t.co/PBkVnFLsIw
— Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) (@gryphonjapan) 2026年2月16日
そこの「福沢諭吉」に、明六社の演説場面もありました。これを参考資料に中公新書@chukoshinsho「明六社」読ませて頂きます。https://t.co/5U1W0RNu0b pic.twitter.com/Sx6Vq4rMSd
自分は「明六社」のことを断片的にしか知らないけど、その情報では「トキワ荘」や1980年代のオタク運動やバンド活動などを連想するのよね(無茶だ)。自分達が最先端の面白いことをやってるぞ!広めるぞ!周囲に反発されてもやる!という高揚感や熱狂、或いは自己満足…そこがはたから見て楽しい。 pic.twitter.com/rWqvM7lOjy
— Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) (@gryphonjapan) 2026年2月16日
森有礼、西村茂樹、西周、加藤弘之、中村正直、福澤諭吉ら錚々たる顔触れが集った知的結社・明六社。
本書は、彼らの議論を通して、明治の思想を描き出す。政体、宗教、社会などに関するビジョンや論点を照らし、その内実を照らす試み。
■目 次■
はしがき
序 章 明治六年の東京物語
土佐の少年、備中の中年女性/論争の海へ/活動のはじまり/「啓蒙」というレッテル第1章 「ふたり」をつくる/「みんな」をつくる――森有礼と西村茂樹
公私での苦難/後の華麗なキャリア/「哲学的な論争者」という可能性/「妻妾論」への誤解/森の論点/理想の夫婦という秩序/妾と養子/家と血筋をめぐって/「妻妾論」の実践とその帰結/藩の人/「賊」と「民」/「転換説」/「政府与人民異利害論」――「民権」と漸進主義という二つの焦点/「不平の気」と議会制――明治の保守主義の先駆者/「一身にして二生」/「道徳会」の構想/「なかま」としての社会へコラム①歴史と革命―― 箕作「兄弟」
血縁なき二人/麟祥と翻訳/秋坪と教育第2章 「国のかたち」をつくる、「国」を開く――西周と津田真道
升子の不安/西周の鬱屈/「大君のモナルキ」と「改革之機」/学者職分論論争/応用哲学のこころみ/情実・秘密・愛敵/料理と国学/歴史意識と国家論――「日本国総制度」と徳川合衆国/公議所での活躍/「文明」と欲望を捉える/自由貿易という論点/それぞれの議論のスタイルと政策論/それぞれの死コラム②統計と国家――杉亨二
苦学からの立身出世/統治と為政者への関心/歴史とデータ第3章 「宗教」をめぐって――加藤弘之と中村正直
近代日本初のアンチ・フェミニスト?/学者貴族としてのプライド/蕃書調所・開成所/国権論と国富論/民選議員論争/国家と宗教 「米国政教」/女子師範学校での一光景/江戸のメリトクラシー/『西国立志編』/『自由之理』/政治と道徳/論争好きの加藤、争わない中村コラム③紙幣と市場――神田孝平
明六社「通信員」・神田孝平/金融財政政策と議会論/陸奥宗光と異なる歩み第4章 演説する/翻訳する 福澤諭吉と阪谷素
暗殺の季節/『自伝』の沈黙と「大君のモナルキ」/手段としての明六社/営業戦略としての論争/議論への不信/久坂玄瑞との思い出/旅と漢詩/「孔孟の道」の延長線/欲望と気力/儒者から見た政治/会議・公論/演説・翻訳/「自由」のエネルギー/その後終 章 「社会」とは何か
「概括力」/竹越三叉とコペル君のまなざし/明治八年の停刊/勝海舟と福澤諭吉の対面/「交際」という理念後書き
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参考文献
略年表
これまた別の作者のやつで、これも子供の頃読んだ